goo

NPO法人 アサザ基金  活動レポート

第5回寄付(2008.12~09.05)の「緑のgoo」収益からの寄付)金額 450,000.- 
NPO法人 アサザ基金 様より、活動レポートをいただきました。




この度は、環境goo検索サービスより収益の一部をご寄付いただきまして、誠にありがとうございました。頂戴したご寄付は下記の活動資金として、使わせていただきましたのでご報告申し上げます。

アサザ基金は、水質の汚濁や漁業の衰退、森林の減少、人口の増加等の問題を抱えている霞ヶ浦の再生を目指して、湖各地での自然再生や里山の保全、外来魚駆除事業などを、流域の子どもたちの活動と一体化しながら実施しています。自然と人間が共存できる豊かな社会を、新しい社会システムの構築を通して実現していきたいと考えています。


総合学習を活用した小中学校での環境教育

霞ヶ浦流域では主に小学生を対象に、学校ビオトープ等を活用した環境教育を実施しています。最近では、子どもたちの提案を生かして、自然と共存するまちづくりを学習する新しいプログラムが、秋田県や東京都、北九州市でも始まっています。年間一万人以上の子ども達が参加しています。





農業・漁業・流通業との連携による外来魚駆除事業

霞ケ浦では外来種問題が深刻な問題になっています。アサザ基金は流域の農業者や漁業者と環境パートナーシップ協定を結び、水揚げされた外来魚を漁協から買い上げ(年間約100t)、魚粉に加工して流域の農協や有機農業団体で肥料や飼料に使用し、出来た農産物を「湖が喜ぶ野菜たち」とブランド化して、地元大手スーパーで販売するという新しいビジネスモデルを展開しています。





企業との協働による水源地保全(谷津田再生)

霞ケ浦流域の水源となっている谷津田が荒廃しています。アサザ基金では企業との協働による、水源地保全の取組を石岡市や鉾田市、牛久市等で実施しています。荒廃した谷津田を復田し、無農薬無化学肥料で酒米を作り、収穫したお米で地元酒蔵にてお酒にするこの取組は、都市と農村の交流や地域振興に役立っています。





◆NPO法人アサザ基金 公式サイト: http://www.kasumigaura.net/asaza/
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 社団法人 日... NPO法人気候ネ... »