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主要国の中で日本だけ、科学技術の研究論文数が過去10年間で6%減

2017-11-12 | 学問
 文部科学省科学技術・学術政策研究所の調査でわかった(平成29年8月)。
 日本の大学や研究機関が、2013~2015年に発表した論文数が10年前に比べて6%減少した。米国に次ぐ2位から中国、ドイツに抜かれて4位に後退した。
 同研究所は、米国の論文データベースから科学技術論文を抽出し集計。日本は研究開発の国際競争力を示す指標の1つの論文数で2003~2005年には、年平均6万7888本だったが、2013~2015年には年平均6万4013本に後退した。
 研究開発費の多い7ヵ国で見ると、論文数が減ったのは日本だけで、他の6ヵ国(米国・中国・ドイツ・韓国・フランス・英国)の論文数はいずれも増加した。中国は約4.2倍、韓国は約2.2倍に増えた。注目度(他の論文に引用)の高い論文数でも10年間で4位から9位に低下した。
 研究所科学技術・学術基盤調査研究室の伊神正貫室長は「日本の論文数の伸び悩みは、研究開発費との関連もあるが、博士課程入学者数が2003年を境に減少傾向で、大学の若手教員も減っていることとも関連しているとみられる。複合的な要因」と話す。

 今日は良く晴れた。外に出ると少し寒さを感じる。最高気温12℃とか。
 秋が深まって来ると、草も木々も紅葉・黄葉での衣を纏い艶やか。そして落葉する。
 紅葉する植物には色々あるが、艶やか紅葉はカエデ科・ニシキギ科・ウルシ科やツツジ科などである。散歩で良く見かける”ドウダンツツジ”はツツジ科であり、見事に紅葉する。”ドウダンツツジ”の魅力は、秋の紅葉だけでなく、春の鈴なりの白い小花が見事だ。白い小花が沢山咲く様子を星に見立て”満天星躑躅”とも書かれる。
 ”ドウダン(灯台)”の名の由来は、花の形・姿からと枝の形からとの説がある。枝が分かれる姿が灯台(結び灯台)に見えるからとの説が有力だ。結び灯台とは油を燃やす昔の室内照明灯で、三本の棒を結んで足を開き、その上に油皿を乗せたもの。
 ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星躑躅)
 ツツジ科ドウダンツツジ属
 日本の原産
 落葉広葉樹で低木、高さは0.5m~2.5m
 開花時期は4月~5月
 花は釣鐘様の白花(径5mm程)で、沢山鈴なりに咲く
 10月~12月に紅葉する 


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