晴れ、時々…。

過去、NewF-1を愛機とし、20年間離れ、2014年、新たにカメラを手にした。やはり、写真の世界は、格別だ…。

徹夜明け奇譚

2017-03-24 17:30:36 | 日記
月イチの徹夜仕事明け。
どこかの写真展とか、写真関係の場所へ寄って帰宅するのが、常である。
今日は、自宅最寄り駅のギャラリーへ寄った。

そこでどうにも納得できないことがあって、受付で話し込んでしまった。
写真展で使われているプリントの質があまりよくないのだ。

四十数枚展示されているのだが、どれもなにかしっくりこないのだ。1枚は、明らかにコントラストが効きすぎて、別物になってしまっている。
※展示室中央のテーブルに出品者それぞれの製本された写真集があって、それと比較しての話。

聞くと、某チェーン写真店へプリント依頼したらしいのだが、「これが限界」とかで、それを額装して展示しているらしい。
いや、限界なわけがない。テーブルにある写真集には、明らかにきちんと作品が再現されているのだから。

予算の関係もあるらしいのだが、展示する作品は、それ相応の費用をかけなくてはいけない。
色見本を出して、そのままをプリントしてもらうのが原則。

某チェーン写真店のプリントは、以前、私も試したのだが、色見本通りにはできていなかった。
A3で3000円ほどで、安いとは言えない。ただ、昨年11月の所属フォトクラブの写真展では、4つ切り1枚に約1万円かけていたことからすると格安だ。

デジタル全盛で、アマチュアがレタッチしすぎて別物量産も如何なものかと思うが、プリントが命の写真展で質が追いつかず別物になるのも如何なものかと思う。

受付で話し込んだ後、非礼を詫びて、踵を返す刹那、フォトクラブの所属についての話になった。
偶然だが、所属フォトクラブの講師の写真集を活動の見本にすることもあるらしい。
どこでどう繋がるか、写真の世界は、また奇異である。