先週、相棒は関西に出張、私は勝手に京都で山歩きをしていました。東京駅から京都駅に向かい、東福寺で乗り換えて出町柳へ。
出町柳駅で比叡山延暦寺入山きっぷを買い、叡山電車で八瀬比叡山口に向かいます。
八瀬比叡山口で、ケーブルに乗り換えますが、乗り場がわからないので人に付いていくことに。
途中の池では、鴨が二羽、シンクロの練習中。朝ごはんの最中ですね。
乗換えの余裕は10分ほどありますが、車も通るような坂をしばらく登っていきます。
あら、恐れていたことが! 修学旅行生たちです^^;;
ありがたいことに、一般のお客さんの列は別になっていて、ほどなく改札が始まりました。
予想に反してちゃんと座れて、出発時間まで、のんきに窓からネコなんか撮っています^^;;
年配の男性が乗ってきて、席を譲ろうとしましたが、「ここがいい!」と下向きの階段に腰掛けました。眺めがいいのでしょう。
ケーブルの終点で、ロープウェイに乗り換えます。乗換えが多いので、通しで乗れる切符を買ってあります。
ロープウェイの終点、比叡山頂駅に着いたところの景色。さっさと行かないと、バスに乗り遅れるぞ~ バス停まで5分はあります。
比叡山頂からシャトルバスに乗り、終点の横川(よがわ)で降りました。あとは歩くだけです
ちなみに「入山きっぷ」は途中の「延暦寺バスセンター」までなので、差額の650円を払いました。高いなぁ……
本当は早く歩き始めたいけど、せっかくなので、横川中堂(よがわちゅうどう)も拝観しましょう。
こちらが、横川中堂です。紅葉の季節は、いっそう美しいでしょうね。
横川中堂からさらに奥にはいり、元三大師堂へ。この近くを境内の工事車が通っていて、のんびりとは歩けません。
こちらは、箸塚弁才天。こういった小さくて渋い神社が好きです。今日の安全をお願いし、お賽銭をあげました。
元にもどって、元三大師堂の入口です。さきほどは、記念写真を撮る方がいらしたので、後で撮りました。
さきほどとは違う道で、横川中堂に戻れるようです。
あら、ニョイスミレちゃん! この間はツボスミレと書きましたが、別名のようです。
30分ほどで、横川中堂に帰ってきました。さて、横川のバスターミナルに戻りましょう。
横川中堂の拝観券売り場で、登り口を教えていただき、歩き始めます。東海自然歩道なんですね。
5分ほど階段道を登ると、平坦な道に。森の中のいい道です。
階段道と平坦な道を繰り返し、石の階段を下ると車道が見えるところに。奥比叡ドライブウェイです。
要所要所に道標もあり、安心な道です。
ここからは、また少し登りになります。
地面から生えるように咲くツツジ。ここで、きれいな声の鳥が鳴いていました。
比叡山-野鳥(声だけです)
階段登りがあったり平坦になったり、鳥が鳴いたり、気晴らししながらのんびり歩きます。
自然歩道を歩き始めて30分ほどで、ドライブウェイの下の最初のトンネルをくぐりました。
トンネルをくぐって、こんな階段を登ると……
お地蔵さまに会いました。
「京都一周トレイル 北山コース」の一部を歩いているようです。
また、ゆるやかな階段を登っていくと……
地図に「玉体杉(ぎょくたいすぎ)」とあった地点に到着。横川中堂から2キロ歩きました。
「西塔(さいとう)までの峰道の中間地点で、回峰行者が御所に向かって玉体加持(天皇のご安泰を祈る)をするところ」だそうな。
ちょうどお昼どき、杉の木の前の立派な石のベンチに腰掛けて、出町柳のコンビニで買ったお握りを食べました。
お昼休憩をしていると、ご夫婦が通りかかり、横川の方向へ。山の中で初めて人に会い、ちょっと安心。
一人で歩いていると、「どこから来たの?」とか聞かれますが、この方たちは風景を静かに眺めて、去っていかれました。
道標を見るとわかりますね。ここは、滋賀県。横川中堂の境内の工事車も、ぜんぶ滋賀ナンバーでした。
また、ドライブウェイが見えました。紅葉の季節は、車が多いだろうなぁ……
