マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

卵巣嚢腫

2010年06月05日 | 診療
男の子のお話の次は女の子。

卵巣は良性/悪性を問わず腫瘍ができやすいところなんだそうです。

圧倒的多数が良性の「卵巣嚢(のう)腫」です。
漿液性とかムチン性などの種類があります。

小さい嚢腫だと無症状であることがほとんどかと思います。
ある程度以上大きくなると圧迫症状が出てくる可能性があります。
便秘や頻尿、あるいはなんだかおなかがぽっこりした?とかしこりを触れる!?などは要注意。

それ以外に問題になるのが卵巣嚢腫の茎捻転と言って、
卵巣がねじれてしまって血行不良を起こしてしまいます。
急激な腹痛、嘔気・嘔吐が症状ですね。

これまた小児科ではそうそうお目にかかるとは思いませんが一応ね。

マキノで当直していて20歳の女の子の腹痛を診察することになりました。
虫垂炎を疑っていたのに、卵巣嚢腫を見つけてしまいました。
さすがにかなり痛がっている以上は夜中をうちで越してもらうわけにもいきません。
日付が変わろうかという時間に日赤の産婦人科の先生にお願いしてしまいました。
こんな時間から来るの?と言わんばかりの電話でめっちゃびびりましたが、
そこはもうお願いするしかありません(><)

(あ、いや、あの、その、、、
産婦人科の先生方が日夜激務にお疲れなのは、小児科医のはしくれとして、
重々承知してはおるのですが、何しろその、あの、、、
えーっと、、、小児科ではいかんともしがたく、、、)

と心の中で必死に言い訳しながらしっかり押し付けてしまいました。
妙な汗をどっぷりかいてぐったりの夜でしたね。。。
日赤の先生、すみませんでした。
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