なかつがわ シニア通信

今日からブログ始めます。徒然なるままに!!

民進党を存亡の危機に導いた人格攻撃中毒・依存症 その1

2017-05-17 16:31:55 | 政治全般

「アゴラ 言論プラットホーム」 にアップされていた記事です。民進党について詳細な

分析をした内容になっています。全文コピペしました。尚この記事は藤原かずえさん

のサイト 「マスメディア報道のメソドロジー」2017年5月7日の記事の転載だそうです。

オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「マスメディア報道のメソドロジー」 をご覧

ください。

                                                                                                       2017年05月09日 11:30

最近になって民進党の求心力の低さが顕在化し、「社会党化」がよりいっそう進んで

います[産経ニュース]

マスメディアが【センセーショナリズム sensationalism】を発揮して政府に対する強力な

ネガティヴ・キャンペインを行った森友問題は、野党第一党である民進党にとって、内

閣支持率を低下させ、民進党支持率を上昇させる絶好の戦略的チャンスであったと

言えます。しかしながら現実には、民進党の議員が、安倍晋三首相・安倍昭恵夫人・

稲田朋美防衛相に対してヒステリックに【人格攻撃 ad hominem】を行えば行うほど、

その内容がブーメランとなって民進党を打撃し、最終的には政府の支持率が微増し

て民進党支持率が減少するという結果に終わりました。

また、務台俊介内閣府政務官、山本有二農相、今村雅弘氏復興相の発言や中川俊

直経産政務官の行動に対して、マスメディアが同様のネガティヴ・キャンペインを行っ

ても、民進党が【人格攻撃】する姿勢を見せた瞬間に、多くの国民は、これらのスキャ

ンダルが国政を停滞させるほどの重要案件ではないことに気付いてしまい、政治が

平静を取り戻すというパターンが続いています。

なぜこのように民進党の求心力が低下しているかと言えば、自らの【人格 personality】

をまったく問題視せずに、他者の【人格】のみをヒステリックに攻撃し続ける民進党の

バレバレの【ポピュリズム populism】に国民がウンザリしているためと考えられます。

安倍昭恵夫人の説明を求めても辻元議員の説明は拒否する、中川議員に議員辞職

を迫っても初鹿議員には堂々と議員活動させるといった民進党の過激な【ダブル・スタ

ンダード double standard】を既に多くの国民は認識しており、民進党が【人格攻撃】を

するたびに、むしろ民進党自体の【人格】が問われているのが実状であると言えます。

政党支持率の低下はもはや危険水域であり、長期間にわたって民進党を支え続けた

ハードコア支持者層すら離れ始めているものと考えられます。

この記事においては、民進党の主要な政権攻撃メソッドである【人格攻撃】のパターン

をサマライズした上で、それを絶え間なく繰り返す行動原理について行動心理学およ

び臨床心理学の見地から分析してみたいと思います。

人格攻撃とは

【人格攻撃】とは、言説の論者の【人格】が悪いことを根拠にして言説の【論理logic】を

否定する【論理的誤謬 logical fallacy】です。人格の主体は、個人の価値観に基づく

規範である【倫理 ethic】であるため、【人格攻撃】は主として攻撃対象の【倫理】を攻

撃することになります。すなわち、【人格攻撃】とは、情報受信者に対して、【論理】で

構成される言説の【真・偽 true/false】を、論者の【倫理】、すなわち【善・悪 good/evil】

で判断させるようにすり替える【情報歪曲 distortion】の手法です。当然のことながら、

【真・偽】と【善・悪】は無関係であると言えます。

【人格攻撃】をする側が攻撃対象の【倫理】をどのようにして攻撃するかと言えば、攻

撃側の【倫理】で攻撃することになります。先述したように【倫理】は個人の価値観で

あるため、攻撃側が自由に設定することができます。つまり、【人格攻撃】は、自分勝

手な倫理を振りかざせば、誰にでも簡単に行うことができる攻撃であると言えます。

根拠なく攻撃対象の【悪口 name-calling】を言うこと自体、立派な【人格攻撃】となり

ます。

【人格攻撃】は、極めてナイーヴで、簡単に【論理的誤謬】として認定できる一方で、

難解になりがちな【論理】とは異なり、誰にでも簡単に理解できると同時に誰もが求

める正義を振りかざすものであることから、メディアリテラシーを持たない情報弱者

が飛びつきやすい言説であると言えます。難解な議論を理解できずに蚊帳の外に

置かれていた情報弱者は、自分でも攻撃できる対象の存在を認知すると、これを

無批判に【スケイプゴート scapegoat】とみなし、【人格攻撃】をする人物に【同調

conformity】する傾向があります。このことは【人格攻撃】が【ポピュリズム】に利用

される所以です。→参考記事:[ポピュリズムのメソドロジー] [大衆の同調メカニズム]

人格攻撃の実例

ここで民進党の【人格攻撃】の実例を少しばかり示しておきたいと思います。

毎年、5月3日の憲法記念日の前後は、日本国憲法をテーマに野党が政権与党

を徹底的に【人格攻撃】する日となっています。2017年も例外ではありませんでした。

【憲法施行70年】民進党・蓮舫代表談話「改悪目指す安倍自民の暴挙

に正面から対峙する」[産経ニュース]

