KANO ―カノ― 1931海の向こうの甲子園

「KANO ―カノ― 1931海の向こうの甲子園」

 KANO
 監督:マー・ジーシアン
 出演:永瀬正敏
 2014年 台湾

 よかったです。

 1931年、台湾の嘉義農林学校野球部が甲子園大会に出場した実話。

 弱小チームを強くと言うより、チームを作り育て、育つ物語。時代背景は並列して描かれている。そして、何よりも甲子園での試合を十二分に見せてくれる。野球部を強くする前半で、すでに感動してしまっている。しかし、それ以上のものが後半、用意されているのだ。終わっても、終わらない主人公たちの人生も報告される。
 180分と長かったが、そんなこと感じることなく見ることができた。
 そう、長かったのだ。けれど、上映期間は短かった。しかも、同時に3つ野球映画が公開されたので人の入りはどうかなあ~ と思ったのだけど、館内は満席だった。(年配の男性多し)
 私の目当ては監督役だった永瀬くんで、主演は彼だと思う、けれど、もう、野球をした子どもたちが主人公だったよ。永瀬くんはそういう演技というか存在になれるから好きなのだな。
 
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くそったれの世界

 THE BIRTHDAYの「くそったれの世界」の歌詞について考えてしまう。
 繰り返される『俺のマーメイドを 「探してくれよ」「返してくれよ」』という言葉。誰かに要求している。誰だろう?
 酒をのみながらなんだかこぼしているような言葉が続き、そして『お前のそのくそったれの世界 俺はどうしようもなく愛おしい』とくる。お前は誰?
 愛おしいのはマーメイドではないのか?
 お前ではないよな。
 でも、お前に探してくれと頼んでいる?
 愛おしいのは「お前のくそったれの世界」なんだ。

 俺は何かを失ってしまったのは確かなようだ。


 何度も大声(車の中)で唄い、考えた。考えるたびに違う結論にたどりつく。この詞は矛盾を含んでいるように思える。けれど、歌詞にあるように「それだけで」という言葉に包み込まれる。その、「それだけ」のなかにどれだけのことが込められているのかは誰にも判らないというパラドックスがあり、とても魅力的なのだ。パラドックスというより、鏡の中の鏡?

 「鳴り響く予感」という言葉は聴く側の思念を増幅させひろがっていく。そのまままるまる受け止める。言葉は繰り返される。


 じつは、二つの考えが浮かんだ。
 ひとつは、お前を「神」のような存在と置き換える。だとすると「くそったれの世界」というのはこの現実の世界ということになるのではないかというもの。
 もうひとつは、鏡に映った自分自身が「お前」であると考えた。飲んだくれて、鏡に向かって語りかけている俺がいるのだ。自分のその、くそったれの世界だけど、愛おしんだよ、グラスをカタンとならしてそのままむかえた朝。そんなふうにイメージする。


 とにかく「どうしようもなく愛おしい」と唄う男の姿を想像するだけで、なんかゾクゾクする。
 
 
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サスペリア

「サスペリア」

 SUSPIRIA
 監督:ダリオ・アルジェント
 音楽:ゴブリン
 出演:ジェシカ・ハーパー
 1977年 イタリア

 『決して ひとりでは見ないでください・・・』

 劇場で鑑賞。

 恐いの苦手と思っていたのに、最近はホラーで検索して映画を録画している始末。でも、ホラーにかぎらず、録画すると見ないのである。アルジェント監督作品も数作録画していて、まだ見ていない。サスペリアはすぐに復習したけど(笑)。でも、ホラー作品をスクリーンで見るのじつは2度目だったのだ。そして、なんと、映画館でホラー、クセになりそうと思ってしまったよ。

 ブボン、ブボンっと鳴ったら、やばいよやばいよヤバイ。

 レイトショー見終わって、映画館のトイレがサスペリア。帰りのバス、一番後ろに座っていたのだけど、車内の降りますランプがずらり点灯したらサスペリア。頭の中はサスペリアの音楽が鳴り響く。サスペリアはどんどん脳内に入り込んでいく・・・・・
 最高でした。