今度は、ビニールパイプの階段です。
ここは、シャトルバスの峰道のバス停の近くです。歩くのが嫌になったら、ここからバスに乗れるでしょう。
迷うことなく、森の中へはいって歩き続けると、不思議なお地蔵様たちに会いました。
途中でまた、野鳥の声を鑑賞。
比叡山-イカル(声だけです)
ここは、立派な石の階段でした。さすが比叡山、手間とお金のかかった自然歩道です。
横川中堂と根本中堂しか頭にはいっていないので、釈迦堂がどこだかわからないなぁ……
歩行者はいっさい、ドライブウェイに立ち入れないようになっています。2度目のトンネルをくぐると……
若山牧水の歌碑がありました。
そろそろ山道が終わって、お寺の境内らしくなってきましたね。
横川からスタートして4キロ、1時間40分ほど歩きました。あと1.3キロですって。
終点の根本中堂は東塔エリア、その手前の西塔エリアにはいりました。こちらが、西塔のご本堂、釈迦堂です。
アマノジャクなので、立派なご本堂より、こちらの渋い鐘楼に引き寄せられます。
とても心惹かれましたが、「撞いてもよい」とは書いてなかったので、あきらめました。
少し膝が疲れてきましたが、まだまだ階段登りは続きます。
立派な石灯籠ですが、さすが比叡山、京都はもちろんのこと、関東の各県の名前が刻まれたものがありました。
こちらが、浄土院。静かな佇まいにすいよせられます。
境内の中から、これから登るであろう石段を見たところ。後から来た若い女性も携帯で撮っていました。
やっぱり、ここを登って……
このへんで、膝も頭も、呆然としてきました^^;; けっこう蒸し暑いですし、朝からの行程が長かったですからね……
千手観音さまに、今日の山歩きの無事のお礼を申し上げて……
ドライブウェイを横切る橋を渡って……
どちらに行くのか迷いましたが、とりあえず、目的地の根本中堂方面に向かいました。
無事、根本中堂の境内にはいったようです。
境内を歩いていても、ニョイスミレが気になります(^^)
こちらが、本日のゴール地点、根本中堂。山の中では3グループ、10人ほどしか人に会いませんでしたが、ここは観光客だらけです!
こんな祈念碑がありましたが、なかなか世の中うまくいかないようですね^^;;
延暦寺バスセンターからシャトルバスで比叡山頂駅にもどり、ロープウェイに乗りました。山頂駅からの眺めです。
後から来た年配のご夫人に席を譲り、喜ばれました。往きには席を譲ろうとして怒られたんですけど、帰りは、あぁ、よかった(^^)
このご婦人の帽子に、すてきなミニチュアの帽子のブローチがついていて、ず~っと眺めていました。
ケーブル比叡駅からケーブル八瀬駅へ下る間、一番後ろに座って、ぼ~っと線路を眺めています。
単線なのですが、上り下りがすれ違うところだけ、複線になっています。
八瀬で叡山電車に乗り換え。八瀬比叡山口駅までの道、帰りは鴨たちはいませんでした。
高野川の橋を渡っていると、川遊びを楽しんでいる人たちが。麓はかなり暑かったでしょうから、気持ちがいいでしょうね。
この日の自然歩道歩きは、お昼休憩を含めて2時間半。昭文社の山と高原地図「京都北山」では、横川の駐車場から
根本中堂まで2時間10分ですから、野鳥の声を聞いて立ち止まっていた時間を考えると、コースタイム通りといえるでしょう。
自然歩道は静かな散歩道。山歩きをしない人でも、普段の生活で階段を上り下りしていて、歩くことが好きな人なら大丈夫。
私は平日に歩いたので、比叡山のシャトルバスが1時間1本でしたが、土日、祝日には増便されるので、もう少し自由がきくでしょう。
この日は、日中の最高気温が30度。森の中は少し涼しく感じました。また秋か早春に歩いてみたい道だけど、距離とコストがねぇ……。
そんなにしょっちゅう、一人で遊ばれちゃかなわないって? 出張の前に朝早く起きて送り出してくれた相棒さま、ありがとうございました!
