お家のご普請で仕方なく切ることになった椿の枝を
たくさんいただきました。
「幹もずいぶん太かったのに」と、とても残念そうでした。
我が家のベランダでは今、
暮れに咲いてもう終わったかと思った白い侘助が、
思い出したように一輪咲いています。
そして小さなクリスマスローズは、
健気にも少しずつ順番に花を咲かせています。
この花たちが、
日曜日のお茶会の床を飾ることはありませんが、
朝の光の中で、日々の私を慰めてくれています。
お茶会の準備も、当日のお花を残すのみとなりました。
運ぶ道具の準備の終わった昨晩から、
ちょっとほっとして力が抜けています。
まだ終わったわけではないのにね。
今日ちょっと一息入れて、明日からまた気合を入れます。
先日、「今回は私の節目の年の、皆さんへの感謝の一服なのです」と言ったら、
一つ若い節目だと思ってくださったようで、
「いえいえその上の節目です」と白状したら、
「まあお若く見えたので~」ですって。
お世辞でも、嬉しい。「やったね!!」
そうそう、友人が徹子の部屋で、とても若い姿を見せていました。
御茶席は濃茶なので、今回は一生着られるような地味な無地の紋付ですが、
これからは少し派手かなと思う着物でも着てみようかしらね。
「日々是好日」