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県の石(141種の岩・鉱物・化石)を日本地質学会が認定

2016-05-11 | 地質
 日本地質学会は、47都道府県で産出する特徴的な岩石・鉱物・化石を1つずつ選び、計141種類を「県の石」(都道府県の石)として認定した(5月10日発表)。平成26年(2014年)に一般公募し、専門家の審査を経て認定した。
 各都道府県のシンボルとなる花や木などは既にあるが、石の選定は初めてである。例えば、新潟は佐渡の金、鳥取は砂丘の砂などが選ばれた。
 学会の斎藤真常務理事は「学術的に重要で市民の多くが受け入れやすい石を選んだ。大地の歴史と成り立ちを知って郷土の地質を愛してほしい」と話している。
 ◆県の石(東北6県)
    岩石              鉱物
 青森 錦石(全域)          菱マンガン鉱(尾太鉱山)
 岩手 蛇紋岩(早池峰山)       鉄鉱石(釜石市)
 秋田 硬質泥岩(男鹿市)       黒鉱(北鹿地域)
 宮城 スレート(登米市、石巻市雄勝) 砂金(涌谷町)
 山形 デイサイト凝灰岩(山形市山寺) ソロバン玉石(小国町)
 福島 片麻岩(あぶくま高原)     ペグマタイト鉱物(石川町)
    化石
 青森 アオモリムカシクジラウオ(青森市)
 岩手 シルル紀サンゴ化石群
 秋田 ナウマンヤマモモ(特定の場所なし)
 宮城 ウタツギョリュウ(南三陸町歌津)
 山形 ヤマガタダイカイギュウ(大江町)
 福島 フタバスズキリュウ(いわき市大久町)

 今日も雨、降ったり止んだり。この雨が終わったら畑にナスなど沢山の苗を植えなくては。
 雨の中で見つけた”ツボサンゴ”。小さな釣鐘形(壺形)の朱赤色の花が鈴なりに咲いている。花と言ったが、朱赤色花弁の様に見えるのは萼(がく)、だから長く咲いているように見える。見つけた場所は日陰の軒下で、半日陰~日陰・水はけの良い場所が好みのようだ。
 ”ツボサンゴ”の魅力は、花よりも葉色の美しさにある。葉はハート型・円形で、葉色に銅葉や銀白色・琥珀色などがあり、カラーリーフプランツとして人気がある。
 名(ツボサンゴ)の由来は、花姿(壺形)と花色(真っ赤な珊瑚色)から、と言う。
 ツボサンゴ(壺珊瑚)
 学名:Heuchera sanguinea
 別名:ヒューケラ(ホイヘラ)
 英名:Coral bells
 ユキノシタ科ツボサンゴ属
 耐寒性常緑宿根草(多年草)
 北アメリカ原産
 開花時期は5月~9月
 花は小豆大(径数mm)の釣鐘形(壺形)
 花色は朱赤色、白・桃・淡緑色もある


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