豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年06月17日 18時21分44秒 | 日記
 ( Vol 1999 ) 安倍政権の独裁化を招いたのは 国民の投票行動にある 国民はその責任を 次回の選挙で 示す必要がある


三権分立を守ることができない 国会運営

官邸に 権力の一極集中

そのようなことが 起きていることを 今国会で 示された

この原因を作ったのは 国民の投票による 自民党の絶対的な国会での数である


どんな審議も 十分な論議もせず 数の論理で 決定した

国会議員は 国民から負託されたはずである

しかし 一人一人の権利は 一政党によって 脅かされている


国民主権 と憲法にうたわれているが これが脅かされている

自民党のポスターには 政治は国民のもの というキャッチフレーズが 書かれているが 実際は違う

今国会では 国民にしっかりと説明責任を果たさず 官邸の思いだけで 推し進めた


その代表例は テロ等準備罪法案である

この法案の適用範囲が 何ら示されないまま 数の論理で 強引に決められた


この法案の成立によって いま インターネットで 政治批判するものに対して 個人が個人を攻撃する という状態を招いている

これは 戦時中の 隣人が隣人を告発する という状況に告示する

アメリカでも この法律に似た法律が成立したことにより 無差別に国民の監視が行われているという

管理者とは すべてを手中に納めたい 自分の安全を図りたい ということから過剰なまでの 監視活動をしようとする

これが テロ等準備罪法である


これが成立したのも 原因には国民の 政治への無関心さが招いた 結果である

国政の安定と 政治の正常性とは 必ずしも一致するものではない ということを考えなければならない


過去には ヒットラーの台頭があったことを 忘れてはならない


なぜ 国民主権なのか 

そのことを 重く受け止めて 投票権の行使をしてもらいたい


国を独裁にするも 民主化するも 国民の投票権利の行使 次第であることを 重く受け止めてもらいたい


目先のことだけではなく 遠い未来もみつめて 投票行動をしてもらいたい


権力者は 絶対的権力を 欲しがるものである ということを 忘れてはならない

それは 決定がスムーズに行くからである

だれもが 自分の思うがままになったら そんな気持ちの良いことはない

しかし その反面 一人一人を認める ということは 疎かにされる


国会議員が 一人一人 国民の負託を受けているということを認識して 行動すれば いいのだが 日本の国会は 政党政治である

これは 国民の負託というより 政党内ですべて決定するという 国民無視が行われている

政党から言わせれば 支援者という言葉を使って 国民に負託された と置き換える弁明をするのだろうが

真の国民の負託にはなっていない


人は 集団になると 個人の意見は軽視され その集団における権力者の意向によって 意見は決定されていく

国会での 議決行動をみれば 一目瞭然である


個人的には反対であっても 政党としての行動としては 同じ行動をとらなければならない

そのような 矛盾が起きている


国政選挙で 個人を判断して 投票することは 非常に危険なことである

重要なことは 政党を判断して 投票することである


また 国会での絶対多数を占めることは どんな政党であれ 独裁へと走る可能性を秘めていることを 知っておく必要がある

 
国政を正常化させるには 国民一人一人が 責任ある投票をすることである

国政をだめにするも よくするも 国民であることを自覚する必要がある


棄権すればいい では 権利行使にはならない





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