マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

中耳炎と肺炎球菌

2010年03月14日 | 診療
中耳炎は基本的にウィルス性がほとんどです。
要は耳の風邪です。
だからまずは3日くらいは抗菌剤も飲まずに様子をみるのが第一選択となっているのですね。

耳の風邪をきっかけにこれ幸いと肺炎球菌が「元気」になると、
難治性の中耳炎になる可能性があるというわけです。
あるいは何度も何度も中耳炎になると。

ということから、肺炎球菌ワクチンの接種で、
「しつこい」「ひどい」中耳炎は減らせる可能性があります。
でも中耳炎にならなくなるとまでは期待できないかもしれません。
「中耳炎になってもひどくならない」が大事です。

ついででなんですが、蓄膿(慢性副鼻腔炎)でずっと薬を飲まなければならないかとよく質問されます。
これについては耳鼻科の先生の指示を優先してもらいたいとは思っています。
ただ、たとえば毎日1,2回しっかり鼻の吸引をするのであれば、薬を併用しておけば
それほど長引くこともないのかなとは考えています。
現実的に毎日しっかり吸引ができませんので、せめて薬だけでも続けないと
結局はいつまでもダラダラと治らないことはありえます。
症状がまったくなくても吸引したらびっくりするくらい出てくることも多いですしね。


「耳が痛い」
http://blog.goo.ne.jp/gto8513/e/1b19af50504f048d58687eb8fcbbbb6d
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