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天才スピヴェット

「天才スピヴェット」

 THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET
 L'EXTRAVAGANT VOYAGE DU JEUNE ET PRODIGIEUX T.S. SPIVET
 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
 出演:カイル・キャトレット
 2013年 フランス、カナダ

 2D版を鑑賞。

 とてもよかったです。
 スピヴェットの冒険に同行できたかな。
 こちらまであばらが痛くなってきた気がしたよ。
 映像も音楽も物語も文句なしです。細かいところもとてもよかった。

 でもね、なんだろう今までの作品から感じられる「愛」そのものが変化してしまったような寂しさを感じる。グロテスクであったり、なんだかへんてこであったりしても、とてもとても美しいものが描かれていた・・・・ マルク・キャロと離れて作られた作品にもたしかにあったはずなのになあ。自然の美しさと、家族の愛情にはかなわないのだろうか。

 文句言っているみたいだけど、本当に面白かったのでありますよ。
 
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サウンドトラック

「サウンドトラック」(上・下)

 古川日出男 著 集英社文庫

 最近(昨年だけど)、「ゴッドスター」(新潮文庫)を読んで、ノックアウトされてしまった。まさか次読む作品に、さらに伸されるとは思っていなかった。(発表年度は「サウンドトラック」が先)まだ「アラビアの夜の種族」を読んでいないというのに。

 このごろ読書はもっぱら電車の中で、この本は夢中になりすぎ、もう少しで乗り過ごしそうになること数回。下巻3分の1を休日、一気読みした。最初から最後まで圧倒されっぱなしだった。
 パソコンでゲームをやっていて、それは、あるタイミングでマウスをクリックすれば連続動作に入り高得点がとれるというもので、最初は全くできなかった。ところがコツのようなものを見つけて、どんどん自己記録を更新していった。そのクリックするタイミングを見る自分の状態がなんだか変なのである。見ているようで見ていない、どうやら思考回路を通らずに体の一部が判断しているかんじ? 目の裏の脳の奥が見ているそんな感覚を得ていたのだ。
 そして、「サウンドトラック」を読んでいるとき、それと近い状態にあったように思う。
 文字を追っていて、その描写を思い浮かべる。ところがスピードが速い。文章のスピードに振り落とされないようくらいついていく。すぽんっ。音がなくなる。

 なかなか希有な体験をさせていただいた。

サウンドトラック〈上〉 (集英社文庫)
古川 日出男
集英社

サウンドトラック〈下〉 (集英社文庫)
古川 日出男
集英社


 古川日出男作品は「ベルカ、吠えないのか? 」が初めてだった。(過去記事 )「アラビアの夜の種族」を読みたいと思った日から、足踏みしているのだけど、そろそろページを開いてもいいかな。
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プレイリスト

 もう、ずいぶん前から文章まとめられない病にかかってしまい、なんとなくブログ更新することができなくなった。ブログなるものを始めた頃は、思考回路がブログに書く文章、そんな状態だったような気がする。初めて作ったブログはあっぷあっぷして、4ヶ月くらいで閉じてしまった。それを考えるとよく平気で何ヶ月も更新しないでいられるなあ~ と思う。取り戻すことできるかな?

 まとめられない病は一度かかると、もしかすると完治しないかもしれない、長く離れれば離れるほどリハビリも大変そうである。こう言うと、もともと上手くまとめられていたみたいだね(笑)。上手くまとめられないではなく、ただただまとまらないのであります。
 ゴールデンウィークを機会に少しだらだら始めてみようかとひとりごと。と書いて、黄金週は早過ぎ去り、台風がやって来る季節となった。

 時を戻ること新緑の季節(4月末のこと)。久々のドライブで岡山方面に向かった。そして、「井倉洞」という鍾乳洞に入った。運転手の言う、八つ墓村のロケ地(本当は「満奇洞」)という言葉にワクワクしていたのだが、違っていた。でも、とても楽しかった。
 さて、ドライブと言えばミュージック。音楽担当として選んだ音はこれだ! 映画『新選組オブ・ザ・デッド』のサウンドトラック。これかっこいいぜよ。映画ももちろん見に行った! (まとめられない病をなんとか治さなければならない) CDの解説にある監督の言葉によれば、最初作られた音はかっこよすぎて、それから監督も参加して今の音が出来上がったそうだ。バンド音楽としてかっこよすぎるその音も聴いてみたい気がするけど、このサントラもかっこいいでがす。