出町柳駅で比叡山延暦寺入山きっぷを買い、叡山電車で八瀬比叡山口に向かいます。
八瀬比叡山口で、ケーブルに乗り換えますが、乗り場がわからないので人に付いていくことに。
途中の池では、鴨が二羽、シンクロの練習中。朝ごはんの最中ですね。
乗換えの余裕は10分ほどありますが、車も通るような坂をしばらく登っていきます。
あら、恐れていたことが! 修学旅行生たちです^^;;
ありがたいことに、一般のお客さんの列は別になっていて、ほどなく改札が始まりました。
予想に反してちゃんと座れて、出発時間まで、のんきに窓からネコなんか撮っています^^;;
年配の男性が乗ってきて、席を譲ろうとしましたが、「ここがいい!」と下向きの階段に腰掛けました。眺めがいいのでしょう。
ケーブルの終点で、ロープウェイに乗り換えます。乗換えが多いので、通しで乗れる切符を買ってあります。
ロープウェイの終点、比叡山頂駅に着いたところの景色。さっさと行かないと、バスに乗り遅れるぞ~ バス停まで5分はあります。
比叡山頂からシャトルバスに乗り、終点の横川(よがわ)で降りました。あとは歩くだけです
ちなみに「入山きっぷ」は途中の「延暦寺バスセンター」までなので、差額の650円を払いました。高いなぁ……
本当は早く歩き始めたいけど、せっかくなので、横川中堂(よがわちゅうどう)も拝観しましょう。
こちらが、横川中堂です。紅葉の季節は、いっそう美しいでしょうね。
横川中堂からさらに奥にはいり、元三大師堂へ。この近くを境内の工事車が通っていて、のんびりとは歩けません。
こちらは、箸塚弁才天。こういった小さくて渋い神社が好きです。今日の安全をお願いし、お賽銭をあげました。
元にもどって、元三大師堂の入口です。さきほどは、記念写真を撮る方がいらしたので、後で撮りました。
さきほどとは違う道で、横川中堂に戻れるようです。
あら、ニョイスミレちゃん! この間はツボスミレと書きましたが、別名のようです。
30分ほどで、横川中堂に帰ってきました。さて、横川のバスターミナルに戻りましょう。
横川中堂の拝観券売り場で、登り口を教えていただき、歩き始めます。東海自然歩道なんですね。
5分ほど階段道を登ると、平坦な道に。森の中のいい道です。
階段道と平坦な道を繰り返し、石の階段を下ると車道が見えるところに。奥比叡ドライブウェイです。
要所要所に道標もあり、安心な道です。
ここからは、また少し登りになります。
地面から生えるように咲くツツジ。ここで、きれいな声の鳥が鳴いていました。
比叡山-野鳥(声だけです)
階段登りがあったり平坦になったり、鳥が鳴いたり、気晴らししながらのんびり歩きます。
自然歩道を歩き始めて30分ほどで、ドライブウェイの下の最初のトンネルをくぐりました。
トンネルをくぐって、こんな階段を登ると……
お地蔵さまに会いました。
「京都一周トレイル 北山コース」の一部を歩いているようです。
また、ゆるやかな階段を登っていくと……
地図に「玉体杉(ぎょくたいすぎ)」とあった地点に到着。横川中堂から2キロ歩きました。
「西塔(さいとう)までの峰道の中間地点で、回峰行者が御所に向かって玉体加持(天皇のご安泰を祈る)をするところ」だそうな。
ちょうどお昼どき、杉の木の前の立派な石のベンチに腰掛けて、出町柳のコンビニで買ったお握りを食べました。
お昼休憩をしていると、ご夫婦が通りかかり、横川の方向へ。山の中で初めて人に会い、ちょっと安心。
一人で歩いていると、「どこから来たの?」とか聞かれますが、この方たちは風景を静かに眺めて、去っていかれました。
道標を見るとわかりますね。ここは、滋賀県。横川中堂の境内の工事車も、ぜんぶ滋賀ナンバーでした。
また、ドライブウェイが見えました。紅葉の季節は、車が多いだろうなぁ……
今度は、ビニールパイプの階段です。
ここは、シャトルバスの峰道のバス停の近くです。歩くのが嫌になったら、ここからバスに乗れるでしょう。
迷うことなく、森の中へはいって歩き続けると、不思議なお地蔵様たちに会いました。
途中でまた、野鳥の声を鑑賞。
比叡山-イカル(声だけです)
ここは、立派な石の階段でした。さすが比叡山、手間とお金のかかった自然歩道です。
横川中堂と根本中堂しか頭にはいっていないので、釈迦堂がどこだかわからないなぁ……
歩行者はいっさい、ドライブウェイに立ち入れないようになっています。2度目のトンネルをくぐると……
