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技術士(建設部門建設環境)の試験攻略

技術士(応用理学部門)の攻略

2007-03-07 22:53:06 | 技術士
1.マトリックス図を作成する

 技術士の試験において出題される専門範囲は広い。
 特に応用理学部門では物理、化学、地球物理、地球化学、地質と理科の基礎科目をすべてを網羅しているため、第一次試験ではその範囲の広さに何から手をつければよいのか悩んでしまう。

 特に応用理学部門は参考書・過去問を扱っている本が少ない。

 限りある情報から集めるしかないが、直近3ヵ年ぐらいの過去問を集めてみると、意外と?その出題範囲が限られていることに気づく。

 おそらく何年かの周期で問題作成者が変わっており、その方の専門周辺問題が出ているような気がする。

 具体に拾い上げてみると、

・原子間力顕微鏡
・伝熱工学のうち、熱伝達の基礎
・騒音振動調査の基礎項目
・半導体
・機器分析の基礎法則
・最近、産総研などで話題の技術
・鉱床
・物理探査の基礎

等々が割と立て続けに出題されている。

 さてこれらの問題文に使われている頻度の高い「専門語句」に対して造詣を深めるために、「関連-マトリックス図」を作成することが試験対策に有効であると考える。

 用意するものはB4サイズぐらいの広い用紙と鉛筆、蛍光ペンである。

 例えば「原子間力顕微鏡」であれば、まず紙の真ん中に「原子間力顕微鏡」と書く。
 次にその言葉に関連する語句「トンネル効果」が、過去問の中にあるのでそれを近くに書く。

 例えば「原子間力顕微鏡→トンネル効果」と書く。

 書いたらその言葉同士を関連させている内容を「→」の上に書く。
 反対の意味を持つ言葉なら「⇔」などを使う。
 覚えにくい言葉は蛍光ペンでなぞる。

 こんな風に関連するいろんな言葉を過去問から探したり、ネットや辞書で調べたことを関連させ、広用紙いっぱいに書き込むと、かなりいい確度で出題予想が立てられる。





 

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