グミたんの日記帳

やあ。御無沙汰してたけど元気にしてる?

第七章「人間」④

2017-01-08 01:10:10 | 僕の人生小説
ある日、家に電話がかかってきた。
担任からで「明日の修学旅行の説明をしたいから来て欲しい」とのことだった。

結局行かずに下校が終わった後に行くことにした。皆の顔が見たくなかったからだ。

周りは暗くなる頃、俺は職員室に足を踏み入れた。どの先生も「久しぶり」と言うが俺は無視をした。

担任と会い「なんで学校に来ないのか」と聞かれた。それに続いて「あいつらのことだろ」と言われた。前にもそのメンバーのことで話したことがあるからだ。
そしてその担任は俺にこう言った。それはとても信じられない言葉で俺は怒りを感じた。一語一語覚えている。

「あいつらも悪気があって言っているわけじゃないから許してやれ」

こう言ったのだ。

はぁ?悪気が無くて悪口が出るってお前教師なのに何意味分からないこと抜かしてるの?馬鹿なこと言ってるとド突くぞまじで。と思ったが抑えて修学旅行の説明を聞いた。
どうやら俺は班長になったらしいがそんなこと怒りでどうでもよかった。


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