年に二度、春と秋に伺う、個人のお宅での茶道体験にうかがいました。
お庭にふりそそぐ日差しはもう初夏の煌きでした。
お部屋の中ではもったいないと、
テラスに御座を敷いて、大人3人と、子供3人で、野点を楽しみました。
初めて伺ったときは、一年生と三年生でしたが、
もう今年は、三年生と五年生に。
年に二度ですから、
お菓子を頂いて、茶筅を振って、お茶を点てる程度でしたが、
今回は「覚えられなくてもよいからやってみましょう」と、
袱紗捌きを練習して、盆略点前をしてみました。
さすがに、記憶力が良い子供です。
初めは大変そうでしたが、すぐに飲み込んで、
これからはお点前も楽しめそうです。
知人であるお祖母ちゃんの発案の、年に二度のお茶のひと時も、
積み重なると、確実に形として残っていくようです。
途中から参加なさった、お父さんもお母さんに、
嬉しそうにお茶を点てている姿は良いものでした。
第一部が終わると大人の時間になり、
ご主人の選んでくださって美味しいお酒で、
午後のひと時を過ごしました。
橘倉酒造の「菊秀」を頂きました。
こうしてお酒の話や、写真ばかり乗せると、
よほどのん兵衛と思われるでしょうが、
美味しいお料理を頂きながら、
気の合った仲間と飲む雰囲気が好きなのですよ。
だから少頂いただけでも良い気持ちになれます。
お宅の玄関前の生け垣のドウダンツツジがとても見事でした。
ドウダンツツジを「満天星」と表現するのもうなづけますね。
爽やかな一日を過ごしました。