げんきくんのわくわく日記

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脱原発学習会『日本と再生~光と風のギガワット作戦~』

2017-08-17 10:16:12 | くらし全体会
7月15日(土)安芸区民文化センターで脱原発学習会『日本と再生~光と風のギガワット作戦~』上映会を開催しました。
この作品は多くの脱原発裁判に関わってきた河合弘之弁護士が、監督&出演した作品の第3弾です。1作目『日本と原発』2作目『日本と原発4年後』は福島の原発事故や被災者の方々、被災地の話しが中心でした。「原発がダメなのは分かった。じゃぁ代わりのエネルギーはどうするんだ?」等の質問が多かったので、原発に変わるエネルギーは自然エネルギーしかないだろう!との思いで作られたドキュメンタリー映画です。
明るい未来へ向かっていけるよ!自然エネルギーは楽しくて儲かるんだ!そんなメッセージが込められた作品です。

『日本と再生~光と風のギガワット作戦~』では原発は時代遅れの汚いエネルギーである。世界はクリーンな自然エネルギーに向かっている。その実情を知るために監督自らドイツ、デンマーク、アイスランド、アメリカ、ハワイ、中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)の国々を駆け巡り、現地の方と自然エネルギー産業について、原発について色々お話しをされました。
世界の原発産業は次々に赤字を計上しています。(日本でも東芝の原発事業が巨額の赤字を出しました。)今、世界は自然エネルギーに向かっています。一方、日本は、2度も原爆を落とされ、3.11も経験したのにまだ、原発再稼働に向かっています。(自民党の原発推進を掲げる議員連盟が、世耕経済産業大臣に新たな原発設置などを求める決議書を提出しました。と7/26のニュースでありました。)
太陽光パネルの生産シェア70%の中国では、パネルの生産技術や生産工場を日本に輸出しようと考えていると映画の中で言われました。いつまでも原発に依存しているとますます世界から遅れをとるんだと思いました。
一般的な電気料金には『作るコスト』『送るコスト(送電)』『その他(人件費など)』がかかっています。自分のところで電気を作って使えば、余計なコストはかかりません。太陽光パネルが普及すればパネル代も下がっていき、初期投資が安くなればさらに太陽光発電が普及していく。我が家の電気は我が家でまかなう。電気も“地産地消”が大切と教わりました。自然エネルギーは太陽や風があればどこでも発電できます。
原発は、外国に何兆円も払って燃料(ウラン)を買ってきて、燃やして核のゴミが出て、その処理に困ります。危険でリスクしかない原発は要りません。
その意思表示のために私たちに出来る事、たとえば電力会社を変えるや、市民発電所に出資する、などがあります。
未来の子どもたちのために、私たち大人が正しいと思える『選択』をしませんか?
この上映会は10月21日(土)福山でも行います。今回来られなかった方はぜひご参加ください。ワクワクしたり、モヤモヤしたりしますが、何度でも観てもらいたい、希望がいっぱいの作品です(^_-)-☆






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