『新選組オブ・ザ・デッド』オリジナル・サウンド・トラック
ZOMBIE, DON'T RUN
UK.PROJECT



 次は自分で作ったプレイリストを流す。初夏をテーマにまとめたつもりだけど、違う曲もかなりあった。ゾンビから初夏、あわせて鍾乳洞というオツな休日である。おまけに天気はくもりだった。
 さて、この「プレイリスト」について「だらだら語ろう」が今回のお題である。

 外出時、ヘッドフォンで音楽を聴くことは、MDを最後にやらなくなった。何時のことだろう。最近になって、使い古しのiPodシャッフル(初代)をもらって再びヘッドフォンを使うようになった。それが壊れてしまい、新しい iPod nano なるものを購入したのである。スマフォはまだ使っていない。
 こいつ、薄いくせに、すごい容量。アルバム何枚入るんだ!
 ということで、最近はプレイリストを作る楽しみを得たのであった。今のところ、カーステレオとiPodのみの再生なので、空間的楽しみは未経験であることを前置きに。もちろんアルバムとして楽しむことは大切。
 創作する側としては、曲順もいろいろ考え一枚のアルバムを仕上げているのだから、勝手にプレイリストとは! と怒られてしまいそうな気もするけど、アルバムとして何度も聴いているうち、たぶん、脳は次の曲をちゃんと予測して、記憶の再生もしているのではないかと思うのである。だから、勝手にプレイリストを作って、なおかつシャッフルして聴くと、知っている曲が、初めて聴く曲かと新鮮に響いてくる。自分は今までこの曲のどこを聴いていたのだろう? とさえ思えてくる。
 だから、そうしてまたアルバムを聴けば、新しい発見があるかもしれない。

 それと、最初は好きな曲を集めてしまうので、なんとなく満腹状態になってしまう。だから、ちょっと適当に集めてみたりする。好きなアルバムでも、あまり選ばない曲を放り込む。すると思いも寄らぬいいプレイリストができたりする。おもしろいよ。
 あと、コンセプトを立てて集めてみると楽しい。先日、「かっこいいギターリフ」を目当てに、曲を集めてみた。私にギターリフの何が分かるのかはなはだ疑問だけど(笑)。まだまだ改良の余地はあるものの、けっこう楽しいものができた。

 もう聴かなくなった古いCDを引っぱり出して、一曲選ぶ。ある時、「ピーターラビットとわたし(大貫妙子)」を入れておいた。するとつれあいが、知らなかったらしく、この曲本当にあるんだと言う。私が調子外れに時々歌っていたのを、私が勝手に作って歌っていると思っていたそうだ(笑)。

 
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ズボンズ

 ズボンズとの出会いは、10年以上前好きなバンドの対バンとしてライブを見た時で、カッコイイなあという印象がずっと残っていた。それ以前からバンド名は気になっていた。なんだか気になっていたのだ。あと、チラシのデザインも印象に残っていて、何枚か保存している。だけど、音を追いかけることなく、「いつか」の先送りをしてしまったのであった。
 時間が経って、音楽を聴くことがなんとなく少なくなった。それでも、突然あのひとの歌が聴きたいとか、ライブに行きたいとか思い立つことがある。それで、次に機会があればズボンズのライブを見たいと思ったのだった。だけど・・・・ なんと、解散するって・・・ 

 こんな私なので、ズボンズについて語るなんて畏れ多いのだけど、続けます。とは言え、あまりにも知らないでトンチンカンなことを言ってしまうとまずいとこころサワサワ。ちょっと検索したりもしたけど、それで知ることができるはずもなくということで大目に見ていただけたらうれしいです。

