ぐーちゃん、トレッキング、ベランダ・ガーデニング

ぐーちゃん:数件お隣さん家のにゃん
トレッキング:近くの山へ日帰りで
ベランダ・ガーデニング:花、花、花

早めの夏休み:蔵王熊野岳コマクサ鑑賞コース

2017年07月26日 | トレッキング
先々週末、相棒の早めの夏休みで蔵王に行きました。短めのトレッキング旅行です。

翌日から雨という予報で、一日目も3時間半の移動の後、歩きました。右下の赤い線です。




金曜日の10時半過ぎ、蔵王ロープウェイの駐車場は空いていました。




トレッキングシューズに履き替え、コンビニで買ったお握りを持って、山麓駅(855m)から出発です。




樹氷高原駅(1,331m)で、小さめのゴンドラに乗りかえます。




乗っている間は10分ほどですが、ロープウェイはすれ違いが楽しいですね。




山麓駅からのゴンドラで一緒だった保育園の方々と再会しました 




カラッとした青空の下、歩き始めます。




地蔵山からワサ小屋跡をたどり、熊野岳避難小屋あたりまで行く予定です。




いい具合に雲が出てきました。雲一つない晴天より、青い空に白い雲が好きです。




7月の山歩きの楽しみは高山植物。ハクサンチドリに会えました。




石がきれいに敷き詰められた、ゆるやかな道を登っていきます。




歩き始めて15分ほどで、地蔵山です。




後ろを振り返ると、保育園の方々は、三宝荒神山を歩いているようですね。




このところ、蒸し暑い毎日なので、カラッとした礫地歩きが懐かしい……。




整備された石の道をひたすら辿っていきます。




大好きな木道歩きとなりました(^^)




じわ~っと、白い雲が広がっています。




相棒に撮られていました。




写真を撮りながら40分、「ワサ小屋跡」に着きました。




ワサ小屋跡からもこんな道。




歩いている間は、ひたすら白い雲を楽しみました。




足元のハクサンチドリも見てあげなくちゃ、ね。








相棒が撮った白い花




登りやすい石の階段になりました。




ウラジロヨウラクの大木です。




「オノエラン」。白い花は、なかなかきれいに撮れません。




ここを登りきれば、と思いますが……




雲ばかり眺めていて、なかなか進みません。相棒はどこまで行ったのでしょうね 




私を待っている間に、相棒もお花撮り。「アオノツガザクラ」かな?




「イワカガミだよ!」なんて教えてくれました。7月にイワカガミ、気温が低いんですね~




またまた白ボケの「オノエラン」。




白い雲はきれいですが……




トンボの大群が飛んでいて、ちょっと不気味です。




1時間25分かかって、熊野岳避難小屋に到着。トンボがすごいです~




避難小屋の向こうに見えるのが「御釜」。途中で地元の男性に「御釜は見ていってね」と言われました。




初日から歩きたかった訳は、こちら。コマクサです。立派な株ですね。




ゴソゴソと匍匐前進し、可憐に咲く株を探します。




別な幼稚園の方々がやってきました。元気だね~。




コマクサの花は、株ごとに色合いが違います。




私が「コマクサ」撮りをしている間、相棒は幼稚園の方々を撮っていました。後姿もかわいいですね。




名前の由来は、姿が馬の顔に似ているからだそうですが、こちらが一番「駒」らしいかな?




15分ほど遊んでしまいましたが、相棒に怒られないうちに、山に別れを告げましょう。




下りは、幼稚園の方々と一緒です。運動靴でもころばず、元気に走り降りていきます。




おばさんは、またハクサンチドリにひっかかります。




相棒は、幼稚園の方々と一緒に待っていてくれました。




往きにもみかけた追悼碑。雪山で遭難した若者を偲んで、友人一同が建てたもののようでした。




人数の多い幼稚園で、歩くのは速いけど、ときどき全員揃うまで待っています。




幼稚園児にお別れして歩き始めます。こちらは、山姥。コワイですね~




往きに歩いたのは左の道。帰りは、右に行きました。




ほどなく、木道歩きとなりました!




「ガンコウラン」かな?




シャクナゲもきれいです。花の中に「ホシ」がありますね。




木道をトントンと下り……




下り始めて小一時間、地蔵山頂駅に戻りました。山頂駅付近にあるお地蔵様です。

1775年の建立で、麓の庄屋で跡継ぎが幼くして没したことから、男子の長命を祈願して建てられたそうな。

蔵王山は、遭難者が絶えなかったのが、お地蔵様が祭られてから不思議と遭難者が減り、お参りすると

願いごとがかなうことなどから、年ごとに信仰者がふえ、山まで「地蔵」の名がついたそうです。




山頂駅(1,661m)付近のシャクナゲ。まだ蕾でした。




お昼休憩をいれて3時間で避難小屋まで往復し、山頂駅から麓に帰りました。




朝は早く目が覚める夫婦ですが、7時前に家を出て3時間半の移動。天気を考えて初日から歩くことに決め、

途中のコンビニでお握りとお茶を買って、歩きました。長時間の移動後のトレッキングでしたが、

お天気に恵まれ、お目当ての花たちにも出会えて、せわしいながらも自然の恵みを楽しんだ日でした。
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弥彦山裏参道

