グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

全国大会後の「伊豆大島ジオパークツアー」

2016年10月18日 | ツアー
報告が前後しますが、先週13日と14日に、ジオパークの全国大会後の伊豆大島ツアーに参加された皆さんをガイドしました。

スケジュールは以下の通り。(皺だらけでスミマセン(^_^;)

今回は推進委員会事務局が主催で、私はガイドを担当しました。
伊豆大島のガイドの会からも、数名が参加し、他地域のジオパークの皆さんと交流しました。

2日目の報告は、10月14日に山村がまとめているので、私は少しだけ1日目の様子を報告します。

いつもと同じ場所でも、ジオ好きの皆さんが集まるとどうなるかというと…

1986年噴火で元町に迫った溶岩の上で色の違う石を集めて激写!

その熱心な観察ぶりに「さすがジオパークの人だなぁ」と感心しました。

車中から観察するだけにしようと思った“溶岩樹型(溶岩に飲み込まれた樹木が燃えた後にできる穴)”では…

「おおお〜!」「見たかったんだ!」と大喜びする皆さん。

あまりの喜びぶりに驚いて、車から降りて写真を撮ってもらいました。
この場所で大喜びする“複数の人”を見たのは初めてでした(^▽^)

地層切断面で「お菓子のバウムクーヘンのモデルになった地層はどこ?」クイズをしました。


皆さんに真剣に(?)考えていただきましたが、正解は…

ええと…正解を知りたい方は、いつかツアーにご参加ください〜(笑)

塩工場見学では社長のTさんが、説明のために仕事先の東京から駆けつけてくれました。

(ありがとうございます!)

皆さん、塩の結晶に興味をもたれたようでした(^_^)


波浮港の見学では、今まで「大谷石」でできていると聞いていた塀や蔵は「これは大谷石ではない」という意見がでました。

「どこかの凝灰岩を『大谷石』だとだまされて売りつけられたのではないか?」…という説も飛び出しました(^_^;

さあて…どうやって真実をつきとめましょう?
いつか大谷資料館に本物を見に行ってみようかな…。

波浮港ではタイヤキ屋さん&ジオガイドの河村さんが、焼きたてタイヤキを差し入れてくれました!

みんなが手に持っているのがタイヤキです。
美味しかった〜(^▽^)ゴチソウサマでした!

参加された皆さんからは、2日間で色々な「!」を教えてもらいました。
たとえば…

「大島のクサギは鳥海山のクサギより、ずっと葉が大きい」とか…


アシタバの茎の草刈り後の切り口が美しいとか…

(今まで注目したことがありませんでした)

いつも休憩する1滴の溶岩は「これぞ『イッテキマス』の岩だ」とか(^▽^)

(次のガイドネタをありがとうございます!笑)

楽しい2日間でした。

遠いところから伊豆大島をお訪ねくださった皆様、ありがとうございました!

(カナ)
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