奔放不羈な日記

写真メインのブログです。主に風景・鉄道・観光地を撮っています。

姫路モノレール跡探訪(2016年)

2016年12月31日 | 鉄道
年の瀬で寒いですね。
今回は、現代遺跡とも揶揄されている姫路モノレール跡へ行ってきました。

姫路モノレールは1966年に開催された姫路大博覧会に合わせて、姫路-手柄山間で開業しました。
そして1974年に休止され、5年後に廃止されて現在に至ります。
全長は2km弱で、途中に大将軍駅があります。
この途中駅の大将軍駅の解体が夏頃に始まったと聞き、今回はその見納めも兼ねて訪れてました。

さて、まずは姫路駅へ

姫路モノレールの姫路駅は現在、跡形もありません。
おおよそ今の姫路ターミナルスクエアと山陽百貨店の間にあったと思われます。

そこから少し西へ歩くと橋桁が見えてきます。



よく見るとこの橋桁、建物に突き刺さっています。



この辺りは、橋桁が点在し軌道は撤去されています。





当時は建物の真上をモノレールが走行していたのですね。
しかし驚くのはまだ早い。

さらに西へ進むと、大将軍駅に辿り着きます。

大将軍駅は高尾アパートという建物の3階と4階部分を貫くような形で、アパート内にモノレールの駅が建設されました。
なかなか面白い構造をしていますが、それが仇となり耐震性がないという理由から撤去されることになりました。
行ってみると既に、建物の撤去が始まっており、全体が覆われていました。





来年の年末にはなくなるので、見納めはお早めに。

大将軍駅から路線は、船場川に沿いながら南下します。



川の上にも橋桁があります。



少し行くと山陽新幹線を潜ります。



山陽新幹線(新大阪-岡山)が開業したのが1972年なので、新幹線がモノレールが越える形になっています。

ここから軌道が少し途切れます。

山陽本線を過ぎると再び軌道が見えてきます。





川と工場の間を突き抜けていきます。



船場川を跨ぐ道路橋のあたりからまた軌道は途切れます。
ここより先は手柄山駅まで軌道や橋桁が残っていません。

手柄山へ行くと、終点の手柄山駅が水族館の横にあります。
手柄山駅は現在、モノレール車両が展示されています。
私が訪れたのは年の瀬だったので、手柄山の施設は全て閉まっていました。


手柄山の頂上からは姫路の市街地やモノレール跡を一望できます。
手柄山から見た大将軍駅



姫路モノレールは、当時はかなり先進的なものだったように思えます。
川や建物の上に軌道を通すことで、密集地に簡単に軌道を敷設できます。
そして渋滞の多い市街地をスイスイ移動できます。
また、大将軍駅は建物を貫く近未来的な建物に見えます。

利用客の低迷から休止された姫路モノレール。結局は姫路市のお荷物になってしまったわけですが、この夢の乗り物は今も一部構造は残り、姫路の景色の一部となっています。
大将軍駅こと高尾アパートがなくなるのは非常に残念です。
現在、古い建物と新しい建物が乱立する姫路市ですが、これから先、私たちにどのような風景を見せつけてくれるのでしょうか。
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