運営委員長の岡野です。
昨日、テレビで参議院予算委員会での民主党の植松恵美子氏(香川県選挙区)の質問を聞いていて、国家の安全保障には食糧とエネルギーの自給は必須ではないかという主張は私たちと一致するところであり、質問の態度の嫌みのない歯切れのよさ、43歳という若さに、これからのなかなかの人材なのではないか、という期待感を持ちました。
加えて、彼女の質問の中で、筑波大で進んでいる藻から燃料を取り出すという研究が実用化まであと一息に迫っていることを知ったのは収穫でした。
ニュース等でその研究のことは少し知っていたのですが、実用化まではかなりの時間がかかるのではないかと思っていたのです。
日本の原発推進の主な動機の1つは、敗戦を体験した指導者たちの「日本は石油不足で戦争に負けた。なんとしてでもエネルギーの自給ができるようにしなければ」という思いだったようであり(もう1つは将来的な核兵器の保有を可能にしておくこと)、今でも原発に関する議論には必ず、「再生可能エネルギーでは産業に必要な安価で安定的な電力がまかなえない」という話が出てきます。
しかし、もし藻から石油に近い液体燃料を安価に取り出せるようになれば、日本の悲願であったエネルギーの自給は可能になり、輸入の石油や天然ガスや原発に依存する必要がなくなるかもしれません。
どこまで短期間での実際的な可能性があるのかは、素人なので断定できませんが、可能性があることはまちがいないと思われます。
これは、一日も早い脱原発を願っている私たちにとっては、朗報ではないでしょうか?
みなさんのご意見やご感想をお聞かせください。
(女性議員は香川の方ですね)
先日の植松さんの質問は、共感することが沢山ありましたね。私も、期待できる人かなと思いました。
以前藻の研究がされていることをテレビで知りましたが、脱原発を心から願っている一人として、一日も早く実現できるよう祈る気持ちです。こういうことにこそ、お金をかけてほしいですね。
原子力にしがみつかないでも、安価で安定したエネルギーを自給できるかもしれない、という柔軟な発想-発想の転換ができれば、持続性に向けて方向転換ができますね。
そういう柔軟な発想-発想の転換ができるのは、やはり主に若いリーダーなのでしょうね。
柔軟な発想のできる若いリーダーの登場に期待しましょう。
藻から燃料を取り出す研究について全然知らなかったので、この記事はまさに朗報でした。
穀物からのバイオ燃料と比べ、食料高騰の問題を引き起こす心配がなく、さらにはとうもろこしの700倍のオイル生産効率があるとのことなので、私も早く実現して欲しいと思いました。
本当に先生の仰っているように、
持続性に向けて方向転換する為に、
早く柔軟な発想のできる若いリーダーに登場してほしいと思いました。
私も恥ずかしながら、この研究の近未来の実用可能性について「なかなか難しいんじゃないかな」という予断と偏見で見ていました。
植松氏のいわば広報活動で教えてもらったわけですから、私たちもまず自分で勉強してみて納得しながら、原発なしのエネルギー自給は夢や絵空事ではなく、可能なんだ、という広報をしていくといいのではないでしょうか。
そうですね。広報活動をする上で、
自分で納得した事を伝えるのが重要だと私も思います。
様々なところから情報を集めて、
それで持続可能な社会の実現へ向けて有益な情報があったら、まず自分で勉強してそれから広報をしていくとよいと私も思います。