2017年07月13日 | トレッキング
まだ7月も前半というのに、毎日暑いですね^^;; みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

暑かった先週末、クーラーの中に隠れているよりはと、朝早くから弥彦山に出かけました。

シーサイドラインを走り、西生寺近くの登山者駐車場に車を停め、西生寺まで歩きました。




お寺でトイレを拝借し、御本堂にお参り。こちらは、寺務所で御本堂ではありません。




7時20分、寺務所の脇から歩き始めます。




寺務所の裏手のお墓の左手に向かうと、登山道になり……




こんな森の中にはいっていきます。




裏参道を西生寺から登ると、最初はこんな階段。足の短い私達にはキビシイ登りです 




こんな楽なところもありますが、階段登りは何度か出てきます。




25分で旧道出合。




しばらく、森の中の楽な道が続きます。




西生寺から30分、山頂まで、およそ三分の一を歩いたようです。




間もなく、アスファルトの林道を横切り、階段を登って、登山道に戻ります。




このへんの勾配登りが、蒸し暑くて修行のようでした^^;;




勾配登りを約10分、ここが「ムササビの宿」と呼ばれるあたりのようです。




こんな道を歩いていると、野鳥がきれいな声で鳴き、ひとときの涼を感じました。




この階段を登りきれば、「能登見平」です!




西生寺から1時間で、能登見平に到着。西生寺から時計周りに、「うぐいす谷」を通ってきました。




能登見平のあたりは、ここは一般車は進入禁止ですが、付近に停められるようでした。




スカイライン脇の登山道を歩いていると、スカイラインをトレランの人が登っていきます。お疲れさま!




砂利道には、数日前の大雨が勢いよく流れ落ちたのか、深い溝ができています。




その先は、道の真ん中が溝になっていました。水の勢い、恐るべし、です。




能登見平から30分弱で、海が見えるベンチです。ちょっとザックをおろし、背中の汗を飛ばします。




この日は、夏らしく、海は少し霞んでいました。




この後、登山道の溝は深くなり、周りの傾斜も少し崩れていて、さらに歩きにくくなりました。




斜めになって溝に落ちそうな道は、それでも5分もしないで終わったようです。




森の中の日陰にはいって、ホッとひといき。




日本テレコムのアンテナを過ぎ、最後の登りです。




海の見えるベンチから20分、山頂のパラボラアンテナが見えました!




西生寺から1時間55分で、山頂です!




奥の院のご御神廟にお参りします。鳥居の向こうにパラボラアンテナという光景が大好き♪




山頂からも、海は霞んでいました。やっぱり、海を眺めるには冬の方がいいですね(^^)




陽射しがきついので、御神廟の日陰でパラボラアンテナと石碑を眺めながらお握りを食べました。




山頂からの眺め、多宝山と麓の田んぼです。




下り始めて、相棒が撮ったアジサイ




ほどなく、往きにも眺めた妻戸山分岐。左に行くと、登ったり下ったりが厳しい道になります。




往きに休憩した海が見えるベンチ。下りの方がもっと大変で、真ん中の溝の中を歩きました^^;;




真ん中が深く掘れた砂利道は、難儀しました。




30分ちょっとで、能登見平に到着。いつも「西生寺まで30分」の表示に喜ぶのですが……




往きと同じ看板。表参道は、南側の緑色の麓から赤い道を北に向かって登ります。

裏参道は、西生寺から歩く緑の道と、八枚沢から妻戸尾根を歩く赤い道があります。




往きと同じ分岐がありますが、裏参道は一人で歩いたことがなく、「右? 左?」とか聞いています^^;;






下り始めて1時間半。この後は、ほとんど平坦な道というところに、標識の看板があります。




数年前、ここで山ガールのようなお母さんと中学生の男の子に会いました。まだ仲良く歩いているでしょうか。




結局、下りも1時間半ほどかかって、登り口の駐車場に。朝は一番乗りでしたが、車が増えていました。




この日、私が歩きたかったのは妻戸尾根。相棒にまかせておいたら、西生寺からの登りになりました。

数年前、6月に妻戸尾根を歩いたことがありますが、私は帰って梅干しを塩漬けにしようとさっさと歩き快調。

相棒は仕事でお疲れで、登り下りの多い尾根に苦労したらしく、「もう歩きたくない」そうで……。

この日は、朝から結構気温が高く蒸し暑かったのと、大雨の後の週末で滑りやすい下りに苦労しました。

帰りは、お気に入りのホテル飛鳥のお風呂で汗を流し、さっさと家に帰って、クーラーの中でお茶タイム。

九州北部の土砂災害で避難していらっしゃる皆様のことを考えると、「暑い」などと言うとバチがあたります。

一日も早く水が引き、流木なども片付き、水道が使えるになり、今後の暮らしのメドが立つことをお祈りいたします。

なにもお力になれませんが、ほんのわずかばかり、被災された皆様への支援をさせていただくつもりです。

続いて起こる地震に大雨、神さま、そろそろ平穏な日々を与えてくださるよう、お願いいたします。
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