ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

モーテル(motel)って、何? 自転車で旅するニュージーランド

2016年11月12日 | 自転車の旅 海外

モー、
ねえねえ、
ニュージーランドのモーテルって、
どんなところ?

アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド。
ハイウェイ沿いに、モーテル。

いかにもモータリゼーションな響きではある。

日本でも昭和の頃にそういう名のものがあった。
日本国民の品格に関わるというので「死語化」されたが、アレとはもちろん違う。

日本の感覚ならば、
ビジネスホテル
が、いちばん近い。

利用者も、旅行者よりはむしろ、地元の人。
工事のおじさん達なんかがよく利用している。

オーストラリアのモーテルも、ニュージーランドのモーテルも、ほぼ同じだが、
ひとつ決定的な違いがある。
それは、
ニュージーランドのモーテルには、
「キッチンがある」
ということだと思う。

オーストラリアのモーテルには、
キッチンはなかった。

たぶん「ニュージーランドならでは!」だと思う。

では、
代表的なモーテルをみてみよう。

ピンキリなのだが、
宿泊費はだいたい、一泊6000円〜15000円。
部屋代なので一人で泊まっても二人で泊まっても同じ。一人だと高く感じるが、二人ならかなり割安感がある。

ワンルームから、寝室が別にある1LDK、2LDK、3LDKといろいろ種類がある。
ワンルームはSTUDIOスチゥーディオと呼び、
以下、1ベッドルーム、2ベッドルームと続く。

なんといっても、その特徴は、

暮らすように泊まれる

ということにあるだろう。

平均的なモーテルのユニット前にて

GOREの町外れのモーテル。
ここは8000円だった。
ひとりでも8000円、二人でも8000円だ。

リビング。

平均的で平凡なkiwiリビングだ。

ベッドルーム。

大抵は、クイーンサイズが一台どーん!と、あるだけ。

平均的なバス・トイレ・洗面。


シャワーだけ。
まず、バスタブはないと思って間違いない。

台所。

小さなテーブルつき。平均的なキッチンだ。

冷蔵庫にはミルク。

チェックインのときに貰える。
電子レンジは必ずある。

食器棚。

必要最小限の食器類、それから充分なコーヒー紅茶が備わる。

引き出しには、



必要なあれこれ小物が揃う。

流し台の下には、

鍋など。

そして、コンロはオーブンつき。

これで完璧な自炊ができるだろ?

僕は自炊派なので、モーテルをよく使う。

若い頃はカネがなかったし、
カネがないので世の中に拗ねていた。
貧乏旅行=カッコよくて、
こういうところに泊まるのは堕落だと思っていたから、随分と大人になったもんだと思う。

モーテルに泊まれば、

完璧な自炊ができ、
その日の着衣を洗面所で手洗いして干しておけば翌日着られる。
WIFI使い放題。sky見放題。
疲労は回復するし、荷物はミニマム化できるし、
部屋は完全なプライベートだから、格好は自由だし、暖かいし、イビキOKだし、だいいち治安がいい。

経験上、
結局は高くつかない
ということを知ってしまった。
これも経験値かなと思ってる。

モーテルにチャリで乗り付けても問題はない。

インバーカーギルにて。

よくドイツ人自転車野郎に遭う。

手前、山小屋マシン。奥はドイツ車。
ラムズデンにて

ところで、
オーストラリア・ニュージーランドでは、
HOTELとは、酒場を指すこともあるので注意しよう。
部屋は、あったり、なかったりする。

いわゆるPUBのことだ。

ただし、パブには酔っ払いのために宿泊が併設されていることも多い。
それらは個室だが台所はなく、バストイレは共同。酒場のフロア直結で、かなり賑やかではある。
女性の一人旅にはとても勧められない。

まあ、話のネタにはなるだろう。
映画みたいで、悪くないものだ。

宿は、バックパッカーやYHAばかりではない。
キャンプ場のキャビンも楽しいし、
モーテルもなかなかいい。
たまには、リゾートホテルもいいだろう。

だから旅は楽しい。





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