マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

乳幼児突然死症候群

2010年04月09日 | 診療
名前は聞いたことあるでしょうか?

乳幼児突然死症候群(SIDS)。
文字通り赤ちゃんが突然死んでしまうということです。

それまで元気だった赤ちゃんが突然死亡し、色々な検査や解剖までやっても
死因が特定できなかった場合にSIDSとされます。
嘔吐してそれが原因で窒息死しても突然死症候群とは呼ばれないというわけです。

窒息ではないのですが、何らかの原因で呼吸がおかしくなっても、
赤ちゃんの呼吸反射が未熟なために対処ができないのが一因と考えられています。

新生児期にはあまりなく、生後2~3ヶ月にピークがあり、以後は徐々に減っていきます。
原因は特定されていませんが、リスクが高くなる要因は色々わかっています。

一番言われているのが「うつぶせ寝」。
実はうつぶせだけでなく、側臥位(横向き)もよくありません。
添い寝、母親や周囲の喫煙、母親の飲酒・過労も。
赤ちゃんを真ん中に両親と「川」の字で寝るなんて微笑ましい状況は実はかなり危険です。
ある程度大きくなってからにしたほうがいいですね。
兄弟姉妹も一緒ですよ。
あとは布団はあまり柔らかいものでないこと、おもちゃやぬいぐるみなどは置かないことも大事。

ちなみにSIDSは寒い時期に起こりやすいとされます。
暖房のかけすぎ、服の着せすぎ、布団のかけすぎにも注意が必要です。
うつ熱については以前の熱シリーズでお話しましたね。
大人が平気でも子どもにとっては暑いということはよくあることです。

発熱(その3)
http://blog.goo.ne.jp/gto8513/e/b79242190698dce6d9bc7bd00216823e

熱がないときでもうつ熱は起こりえますので気をつけてくださいね。
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