グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

3年目の今日

2016年10月16日 | ツアー
2013年の土砂災害から今日で丸3年になりました。

全国大会やその後のツアー報告が溜まっていますが、それは後日に回して今日1日の風景をまとめてみます。

今日は、東大で建築学を学ぶ学生さん&先生と、ほぼ丸1日かけて歩いて来ました。

午前中は、伊豆大島の全ての生きものの暮らしの大元にある“火山”を学びに三原山へ。

冷たい北東の風と黒い雲が少々心配でしたが、皆さん若いので大丈夫でしょう…と自分に言い聞かせ出発!

心配していた雨は降らず、歩いているうちに暖かくなって、寒さも気にならなくなりました。


山の上は、黒い溶岩とキラキラ輝くススキが織りなす景色が、息を飲む美しさでした。


火口を見て…


いつものように、表砂漠に降りる斜面を途中から自由に下り…


全員無事に下山して帰路についたところまでは比較的普通でしたが…

ツアーも終わりに近づいた時、ちょっと普段とは違う展開になりました。

1950〜51年噴火後、カルデラ壁から溶岩が流れ出ないようにするために作られた壁。
この壁が視界に入った直後ぐらいに…

「登れますか?」「登ります!」と、スイスイ壁を登りはじめる先生(^_^)

「さすが建築学科の先生!」と思って見ていると、右側のヤブから人影が登場!
(大島の山を歩き尽くしている自然愛好会会長とお仲間でした)

その人々に「登り切って横に行った方が早い」と勧められ、何故か全員で登ることに!


上に上がった人が下の人をサポートし、全員無事、壁の上へ。

しかし上がったら下がらなければいけません。

…で、続いて全員で砂の斜面下り。

若い学生さんたちならではの半日ツアーとなりました。

午後は、皆さんのリクエストで島の北東部にある波治加麻神社へ。

ジオガイドの愛ちゃんが途中参加し、コケの参道を裸足で歩くと気持ちが良いと教えてくれたので、数人が裸足で歩いています。

その後、学生さんが「コケが良い香りがする!」と教えてくれました。


今まで何度も訪ねた神社で、足触りも香りも楽しめるというのは驚きでした。


その後、同地区にある縄文時代の遺跡を訪ねました。


1つの建物の設計などだけでなく、地域全体のデザインも復興も学んでいるという皆さん…

縄文時代の住まいにも何か、学ぶところがあったのでしょうか?

遺跡見学の後は、同地区の集落を、数人ずつに分かれて歩きました。

溶岩の石垣が美しい、火山島らしい集落の風景。

学生さん達は、地元の方に話を聞いたりしながら、それぞれのテーマにそって歩いていたようです(^_^)


泉津地区のあとは火山博物館経由で、夕陽の時間にあわせて海岸へ。


今日も美しい夕景でした。

この後、皆さんと役場に献花に行きました。

3年前の土砂災害で犠牲になられた方達のご冥福をお祈りいたします。

(カナ)
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