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NPO法人 アースウォッチ・ジャパン 様 活動レポート

第6回寄付(2009.06~2009.11までの「緑のgoo」収益からの寄付)金額 450,000.-
NPO法人 アースウォッチ・ジャパン 様より、活動レポートをいただきました。

アースウォッチは地球温暖化や野生生物・生態系など生物多様性の保全に取り組む科学者を支援しています。一般の市民がボランティアとして日本をはじめ世界各地で行われる野外調査を支える仕組みを持ち、市民参加による科学的調査の推進に取り組んでいます。

「緑のgoo」を通じて皆さまからいただきましたご寄付は、以下の活動資金の一部として、大切に使わせていただきました。


多摩川・鶴見川の淡水ガメの調査活動

◆チーム7(9月5日(土))
朝9時、研究者スタッフとボランティアあわせて8名の調査チームが集合し、多摩川支流で調査を行いました。午前中は、調査概要の説明を行い、捕獲カゴの組立作業と古いカゴのメンテナンス作業の手伝いをしました。

昼食後、研究者から日本の河川に生息する淡水ガメのレクチャーを聞いてから、その後、調査水域に順次捕獲カゴを設置しました。


◆チーム8(9月6日(日))
この日はスタッフとボランティア計7名が朝9時に集合しました。調査概要の説明の後、作業は前日に仕掛けた捕獲カゴの引き上げから始まりました。クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、スッポン、カミツキガメなどが捕獲できました。昼食後、捕獲したカメを測定し、記録をつけ、また各捕獲点で放流しました。(※捕獲した外来種のカメについては、外来生物法や条例に基づき適正に対処しました)


カゴは調査のためにカメの呼吸に配慮して特別に用意したものです。


このようにカメを捕獲して記録することによって、生きていく上で陸地と水辺を必要とするカメ等の動物が棲める環境の状態や外来種の影響が徐々に明らかとなり、都市の生態系を保全していくために欠かせない基礎データとなります。より効果的な保全を行うには、こうしたデータを長期的に蓄積していく必要があります。


関連リンク: http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/r-turtle/index.html(多摩川・鶴見川の淡水ガメ)


このほかにも下記のプロジェクトを実施しました。

・温暖化と沿岸生態系
生物の分布と環境データを記録しています。(春、夏、秋)
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/climatechange-coastalecology/index.html

・南伊豆のフクロウ
夜間林道を歩いてフクロウの鳴き声を聞いて記録しました。(夏)
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/m-izu-owl/index.html

・白神山地のニホンザル
サルの足跡や食べ跡を探して山道を歩きました。糞の内容物も調査します。(春、夏、冬)
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/shirakami/index.html

・富士山周辺の絶滅危惧チョウ類
幼虫を探し、成虫を捕獲し、それらの記録をとります。(春から夏)
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/butterfly/index.html

・沖縄のサンゴ礁
サンゴ飼育槽の実験やサンゴ礁の地形、生物分布図の作成などを手伝いました。(夏)
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/OkinawaCoralReef/index.html

・清里のヤマネ
ヤマネの巣箱調査をし、巣箱の作成や交換も行いました。
関連リンク:
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/dormouse/index.html




NPO法人 アースウォッチ・ジャパン
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