人生七十・・・千利休の辞世

2016年10月20日 | お茶三昧

          

今日は真の許状の引次の式をします。
床にはおなじみの利休像の描かれた軸と、三具足を飾ります。

この軸にかかれた文字は、千利休の辞世です。

読むのも難しければ、意味も大変難しいです。

よみ方は、

「じんせいしちじゅう りきいきとつ
わがこのほうけん そぶつともにころす
ひっさぐる わがえぐそくのひとたち
いまこのときぞ てんになげうつ 」

となりますが、読んで差し上げられるかしら。

意味はいろいろな解釈がありますが、
芳賀幸四郎先生の訳を見つけてきましたので、
読んでみてください。

「七十年のわが生涯を顧みると、
そこには悲喜・苦楽・得失・栄辱、まことにさまざまなことがあった。
しかし、その人生ともおさらばじゃ。
といって、今のわしには生への執着もなければ死の恐怖もなく、
また恩怨もなければ愛憎もない。
力囲!! 咄!! エイッ!! クソッ!! 一切合財、これでご破算じゃ。
そしてわしのこれから超人する世界、そこには悲喜も苦楽も、
得失も栄辱も、さらには迷悟も生死もない絶対の世界である。
さあ、これからその世界で自由自在に遊戯三昧をしようぞ。
        ~「千利休」芳賀幸四郎(吉川弘文館)~

人生70年・・・私も利休さんの亡くなった年に。
こんな風にエイッとこの世を去れるかしら。
自分に残された時が、逆算できるようになりました。
大切に使わなくてはと思いますね。

今日はまず、
しっかりと真のお点前をしてさし上げることだけ考えましょう。

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へよろしかったらポチッと

ジャンル:
きいて!きいて!
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 幸せなこと~11月の稽古予定~ | トップ | 見つかりました  »
最近の画像もっと見る

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。