まほろばの泉

亜細亜人、孫景文の交遊録にある酔譚、清談、独語、粋話など、人の吐息が感じられる無名でかつ有力な残像集です

羊飼いの犬に追いかけられた夢   2007 6 再

2016-12-20 14:49:56 | Weblog

もう何年も前の初夢で犬に追いかけられた

お節介なもので皆に知らせたことがある

何のことやら解らない人、なかには映画のストーリーかと言われた

近頃は目の前の現実として現れているが、羊飼いの犬は群れを美味しい草原に誘導している
太った羊は美味しい肉となり、チーズや干し肉となって羊飼いの胃袋を満たしている約二世紀前につくられた或る人たちの謀だが、戦争やそれに用いる戦術や武器もいらない、かつ民族や国を「いつの間にか・・」劣化、衰亡、亡国、分離、流浪に導く企図でもある。

人の正邪の分別を曖昧にさせ、利便性と保護を謳って彼らがコントロールする財貨の世界に誘い込む。仮装された生きる価値や目的を、彼らの囲いの中のでしかない自由を個性だと煽り、民族や人種の混交を「愛」に置き換えて、血純なる種別を曖昧に導く。すべてアナタ達の意志と決断だとして、反抗されるべき彼らを巧妙に隠している。

人々の連結の絆は分断され、かつ十九・二十世紀に起きた戦乱の真の目的にある各民族の歴史的集積の統帥者である「長(おさ)」を同じ民族の手で倒し、破壊した。そのスローガンは自由・民主・平等であり、そのスローガンは大衆が互いに争いと自縛を起こすような別の企図が含まれている。彼らは人間がいつの間にか眼前に広がる状況に問題意識すら抱かせない。

それより架空の幸福感を目指し、財貨所持の成功者を嫉妬し、不幸に落ちることを望む愚かな人心を習慣づけすることに目を向けた。格差に問題を抱く前に、財貨成功者をヒーローとして徒労な競争に誘い込み、学問、芸術、スポーツの成功者な過大な収入を与えて宣伝した。資源の交易は通貨価値や為替操作の仕組みを構成した彼らの意図によって、容易に差益利を生むシステムになった。

架空の民主を謳い、意見の相違は争論を生みあいまいな結論しか導き出せず、彼らの作った自由なグランドで、異なる社会に平等を投げかける。独裁はコストがかかる。共産は理想を謳ったが突き詰めれば「共惨」になる。一番コストがかからないのは自由と民主によって社会は混乱分断し、収斂コストは財貨のコントロールと自由を阻害すると謳った情報と社会の管理だ。そのツールは科学的というコンピューターになっている。

二十世紀は誰が名付けたのか、彼らにとって独裁・共産・自由の選択のための争乱だった。

筆者の「人間考学」の端緒になったのは、かくも人間の弱さ、誘引される理由、問題意識を持たせない環境醸成、など、今までの官制学校歴の課題(カリキュラム)にはない、いや考えさせないとも思える仕組みに興味を持ったのだ。

たしかに明治創生期にかぶれたように借用した教員制度はフランスからだ。あの自由・平等・博愛(友愛)によって長の首を熱狂によって断頭した社会だ。その掲げられた標語はいまだに達成されていない。

 

               

                     青森県弘前市 岩木

《以下はその年の賀状に記したことです》

いつだったか青い目の悪戯っ子が耳元で囁いた。

「われわれはすべての信仰を破壊し、民衆の心から神と聖霊の思想を奪い、代わりに数字的打算と物質的欲望を与える。

思索と観照の暇を与えないためには民衆の関心を商工業に引き付ける。 

そのようにしてすべての人々は自分の利益のみに没頭して共同の敵を見逃してしまう。

自由と民主主義が社会を瓦解させてしまうためには商工業を投機的基盤におかなければならない。

そして商工業が大地から取り出した富は民衆の手から投機家を通じてすべて我々の金庫に収まる。 

経済的生活で優越を得るための激しい闘争と市場での絶えざる投機は人情薄弱な社会を作り出すだろう。 

そして、高尚な政治や宗教に対して嫌気がさし金儲けに対する執念だけが唯一の生き甲斐になるだろう。

民衆は金で得られる物質的快楽を求め、金を偶像視するようになるだろう。 

そこで彼ら民衆の貧乏人どもは高邁な目的のため自ら財を蓄えるためでもなく、ただ錯覚した上流社会への嫉妬にかられ、われら

に付き従い、われわれの競争者である特権的立場のものに反逆するだろう」


そういえば古事記に
国稚(わか)く、浮かべる脂(あぶら)のごとくして、くらげなす漂えるとき、葦牙(あしかび)のごと萌えあがる物によりて成れる …  と、ある。
古典や故事を引用するぐらいの知恵者にあやかるまえに、大地の表層に浮かぶ脂やクラゲのように浮遊し、葦の芽ぐらいだった原祖を思い浮かべ、 青い目の悪戯っ子の囁きに、黒い目を白黒することのない心の鎮まりを見つけたいものです。

以上、送付したものですが・・・

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