若山牧水の歌碑がありました。
そろそろ山道が終わって、お寺の境内らしくなってきましたね。
横川からスタートして4キロ、1時間40分ほど歩きました。あと1.3キロですって。
終点の根本中堂は東塔エリア、その手前の西塔エリアにはいりました。こちらが、西塔のご本堂、釈迦堂です。
アマノジャクなので、立派なご本堂より、こちらの渋い鐘楼に引き寄せられます。
とても心惹かれましたが、「撞いてもよい」とは書いてなかったので、あきらめました。
少し膝が疲れてきましたが、まだまだ階段登りは続きます。
立派な石灯籠ですが、さすが比叡山、京都はもちろんのこと、関東の各県の名前が刻まれたものがありました。
こちらが、浄土院。静かな佇まいにすいよせられます。
境内の中から、これから登るであろう石段を見たところ。後から来た若い女性も携帯で撮っていました。
やっぱり、ここを登って……
このへんで、膝も頭も、呆然としてきました^^;; けっこう蒸し暑いですし、朝からの行程が長かったですからね……
千手観音さまに、今日の山歩きの無事のお礼を申し上げて……
ドライブウェイを横切る橋を渡って……
どちらに行くのか迷いましたが、とりあえず、目的地の根本中堂方面に向かいました。
無事、根本中堂の境内にはいったようです。
境内を歩いていても、ニョイスミレが気になります(^^)
こちらが、本日のゴール地点、根本中堂。山の中では3グループ、10人ほどしか人に会いませんでしたが、ここは観光客だらけです!
こんな祈念碑がありましたが、なかなか世の中うまくいかないようですね^^;;
延暦寺バスセンターからシャトルバスで比叡山頂駅にもどり、ロープウェイに乗りました。山頂駅からの眺めです。
後から来た年配のご夫人に席を譲り、喜ばれました。往きには席を譲ろうとして怒られたんですけど、帰りは、あぁ、よかった(^^)
このご婦人の帽子に、すてきなミニチュアの帽子のブローチがついていて、ず~っと眺めていました。
ケーブル比叡駅からケーブル八瀬駅へ下る間、一番後ろに座って、ぼ~っと線路を眺めています。
単線なのですが、上り下りがすれ違うところだけ、複線になっています。
八瀬で叡山電車に乗り換え。八瀬比叡山口駅までの道、帰りは鴨たちはいませんでした。
高野川の橋を渡っていると、川遊びを楽しんでいる人たちが。麓はかなり暑かったでしょうから、気持ちがいいでしょうね。
この日の自然歩道歩きは、お昼休憩を含めて2時間半。昭文社の山と高原地図「京都北山」では、横川の駐車場から
根本中堂まで2時間10分ですから、野鳥の声を聞いて立ち止まっていた時間を考えると、コースタイム通りといえるでしょう。
自然歩道は静かな散歩道。山歩きをしない人でも、普段の生活で階段を上り下りしていて、歩くことが好きな人なら大丈夫。
私は平日に歩いたので、比叡山のシャトルバスが1時間1本でしたが、土日、祝日には増便されるので、もう少し自由がきくでしょう。
この日は、日中の最高気温が30度。森の中は少し涼しく感じました。また秋か早春に歩いてみたい道だけど、距離とコストがねぇ……。
そんなにしょっちゅう、一人で遊ばれちゃかなわないって? 出張の前に朝早く起きて送り出してくれた相棒さま、ありがとうございました!
何とも歴史を感じさせる建築、整備された自然道、ぜひ、
一度は行って
おかなければと思いました。
ただし、もう少し涼しい季節がいいですね(笑)。
名前だけはテレビなどで見て知っているんだけど、果たして行くことがあるのやら?…です。
でも、根性なしだから行ってもお寺だけで、こんなに長いトレッキングはきっと行かないな ^^;
ぐーちゃんさんの記事で楽しませてもらったから、もういいや
昭文社の山の地図を見て、行きたくなりました。
もう少し歴史の勉強をした方がいいのでしょうけど、
私にとっては、一人で気楽に歩けるいいところでした。
京都はこれから、めっちゃ暑い!
3月とか10月とかに再訪したいものです(^^)
ちなみに、お寺を拝観するだけなら、車で回れます。
先輩へのお返事にも書いたとおり、
山の地図を見て歩きたくなっただけです(^^)
大好きな鳥の声も楽しめて、ご機嫌でした。
蒸し暑いのをのぞけばね……(笑)
みなさん、私が一人で遊んでいるので、
あきれていらっしゃることでしょう。
行けるときに行っておこう! (言い訳です……)