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「越後屋、おぬしもワルよのぉ~」 国交省も負けてはいない!

2016年10月16日 03時45分57秒 | ●通訳案内士業界の諸問題

「越後屋、おぬしもワルよのぉ~」国交省も負けてはいない!

●虎屋の羊羹(ようかん)
甘利経済再生担当大臣は、建設会社から現金を提供されたことを認め、1月28日に閣僚を辞任しました。虎屋の羊羹と一緒に立派なのし袋に入った50万円を受け取ったとのこと。
私も虎屋の羊羹が好きでして、特に、抹茶入羊羹「新緑」と小倉羊羹「夜の梅」が好きです。(笑)

●「まるで、江戸時代の悪代官と越後屋の世界」
今回のスキャンダルは、「まるで、江戸時代の悪代官と越後屋の世界」と身内の自民党議員からも批判されていますが、国家権力の中枢にいる自民党大臣の金権体質が白日のもとに晒されたことは、それなりに意味のあったことだと私は思っています。

●「越後屋、おぬしもワルよのぉ~」を英訳すると。。。
「越後屋、おぬしもワルよのぉ~」"Echigoya, you are bad, you are really."
「いやいや、お代官様ほどでは」"Oh no, sir, not as bad as you are, I should say."
・下記の動画を是非ご覧ください。(英語の勉強になります)
https://www.youtube.com/watch?v=k6tUrzJft0k

●国交省も負けてはいない!
国交省は、全省庁の中でも一番許認可権数が多い省として知られており、運輸省の時代から、業者との癒着、贈収賄事件の件数では、霞が関一番の実績を誇っています。
ここでは、外国人観光客を食い物にしているぼったくり免税店を食い物にした一人の国交省のキャリア官僚、元政務官、JTB総合研究所元客員研究員のF氏の「悪代官」ぶりをご紹介いたします。
国交省も決して負けてはいないのです!

●ここで、この曲が適当かどうか分かりませんが。。。
♪負けないで♪
https://www.youtube.com/watch?v=9Q3vu8Bs7yY

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国交省のキャリア官僚、元政務官、JTB総合研究所元客員研究員F氏の略歴
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●広島県出身。1948年5月29日生まれ。

●職歴
1971年 東京大学経済学部卒業後、運輸省にキャリア官僚として入省。
1984年 山下徳夫運輸大臣秘書官
1986年 国際運輸・観光局外交課定期船同盟条約対策室長
1987年 国際観光振興会(JNTO)パリ事務所長
1994年 運輸省自動車交通局総務課長
1996年 運輸省運輸政策局政策課長
1997年 国土庁長官官房審議官
1998年 運輸省航空局管理部長
1999年 運輸省運輸政策局観光部長
2000年 運輸省大臣官房総務審議官
2000年 運輸省退官

●議員歴
2001年 参議院議員(自民党)選挙落選
2003年 参議院議員(自民党)繰上げ当選(11月)
2003年 国家基本政策委員会理事
2003年 国土交通委員会委員
2003年 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会
2003年 憲法調査委員会
2007年 第1次安部内閣で国土交通政務官に就任
2007年 参議院議員選挙(自民党)落選
2006年 観光基本法改正プロジェクトチームの座長として観光立国推進基本法の議員
提出及び成立に尽力した。

●最近
2009年 JTB総合研究所(JTBグループのシンクタンク)の客員研究員を務める。
2009年(12月)「ダイヤ免税店」本社内にて「日本インバウンド観光支援協会」を設立。
2010年(1月)「日本インバウンド観光支援協会」(JITSA)にて「旅程管理研修」開始する。
2010年 R大学特任教授就任。
2011年 「一般社団法人国際観光文化交流協会」(JITSA)理事長兼会長に就任、R大学教授。

