Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

葛飾北斎の謎々~ 講談/遠山の金さん 徐々に上級編

2016-12-13 18:36:36 | 

吉原格子先之図

三女/お栄(画号は応為)天才北斎に匹敵するほどの筆力。
この灯りの陰影の素晴らしさは応為の特徴。
お栄は吉原の遊郭によく足を運び、遊女を描いた。
お栄の描く遊女は美しく、優雅で繊細な指を持つ。
残念ながら、お栄の描いた沢山の絵はほとんど残っていない…

60代のお栄さん


◇江戸事情◇


花のお江戸は260年とチョット、日常がゆったりと流れ退屈。
仕事がなくても、<かかあ>がいなくとも、、
大家が仕事やお見合いなんぞを世話してくれたりと、ええ塩梅のぬるま湯の日々。
庶民も武士も平和過ぎて、喧嘩や火事となると目の色を変えて見物。

実は、物凄く驚いたことがある。
268年間で
江戸は513回大火災に遭っている。

一年に二回くらいの割合なので、
江戸に住んでいれば、火に見舞われない人はいなかった。
生まれも育ちも江戸っ子なんぞは、
生家もご近所も次々燃えちゃって、懐かし~い風景は皆無、、

そんな中で一人。
火の洗礼を受けなかっ人がいた。
江戸の天才絵師<葛飾北斎>だ。


◇葛飾北斎のナゾ。。。。◇

北斎は常々
<自分が火事に見舞われないのは、火除けの絵を描いたからだ>
と言ってたらしい。

ところがどっこい
北斎75歳の時、娘お栄ともども一文無しになる。
実は一度だけ大火に遭い、持ち出したのは絵筆のみ。

常人と違うのは、
落ち込む様子もなく
どんな状況下でも絵を描き続けた。
浮世絵・漫画・春画・挿絵なんでもござれ!
三万点描いたとも云われる。。

そして北斎は健康そのもの。
当時の江戸時代の男の平均身長は155センチ。
北斎は180センチと云うと、福山雅治とほぼ同じ…

35歳で北斎を名乗るが、
江戸中にその名が轟く。
写真もない時代なので、顔は分からない。

余談だが
講談で、
北斎と遠山金四郎景元(遠山の金さん)の出会いの面白話しがある。

北斎が絵を描こうと、ある風景に目を止める。
そこに桶の枠を風景に当てはめて眺める子供が…

北斎が絵を描いてると、その子供が
「おじさん うめえ~なぁ
でも江戸には北斎ってすごい絵師がいるんだぜ!
おいらも絵描きになりてぇが
才がないのさ
だから こうやって絵に見立てて眺めるんだ」

この数年後、偶然にも青年金四郎が武士の姿で現れる。
武士として生きていくことを北斎に告げる。

またその何十年後、
北斎の絵が質素倹約に合わない、けしからん!とお白州に。
そこで遠山奉行と北斎がまた再会。
北斎はお咎めなし。。となるお話し。

北斎がどれだけ有名人だったか分かるお話しだった。



90歳で亡くなるが、
昔の年寄のように腰も曲がることなく、健脚。
80代で益々画力が研ぎ澄まされ、成熟期に入る。
北斎にとって90歳での死の訪れは無念であり、
100歳まで生きるのが願いだった。。

間際の言葉に残した無念は、
「あと5年で本物の絵が描けたのに…」
長屋に住み、
贅沢をするわけでもなく、
ただ本物の絵が描きたくて、その結果三万点にも及んだのだろう。

もしあと5年、、10年生きたとしたら、、
どんな絵を描いたのだろう。
生きることに執着出来るのは、本当にやりたいことがあるから。
北斎の人生を辿っていくと、北斎がどんどん好きになる。

そして「すみだ北斎美術館」に辿り着いた。


江戸の中心である隅田界隈を生涯で93回引っ越すが、
火事に遭ったのが一回というのは奇跡に近い話だと思う。

そしてまた一つの奇跡が起こる。。



いつもコメントありがとうございます<(_ _)>
ハッとするコメントもあり、読ませていただくのが愉しみデス🎵
ドシドシお寄せ下さいね。待ってま~す!

人気ブログランキングへ←ランキングに参加してます(-ω-)/応援クリックのポチ🎵は励みになります。読んでくれてありがとう~~( *´艸`)
ジャンル:
ウェブログ
コメント (5)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 両国に江戸ブーム到来!江戸... | トップ | 事実は小説より奇なり!葛飾... »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (tempo1078)
2016-12-13 20:49:17
北斎と
遠山の金さんとの
話しは面白かった。

ドラマにでも
したいくらい。
Unknown (小豆ママ)
2016-12-13 20:58:56
とても興味深いお話でした。
北斎のこと、よくわかりました。
江戸のお話、とても面白いですね。
庶民文化が栄えた背景が
わかりやすく書かれていて
私でも理解できます。。。
これからの記事も楽しみにしております♪
Unknown (足穂)
2016-12-14 19:20:44
いつも、拝見しております。
いい絵、コメント、よかったです。
絵を見てれば、モネとかマネとかは、真っ青でしょうね。

北斎美術館には、お栄の蝋人形がいるそうですが、見に行かない。
 杉浦日向子の、応為がいいですね。

初コメント (tonnko)
2016-12-22 21:43:08
浮世絵は学生の頃から好きでした。
時々覗かせて頂いていましたが、思い切ってコメントを買いています。

大学時代の教授が、浮き世を好みわたしも感化されました。
これからも楽しみに見させて頂きたいと思います。
はじめまして(^^) (はる)
2016-12-24 07:28:07
江戸時代の話し、江戸の話しがとても好きですから
楽しく読んで、楽しく学ばせて貰っています。
画狂老人葛飾は絵も人物も魅力的で強く惹かれます。

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。