「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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流し点を楽しむ

2017年05月11日 | お茶三昧

      

 

流し点をおさらいしたいという方がいらしたので、
今日はその流れで、薄茶は流し点を楽しみました。

このお点前は一客一亭ですることが多く、亭主も自服でお相伴をして、
主客ともに語り合いながら時を過ごすという設定が、
なんとも侘びていてとても好きなお点前です。

「棗と茶碗の最初の置き付けを、斜めに流して置くから」と、
このお点前を「流し点」という意味を説明するのですが、
その時はああそうなんだと納得してくださいますが、
特殊だからよく覚えているという方と、
特殊だから頭に入らないという方といらして、
受け止め方はいろいろですね。

「お自服でどうぞ」といわれ、お菓子も勧められますが、
亭主は席中ではお菓子を食べず、辞退します。
亭主は水屋で、ちゃんといただいていますから大丈夫。

でも稽古の時は、おまけのお菓子などお出しして、
皆で楽しんだりしますけれど。

今日はそろそろ濃茶のお点前をという方に、
茶入れの仕覆の扱いを、割り稽古しました。
いつも先輩の濃茶点前を見ていて
"やっとお茶入れや仕覆に触れる時が来た"
そんなわくわく感が伝わってくる時が、私の嬉しい瞬間です。

 

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