● 「一般社団法人国際観光文化交流協会」のFacebook
 https://www.facebook.com/jitsa.or.jp

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「ALEXANDER & SUN」免税店(旧「ダイヤ免税店」)脱税事件
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●脱税事件発覚!
2012年2月8日に、東京地検特捜部は外国人観光客(主に中国人、韓国人)向けの免税店「ALEXANDER & SUN」の経営者を脱税した疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、東京・新宿区で「ALEXANDER & SUN」を経営するアメリカ国籍の鄒積人容疑者(33)と父親でグループ会社を経営する台湾出身の鄒本善容疑者(74)です。
鄒積人容疑者は商品の仕入れを水増しする手口で一昨年3月期の所得3億円余りを隠し、法人税9000万円余りを脱税した疑いが持たれています。
鄒本善容疑者は2007年12月期の所得1億4000万円余りを隠し、法人税約4300万円を脱税した疑いです。
http://blog.livedoor.jp/datsuzei/archives/51770301.html

●「ALEXANDER & SUN」とは
「ALEXANDER & SUN」グループは、観光客を食い物にするいわゆる「ぼったくり土産物屋」として有名な土産物屋で、主に中国、韓国から来日する観光客に、怪しい「健康食品」などを販売しています。
店舗は、札幌、東京、名古屋、大阪、博多、別府、大宰府、有田、沖縄の計9ヶ所。
http://www.alexanderandsun.com/

●「ALEXANDER & SUN」の経歴
1978年 大阪にて有限会社ダイヤ商行を創業
1993年 東京店設立
1996年 福岡店設立(福岡市博多区冷泉町)
2002年 大宰府店設立(大分県大宰府市宰府)
2002年 札幌店設立(北海道札幌市東区)
2005年 関連バス会社株式会社ワールド・キャビン設立韓国の現代自動車、大宇バスより大型バス40台を購入
2007年 名古屋支店設立(愛知県津島市大坪町)
2009年 株式会社ダイヤ免税店グループとして本社を東京都新宿区西新宿4丁目に設立
2010年(12月)西新宿6丁目の「ダイヤ免税店東京店」が新宿5丁目に移転
http://shinjukunews.com/archives/51596836.html
2013年(5月)脱税事件で、「ダイヤ免税店」という悪名が国の内外で広まったので、店名を「ALEXANDER & SUN」に変更

●実質的なオーナー経営者は報道もされず、逮捕もされませんでした。
本件に関する新聞およびテレビ報道では、「ALEXANDER & SUN」を経営する台湾人親子が逮捕された、とありますが、実は、実質的なオーナー経営者については一切報道もされていませんし逮捕もされませんでした。
「ALEXANDER & SUN」を実効支配しているのは「株式会社山立商行」という親会社で、今回、摘発されたのは、「ALEXANDER & SUN」東京店、大宰府店であり、逮捕された2名の社長は、言わば、それぞれのお店の店長に過ぎず、実質的なオーナー経営者は安泰であったということです。

●「株式会社山立商行」のオーナー経営者はS氏という女性です。
本件の摘発で、なぜ、親会社のオーナー経営者であり代表取締役であるSさんが摘発されなかったのかは不明ですが、爆買いで景気がいいのか、今でもよく社員募集をしています。
http://next.rikunabi.com/company/cmi2716441003/

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国交省の元政務官F氏とS氏との関係
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●国交省の元政務官F氏とS氏との関係
F氏とS氏が、どのような経緯で知り合いになったのかは明らかではありませんが、F氏は、2009年12月に「ALEXANDER & SUN」の顧問になり、新宿区西新宿4丁目の「株式会社山立商行」の本社にて個室を持ち、「日本インバウンド観光支援協会」を設立し、中国語堪能者を対象に「旅程管理研修」をしていました。
そして、この「日本インバウンド観光支援協会」の会長がF氏であり、S氏が副会長でした。

・西新宿4丁目のビルとF氏の個室の写真(私が撮影したものです)
http://hello.ac/diapicture.pdf

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F氏(悪代官)とS氏(越後屋)の思惑、同床異夢の夢破れて。。。
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ここで、両名の思惑を推測してみると。。。