 ズボンズは解散してしまったけれど、昨年の春イベントにて、ドン・マツオさんのソロのライブを見ることができたのだ。
 イベントは地元の若いバンドマンたち主体のものだった。複数のバンドが出るとき、お目当てのバンドだけを見るひともいるけど、ケチな私は、全部見たい性である。時間があるなら大抵最初から見ることにしている。最近の若者は上手い。いわゆるバンドブームの頃は勢いが先にあり技術はあとから・・・・ってなことも多かったのでは?? っということで、若者たちの演奏はどのバンドもとてもよかった。時になんとなく懐かしさを感じてしまったのだけど、それは、彼らの親世代が聴いていた音楽が肥やしになって新しく生まれる音だからかなあと思ったりする。そして、ドンさん登場。自身のバンドメンバーも来ていたはずだけど、ステージは若者バンドから各パート出演する形態となっていた。あらかじめ楽曲の情報を送り、リハーサルも行われたそうだけどほぼジャムセッションに近い状態なのではないかと思う。ドンさんのプロフィールにある「コンダクター」の意味を知ることとなった。

 ドンさんの体は、どちらかと言えば、ステージの演者へ向いていた。それだと、お客さんは置いてけぼりになってしまうのではないかと思ったのだけど、全くそんなことなかった。ステージの若者たちもすごい体験しただろう。そして、後ろの隅に座っていた私は、ちゃあ~んとその音の中に入り込んでいた。すごく楽しかった。今更ながら考えるのだけど何がどう違うのだろう? 本当に楽しかった。それは、私にとって初めての感覚だった。

 この文章は、途中まで書いて、はやく書き上げてブログにアップしたいと毎日のように考えていたのに一年近く経ってしまった。
 2月にドンさんの新しいソロアルバムが出る。せめて、それまでに書かなきゃと思っていたのだけど、アルバムはもう発売されてしまった。アルバムを聴いたらもう書けないと思った。だけど、このアルバムのように今しか書けない気がしてきた。

 そして、2015年2月4日、新しいソロ・アルバムが出た。『Arcadia Blues』DON MATSUO


 新しいアルバムを、ドンさんは( http://ototoy.jp/_/default/p/48281 )『このアルバムは、オレのSgt. Peppersかも知れない。』と言っている。この時が来なければ生まれないアルバムと解釈していいだろうか。
 これは、聴くほうとしてもなかなかプレッシャーである。発売前、私はこのアルバムをまるまる好きになる自信が無かった。きっと、自分には敷居が高いアルバムになるのではないかと思っていたのだ。
 今は、繰り返し聴いている。とても気に入っている。それ以上はね、今は言えないけど。(これからもっと聴き込みたいから)
 ただ、私にとって、ひとつ前のアルバム「Magic Mountain」から違和感なく繋がっている。


 さて、ここまで書いて、また数日経ってしまった。
 ドンさんのブログ DON's New Directions とかを読んでいてズボンズは無くならないと思っていた。それが、昨年のいつごろだっただろう、あ、ズボンズはまた始まるんだと思うようになった。伝わってきた。いつになるかは全く想像していなかったけど、近頃になって、それは遠くないかなと思っていたから、どうにかそちらへ繋げて文章をまとめようと構想していた。
 そうしたら、その時がやって来てしまった。もう、ぼやぼやしていられない。今日中にまとめなきゃ。(明日になってしまったけど)
 ドンさんのソロライブに行くことができなくて残念なのだけど。
 新しいズボンズ始まるよ! いつかきっと、ズボンズのライブ行くことができる!

 私は、彼らはずっと続いていたと思っているから、新しくはないと思ってる(笑)。バンド名に答えがあるのではないかと思う。

 その名は、THE ZOOBOMBS(ズボンズ)
 
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グランド・ブダペスト・ホテル

「グランド・ブダペスト・ホテル」

 THE GRAND BUDAPEST HOTEL
 監督・脚本:ウェス・アンダーソン
 出演:レイフ・ファインズ、トニー・レヴォロリ、F・マーレイ・エイブラハム、シアーシャ・ローナン
 2013年 イギリス、ドイツ