いま日本国憲法は、大きな危機に瀕しています。

安倍総理は、年々憲法改悪への野心を露にしてきました。衆参両院で

3分の2を制しており、憲法改悪を数の力で達成することも厭わない姿

勢さえのぞかせています。憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使

容認にはじまり、安全保障関連法の強行など、立憲主義、平和主義の

本質を全くしようともせず、これを大きく損なわせた安倍自民党政権が、

いよいよ憲法改悪に手をつけようとしているのです。

また、現在国会で議論が行われている「共謀罪」法案も、その本質は国

民の内心を取り締まり、表現の自由などを委縮させようとするものです。

憲法で保障されている基本的人権を侵害するおそれのある法案を、

「テロ対策」とはならないのに、それを名目として、強引に成立させよう

としているのです。

数の力のみで日本の国のかたちを変えていこうとする安倍自民党政権

の暴挙に、民進党は正面から対峙してゆきます。来たる衆議院選挙は、

誤った方向への改憲を目指す安倍政権の暴走を止める機会にしなけ

ればなりません。

下線部を見れば明らかなように、蓮舫代表の演説は、政権を【悪】と認定させるよ

うなネガティヴな言葉や不正確な評価のオンパレイドであり、【論理】ではなく【倫

理】ばかりを問題視しています。非常に興味深いことは、蓮舫代表が勝手に安倍

首相の内心を手に取るように見透かしていることです。蓮舫代表がE.S.Pを操る

超能力者でない限り、これらの言説は、自説に都合よく他者の意思を勝手に代

弁する【代弁の虚偽 mind projection fallacy / unwarranted projection】という

【立証不能論証 unprovable argument】に他なりません。

「憲法改悪への野心」「憲法改悪に手をつけようとしている」「国民の内心を取り

締まり、表現の自由などを委縮させようとする」「基本的人権を侵害するおそれ

のある法案を「テロ対策」とはならないのに、それを名目として、強引に成立さ

せようとしている」「数の力のみで日本の国のかたちを変えていこうとする安倍

自民党政権」「誤った方向への改憲を目指す安倍政権」とありますが、一体全

体、安倍首相にどのような利益があってそのような行動に出ようとしているので

しょうか。蓮舫代表の演説の内容を素直に解釈すれば、安倍政権は全体国家

を作って軍事力で世界征服を企む悪の組織であるかのように理解することが

できます。もっぱら安倍首相は悪事が好きで好きで仕方がない異常性格者で

あるかのようです(笑)。

民進・蓮舫代表が「護憲」宣言!「総理の総理による総理のための

憲法改悪に絶対反対」[産経ニュース]

安倍晋三首相は憲法を変えると言う。口を開くごとに、どこを変えるの

かを変えてくる。総理の、総理による、総理のための憲法改悪には、

絶対に反対しないといけないと改めて訴えさせてください。憲法は、

国民の国民による国民のための憲法だということを確認させてください。

基本的人権の尊重、平和主義、国民主権、今まさに、この原則が脅か

されようとしている。一昨年(成立した)安保法制、憲法解釈を変えた

だけで、法案10本を1本に束ね、わずか100時間で強行採決。違憲

の疑いがある法律は、時間がたっても違憲の疑いがある。しっかり闘

っていこうじゃないですか。

内心の自由が脅かされる共謀罪(組織犯罪処罰法改正案)も、審議

をすればするほど、テロ対策ではないことが明らかになっているじゃ

ないですか。

特定秘密保護法、憲法解釈の間違った進め方、共謀罪。改めて、今

の政権はおごりが過ぎるということをぜひ、皆さんと連帯させていただ

きたいと思います。

蓮舫代表は、「総理の、総理による、総理のための憲法改悪」という一見大衆受け

しそうな表現を使うことで、【対人魅力 interpersonal attraction】のアップを狙って

いるのでしょうけれども、国会質問で流行語として認定されたばかりの「神ってる」

という言葉を使ったときと同じように完全にハズしています(笑)。「審議をすれば

するほど、テロ対策ではないことが明らかになっている」という評価にも根拠がなく、

一方的に自らの感想を述べているに過ぎません。「政権のおごり」という印象表現

は、情報受信者が潜在的に持つ論敵に対する負の感情を喚起させる【悪意に訴

える論証 appeal to spite】というものです。

民進・蓮舫代表が安倍首相を猛批判 「自分のレガシーのために改

憲したいのでは」[産経ニュース]

民進党の蓮舫代表は3日、安倍晋三首相が平成32年の憲法改正に

強い意欲を示したことについて、「自分のレガシー(遺産)のために改

憲をしたいのではないか」と批判した。都内で記者団に語った。

蓮舫氏は、首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記した条文を追加す

る方針を示したことについても「緊急事態条項や教育無償化、今度は

自衛隊。毎回言うことが違う。なんのために誰のために憲法改正する

のか見えない」と指摘した。

「自分のレガシー(遺産)のために改憲をしたい」というのは、先述した【代弁の虚偽】

です。また「緊急事態条項や教育無償化、今度は自衛隊。毎回言うことが違う」につ

いては、安倍首相が異なるアジェンダを日を変えて別々に述べていることを、あたか

も言説が毎回ブレているかのように印象操作しています。さらには「なんのために誰

のために憲法改正するのか見えない」というのも、一方的に自らの感想を述べている

に過ぎません。

以上、具体的に演説の内容を見てみると、その言説のほとんどが【人格攻撃】で構

成されており、論理的な主張はほとんど認められないということがわかるかと思いま

す。なお、民進党が会見や演説で政権を【人格攻撃】する傾向は、けっして憲法記

念日だけに特化されたものではありません、

毎日のように行われる民進党執行部の定例記者会見では、一年中このような【人

格攻撃】を続けていると言えます。

 その2 に続きます。

 

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