●F氏(悪代官)の思惑
参議院議員選挙落選後、あまりぱっとしなかったF氏は、激増する中国からの訪日観光客を食い物にして、莫大な利益を上げていた「ALEXANDER & SUN」と組んで、一儲けしたいと思ったことが原点だと思います。
具体的には、「ALEXANDER & SUN」から顧問料(月額30万円)をもらうだけではなく、元政務官としての豊富な人脈および影響力を利用して、国交省から「日本インバウンド観光支援協会」に対して多額の助成金、補助金を引き出すことだったと思います。
官の世界に精通しているF氏にとって、国交省から助成金、補助金などを引き出すことは、赤子の手をひねる程度のことだと思われます。
上記を実現するために、F氏が考えたことは、「ぼったくり土産物屋」の売上げを左右する中国語の添乗員(無資格ガイド)を養成して「ALEXANDER & SUN」に供給することと、助成金、補助金申請、獲得のために「旅程管理研修」を行い日本のインバウンド観光に貢献しているという形を整えることであることは容易に想像できます。

●S氏(越後屋)の思惑
2000年9月に訪日団体ビザが解禁になり、激増する中国人観光客の恩恵を一番受けてきたのは、「ALEXANDER & SUN」のような「ぼったくり土産物屋」です。
しかし、「ぼったくり土産物屋」の経営者は、下記(1)~(5)のような容疑について、常に当局からの摘発におびえていたと思います。
実際、1996年から1997年にかけて、全国の外国人観光客向け土産物屋と民族系旅行会社に対して100名規模の一斉捜査が入り、脱税、白バス使用の業者が大打撃を被ったことがあります。

(1)法人税法違反
お店に観光客を送り込んでくれる中国、日本の旅行会社へのリベートやバックマージン、中国からのスルーガイド(中国では全線随行員と呼ばれる無資格ガイド)、在日の無資格ガイドへのバックマージンなどの経理処理は粉飾を必要とするし、莫大な利益を圧縮するために今回の架空経費計上とか売上げ除外などが常態化しやすい。
競争相手の同じく土産物屋である有限会社K社は、全国7店舗すべて豪華な自社ビルを建設、保有して、建物の減価償却費による節税効果を上げて利益の内部留保を可能としていますが、「ALEXANDER & SUN」は貸しビルにての営業で、かつ、長期的な節税対策をとっていなかったので、今回の架空経費計上のような「稚拙な税務対策」しかできなかったと考えられます。

(2)所得税法違反
短期滞在不法労働者であるスルーガイドに対するバックマージンの支払い自体、(3)で述べるように違法ですが、相当する所得税を一切支払っていないことは、明確に所得税法違反です。

(3)入国管理法違反
スルーガイドは、ほとんどが観光ビザで日本に入国していますが、短期滞在不法労働者であるスルーガイドに対するバックマージンの支払いは、不法就労を助長した者として入国管理法違反の疑いがあります。
外国人に不法就労活動をさせた者や、不法就労活動をさせる外国人をあっせんした者等、外国人の不法就労を助長した者は、出入国管理及び難民認定法違反(不法就労助長)として、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金により処罰されます。

(4)不当景品類及び不当表示防止法違反
外国で製造した健康食品を日本製と表示して販売すると、その行為の差止めを受けることがあります。

(5)通訳案内士法違反
無資格ガイドの仕事を助長することは、通訳案内士法の精神に反しており、道義的責任は免れられないと思います。
F氏とS氏の出会いはどのようなものであったのかは分かりませんが、F氏から業務提携の話があったときには、F氏の経歴から、何かあった時(当局の摘発にあった時)には、F氏が「ALEXANDER & SUN」の後ろ盾になってくれるに違いないといった期待がS氏の側にあったことは想像に難くないと思います。

●両名の思惑の見立てについて
両名の思惑の見立てについては、下世話な私の想像の域を出ませんが、ひょっとして、日本のインバウンド観光に対してご両名には高邁な理想があったかも知れませんので、もしも、私の見立てが間違いであった場合には、ご両名の名誉のために深くお詫び申し上げる次第です。

