マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

髄膜炎菌ワクチン

2010年04月15日 | ワクチン その他
これまたまぎらわしい名前の細菌のお話。

肺炎球菌ワクチンを接種すると肺炎にならないかの印象があるようです。
肺炎球菌が原因の肺炎にはかかりにくくなりますが、マイコプラズマなど
他の病原体が原因の肺炎はまた別の問題ということになります。
似たような感じで、髄膜炎菌はヒブ(インフルエンザ桿菌)や肺炎球菌とはまた別の細菌で、
名前の通り、髄膜炎や敗血症などの原因になります。

ただし、日本では非常に稀な感染症のため、予防接種の対象にはなっていません。
中東、アフリカやアメリカ・イギリスなどでは死亡者も多く、予防接種が行われています。

日本も戦前くらいまではある程度の発症者がいたそうです。
今でも中国や東南アジアでの流行はみられるため、
将来的に予防接種が必要になることも十分考えられますね。

日本でワクチンを接種したい場合は輸入するか、特定の医療機関で接種するしかないようです。


(追記)

2015.5.18に日本でも髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ)が発売になりました。

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