 とても、とてもおもしろかった。
 ウェス・アンダーソン監督ファンでなくとも楽しめるし、ファンであるならそれ以上に楽しめるはずだ。それ以上というのは、この作品の達成感なんだ。
 監督のエッセンスの効果を一度味わったことがあるなら、またそれを味わいたくなるだろう。でも、その少しずつの違いに分かったふりして満足していた私は、この作品で何を得たかというと、満足そのものと言っていいのではないかと思う。おかしな言い方になってしまったけど、満たされるってこういうことなのか、と。

 物語が幾重にもなり出来上がっていて、そこにはミステリー、サスペンス、歴史、恋愛、家族愛・・・・ お菓子! たくさん詰まっていて、一見ではたぶん味わい尽くすことはできないのだけど、絶妙なスープよろしく、ひとつの作品として最高の仕上がりになっている。
 監督が積み重ねてきたこと、繋がった役者、技術者たち、集まった知識や技の、みごとな集約!

 そう、私は同じことをくりかえし言っている。

 今回アカデミー賞に最多ノミネートされているらしい!

 ちっとも文章がまとまらないのだけど。
 また見たいな。



 あ、見たのは、昨年の7月であります。
 
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ロンドン警視庁犯罪ファイル

「ロンドン警視庁犯罪ファイル」

 Trial & Retribution
 出演:デヴィッド・ヘイマン
 1997~2009年 イギリス
 全32話

 AXNミステリーにて。


 エピソードは20あるそうだけど、途中まで1エピソードが前後編90分の枠で放送されていた。
 なんと言えばいいのか、私としては魅力的な人物が出てこないのである。しかも、見終わって嫌な気分になる。それでも見てしまう。こうなったら最後まで見るぞ。
 魅力的な人物が出てこないと言ってしまったが、マイク・ウォーカー、けっこう思いやり深い人ではある。サッチはなんだかダメダメなんだな。ロイシンはきかん坊だし。

 冒頭や途中途中で、2分割(時にそれ以上)された画面に違う映像が流れ、事件のあらましや、捜査の進捗状況が映される。最後、裁判が行われ判決が下る。判決が真実に沿っていないことをにおわすような終わり方をした事件もしばしば。
 なんということでしょう。
 リアリティを追求したストーリーとあるけれど、であるなら、そうなのか!?

 そういえば、最近、日本のドラマはいいかんじにまとまる作品が多いかもしれない。そんな中、今年春に放送された「BORDER(主演:小栗旬)」のラストシーンにはしびれた。裏で放送していた「MOZU Season1」(Season2は見ていない)もなかなかハードだったけどね。そんな中、最近見た一番後味の悪い終わり方は、山本陽子主演「黒革の手帖(1982)」だな。
 
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」

 Only Lovers Left Alive
 監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
 出演:トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン
 2013年 アメリカ/イギリス/ドイツ

 鑑賞してから、ずいぶん時間が経ってしまった。
 しかも、あやうく見逃すところだったし・・・・・
 ジム・ジャームッシュの吸血鬼。これは見逃してはならないでしょう。
 おもしろかったです。

 こだわりが詰め込まれていて、一見では見逃してしまうかもしれないし、繰り返し見ても知らなければ気づかないようなことも描かれていたりするかもしれない。だけど、見終わってあ~おもしろかったと言える作品だった。繰り返し見なければならないではなく、繰り返して見ると楽しさがどんどん増えていきそうだ。
 あ、見たくなってきた。

 全体的にゆっくりとして、現世と反する、ある意味非常にパンクな作品かもしれない。
 デトロイトの夜をドライブしながら「私はスタックス派よ」とモロッコからやって来たイヴ。
 吸血鬼もスマフォを操るんだ(笑)。
 紙の本も指でなぞってサクサク読書できるなんていいなあ~
 それから、血液を飲むシーンがあるのだけど、あれは、この映画を見た人、一度は真似をしてしまう。はず。もちろん血液を飲むわけではないですよ。お茶なりジュースなりで。
 おもしろいシーンや設定がたくさんあって、あれこれ書きたいけど自分の記憶があやしいので今回はこれでおしまい。



 こう言っては失礼かもしれないけれど、私にとって、ジム・ジャームッシュ監督は、かわいくてしかたのない存在となってしまった。
 
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