●同床異夢の夢破れて。。。
「日本インバウンド観光支援協会」(JITSA)(以下、「協会」と言う)は、「ALEXANDER &SUN」のために働く添乗員(無資格ガイド)を養成するために国内旅程管理研修を2010年1月から、「ALEXANDER & SUN」本社の近くのホテルを借りて開始しました。
http://www.kankokeizai.com/backnumber/10/02_06/inbound.html

上記の写真の説明では、当初23名の受講生が集まったようですが、徐々に受講生が集まらなくなったようです。
私自身も2010年1月に「協会」に行き、旅程管理研修の内容の説明を受けましたが、まず、研修費用が高いことに驚きました。
当時、旅程管理研修を実施する機関は登録制で30近くあり、研修内容はほぼ同じで研修費用は、安いところで9,000円、高いところで24,000円程度でしたので、「協会」の研修費用が45,000円と聞いてかなり高い印象を持ちました。
そこで、担当者に「何故、このように研修費用が高いのですか?」と聞いたところ、「この研修費には、研修後の「ALEXANDER & SUN」への登録料(これ何?)としての20,000円が含まれています」とのことでした。
市場原理を全く無視した「殿様商売」、「士族の商法」と言うか「官の商法」に大きな違和感を抱き、これでは、長続きしないと直感しました。
旅程管理研修は、二日間合計12時間の座学なのですが、旅程管理のイロハをただ聞くだけのものです。ですから、研修を受けたからと言って、すぐに添乗実務につけるわけではありませんし、いわんや、中国からの観光客に高価な健康食品を売りつける口上を述べることができるようになるわけでもありません。

同床異夢。。。夢破れた両者の間にどのようなトラブルがあったのかは知る由もありませんが、2010年の末か2011年初めには、「協会」のスタッフ全員は「ALEXANDER & SUN」から撤退しました。
そして、2011年春頃から税務署の調査が開始され、今回の脱税摘発、逮捕となりました。真偽のほどは確かではありませんが、両者は喧嘩別れをして、「協会」が「ALEXANDER & SUN」を税務署に告発したとのことでした。

●癒着して、決裂して、相手を告発して、夢破れて、天下に恥を晒す。
今回の甘利大臣の「悪代官と越後屋の癒着、決裂、相手を告発」を見るにつけて、元国交省政務官F氏と「ALEXANDER & SUN」のS氏のことが思い出されましたので、皆さんにご紹介させていただいたという次第です。

●ここで、この曲が適当かどうか分かりませんが。。。
♪夢破れて♪
https://www.youtube.com/watch?v=PHNSFOBJaH0

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<ヤミガイド110番>
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●不法行為を繰り返すJTBグループは、恥を知れ!
JTBグループは、長期間に渡り、(正規通訳案内士よりも安く使える)ヤミガイド(無資格ガイド)を使ってきたので、業界では「ヤミの御三家」と呼ばれていますが、JTBグループに限らず、ヤミガイドの情報をお知らせください。(匿名可)
不正、不法行為を天下に公開したいと思います。不法行為を繰り返すJTBグループは、恥を知れ!

件名:ヤミガイド110番
宛先:info@hello.ac
内容:下記を必ず明記してください。
(1)旅行会社(支店)名(電話番号)、担当者名(携帯番号)
(2)ツアーの内容:催行月日、訪問場所、できれば旅行日程表
(3)ヤミガイドの氏名、携帯番号

●JTB九州が、ヤミガイドを募集した例。
このような動かぬ証拠があれば、是非、ご提供ください。
http://www.hello.ac/exam/pdf/china.pdf#zoom=100.pdf

●観光庁のアリバイ作りの<口頭での注意処分>
JTBグループと癒着関係にある観光庁は、JTB九州に対して、アリバイ作りのために、簡単な<口頭での注意処分>でお茶を濁したのみでした。
誠に情けない話ですが、カネ儲けのために、官民ともに腐っているのが現状です。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40879

●ヤミガイド問題に限らず、広く<通訳案内士業界の諸問題>については下記をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/205d9d64395041166aee0c1cfeb425e7

以上

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