点前に適った道具

2016年10月15日 | お茶三昧

              

          

薄茶器の代表は棗ですが、
それだけでなく、他にもいろいろな形の薄茶器があります。
扱いも違ってきますので、時々、中次や老松・金輪寺・雪吹など、
代わる代わる出して使ってみます。

先日は「薬器」を出してみました。
薬の器を薄茶器に見立てたことが始まりのようです。
この器は横から持つのですが、
お稽古をしていての感想は、「持ちにくいですね」です。
中次のように寸胴ならよいのですが、
下へ行って斜めに細くなっているからですね。
同感です。
時々楽しむには良いですが、
薄茶器はやはり棗に勝るものは無しです。

道具は点前に適ったものが良いといわれます。
見て面白かったり、風情がある道具が、
必ずしも扱い良いとは限りません。

持ちにくかったり、重すぎたり、
拭きにくかったり、飲みにくかったりと、
扱ってみてわかることもありますね。

せっかく気に入って手に入れたのに、使い勝手が悪いために、
あまりだして使わない道具があったりします。
かと思うと、何気なく手に入れて、
それが使いやすくて、愛用のお茶碗になる事も。
なんと果報者のお茶碗でしょうか。

そう考えると、
楽茶碗は、使い勝手の良い道具の王様のように思えます。
手取りが良く、熱くならず、重くもない。
もろいことだけが玉に瑕かしら。

稽古のために、良いものでなくとも、一通りの道具をと、
いろいろとそろえましたが、
これからは自分が本当に好きで、使い勝手のよい道具を、
手にするようにしたいと思っています。

 

さて、今お昼休みのひと時のブログタイムです。
午前中は風邪でのお休みが三名も。
お稽古はゆったりできましたが、これからはそんな日も出てきます。
体調には十分にお気をつけてお過ごしください。

明日は名残の茶事をします。
午後から準備で忙しくなります。
お菓子も上手に作っていただこうと待ち構えていますよ。

楽しいお茶事になりますように。


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