夏目漱石の名前について
「本」3月号
“年の取り方について“ 内田 樹より
夏目金之助が漱石という号を選んだのは20歳のころことだが、
それは「石に枕し、流れに漱ぐ」という古詩を
「流れに枕し、石で漱ぐ」と言い間違ったのだが、誤りを認めず
「石で歯を磨いてどこが悪い」と居直った唐士の古人の風貌に
通じるものをおのれの内に見たからである。・・・・
・・なるほど夏目漱石にそんな心の内側があったのか
自分も年をとって頑固な面があるが、それを認めたくない、漱石の足もと
にも及ばないが・・?本は新しい発見と驚き
架空の世界での体験を指してくれる
だから“本”大好き (^O^)/
「本」3月号
“年の取り方について“ 内田 樹より
夏目金之助が漱石という号を選んだのは20歳のころことだが、
それは「石に枕し、流れに漱ぐ」という古詩を
「流れに枕し、石で漱ぐ」と言い間違ったのだが、誤りを認めず
「石で歯を磨いてどこが悪い」と居直った唐士の古人の風貌に
通じるものをおのれの内に見たからである。・・・・
・・なるほど夏目漱石にそんな心の内側があったのか
自分も年をとって頑固な面があるが、それを認めたくない、漱石の足もと
にも及ばないが・・?本は新しい発見と驚き
架空の世界での体験を指してくれる
だから“本”大好き (^O^)/