ぐーちゃん、トレッキング、ベランダ・ガーデニング

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初夏の坂戸山      スミレ  イカリソウ   カタクリ

2017年05月17日 | トレッキング
先週末は坂戸山へ。スミレの季節を過ぎてしまったかしら……。心配しながら向かいました。

六日町ICで降り、町中を通り、橋を渡って左に、さらに右に曲がると、神社の手前に登山者用駐車場があります。




お握りを作ったりしていたので、ちょっと出遅れて歩き始めは9時15分でした。




     歩き始めてすぐ、相棒が呼びます。「ほら、スミレだよ!」  きゃ~

     


連休中に人が沢山おしよせたのか、カタクリ群生地はしっかりロープが張ってありました。




「家臣屋敷跡」をまっすぐ歩いてきましたが、「坂戸城跡」のあたりで右に曲がります。




スミレに会ってから15分、ゲレンデ登りが始まります(元はゲレンデだったそうです)。




       四合目あたりで会えるかと思っていたニョイスミレ、もう会えました!

       


   わたしも きれいでしょ おばちゃん(^^)   きれいね~

   


振り返ると、いい具合に雲が出てきました。山の上に浮かぶ雲が大好きです♪




ゲレンデ登りが終わり、三合目。「城坂遊歩道」の道標があります。登りはいつもこちらからです。




こちらから登るわけは、この日陰。逆側の「薬師尾根」は、直射日光の当たる階段登りです。




            あら、チゴユリちゃん! 今年はお初にお目にかかります(^^)

            


   イカリソウも。なぜか、この日は赤ばかりでした。白は、終わってしまったのかしら?

   


きゃはは……。スミレちゃんの群生です! スミレサイシンでしょうか。高貴で可憐なお姿に惹かれます。




わぁ、来てよかった、坂戸山!  相棒様、お誘いありがとうございました!




スミレだらけの道を登っていきます。




      一生懸命、首をもたげて立ち上がる姿、いいですね~

      


お花を愛でながら登ること40分、ますます雲がいい感じ!




堰堤の下の水の流れているところを渡ります。



    
   このあたりから、ニョイスミレちゃんが主役です。

   


イカリソウの葉が茂る日陰に、守られるように咲くスミレたち。




今年、下界では雪に悩まされることはなかったのに、まだ雪渓が残っていました!




    雪渓の近くには、カタクリが残っています(^^)

    


        雪渓から離れて曲がるあたりで、目の前にカタクリが咲いていました。

        


イカリソウも、次々と出会います。




六合目あたりから振り返って見る、向こうの山と雲です。




ほんとに、この日は赤い花のイカリソウばかりでした。




         そっくりかえった、カタクリらしいお姿。

         


お花ばかり眺めているので、1時間40分で、やっと七合目です。




緑のカーテン。城坂遊歩道の魅力です。




地元の保存会の方々が丹精こめていらっしゃるカタクリの群生地。なぜか、桃の木平といいます。




水場跡を過ぎて……




山頂下の向こう側は、絶景でした!




雪の残る山々の麓に広がる水田。こんな美しい風景はありません。




八海山に雲がかかって、ゴツゴツした山並みが見えませんね。




いよいよ、山頂のお社下の「廣瀬曲輪」まで来ました。




     日当たりが良い山頂下でも、カタクリの花がきれいに残っていました。

     


また、「山並みと水田」に見惚れます。




まだ水が冷たいのか、先週末は田植えが始まっていませんでした。




15分ほど、お握り休憩をして帰ります。薬師尾根は、魚野川の両側に広がる水田に向かって、下っていく感じ。




さらにアップの魚野川。恵みの川です。




          また、相棒が教えてくれます。「ほら、イワカガミだよ!」

          


お花もいいけど、やっぱり気になる水田です。




木の陰で、こっそり咲くイワカガミ。今日は暑いわね~ かわいそう。




午後になり、薬師尾根は汗ばむ暑さ。登ってくる人は、あえぎあえぎ……。お疲れさまです。




水田を愛でながら下ること1時間、やっと道祖神の坂に。振り返って見る道祖神様です。




結構な傾斜で、膝がガクガクします。後から来たご婦人も、私と同様、ジグザグに下っていきました。




        下ってきて、陸軍上等兵の方のお墓に一礼し、神社の真上あたり。あら、きれいなお花!

        


   あなたは、だ~れ?

   


         蕾もあり、可憐なお姿でした

         


なにかの石碑の前に立っている木です。




中年夫婦、自分たちの健康もさることながら、父親は両方ともなくし、残った母親たちが心配の種です。

4月は半分ぐらい東京にいましたが、長岡に帰るとまた心配。土日も朝から顔がくもりがちの私。

相棒が、坂戸山に誘ってくれたおかげで、スミレ、カタクリ、イカリソウなど、お花たちに出迎えてもらい、

坂戸山から眺める絶景を堪能し、すっかり頭の掃除ができました。相棒さま、ありがとう! また、よろしくね~
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