グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

薪ストーブで温まろう!

2012年02月03日 | 歴史・文化
今日は節分ですが、皆さんマメまきをましたか?

今朝は寒かったですね!
我が家の屋内、廊下にある寒暖計は0.5℃でした。
今季の最低気温です。

外流しの所に溜めておいた水が、
2ミリ程の氷になっていました。

平均気温は26年振りの寒い冬だとか!?

こんな寒い日には、暖房が必要になりますが、
皆さん、どんな方法で暖をとっていらっしゃるでしょうか?

元町の知人宅に伺った先日も寒い日で、
薪ストーブに火を入れて下さいました。

耐火ガラス越しに炎の揺らめきが見えて、
暖かさが「じわーっ」と伝わってきます。

以前、木炭作りをレポートした時にも書きましたが、
木材資源が豊富な大島では、
薪作りの作業さえ苦にしなければ、
こうして薪を積んで↑寒い季節を温かく過ごせます。

上の方に積んであるのはカラスザンショウの木です。
芯に丸い穴があいていて、夏にはハキリバチが巣を作ってましたっけ。

先日のジオパーク・フォーラムで、
東大の早稲田先生がされた低炭素社会のお話では、
「大島に豊富なバイオマス」とでてきました。

化石燃料でない木炭や薪は、身近にあって、
昔から利用されて来た再生可能なエネルギーです。

昨年も夏の猛暑や紀伊半島での水害、海外では
タイの洪水やフィリピンの台風被害、メキシコの干ばつなど、
温暖化が影響しているとされる気象異常が目立ってきました。

薪ストーブは高価なイメージがあるかもしれませんが、
我が家で20年以上使っているのは、
台湾製とかで、手ごろなお値段でした。

石油ストーブのにおいが苦手なもので、
ずっと使い続けています。

ストーブ本体よりもステンレスの煙突の方が、
値が張る場合があるので、
設置場所や方法をよく検討すべきですね。

小さなお子さんのいらっしゃるお宅では、
こんな囲いが必要ですね。

ストーブを焚くと、どうしても室内が乾燥するので、
こうしてお鍋やヤカンをのせています。

薪が炎に包まれて燃えるところは、
いつまで見ていても飽きません。
サクラやツバキを薪にすると、
火持ちが良くて、手間も掛かりません。

遠赤外線効果でしょうか、温かさが持続するように感じます。

こちら↑のお宅の薪ストーブは、
船のエンジンマフラーやレンジの耐火ガラスを
廃物利用して手づくりしたものだそうです!

下で薪を焚いて、上の部分がオーブンになっています。
お餅やお芋を焼くのに最適なキッチンストーブですね!

足に車が付けられていて、
重いストーブを移動しやすくするなど、
手づくりならでわの工夫がされていて、すごいです!

今夜も冷えています。

住宅が密集していない大島では、
暖炉や薪ストーブも未来系だと思います。

温まって眠りましょう。

(なるせ)
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