グリーンカーテン ぼくらのまちをごみからまもろう!総合のとりくみ

川口市立戸塚南小学校では様々な環境教育活動にとりくんでいます。4年生グリーンカーテンや総合のとりくみを紹介します。

一年間ありがとうございました!

2008-04-05 15:13:17 | Weblog
埼玉新聞社主催のジュニアエコタイムズで戸塚南小学校の4年生の環境新聞のとりくみが「学校賞」を受賞しました。



 埼玉新聞社 ジュニアエコタイムズ サイト
 http://www.re-na.com/eco15/eco_index.htm


 1年間、4年生の子どもたちは総合の授業でいろいろな活動にとりくんできました。
 1学期のグリーンカーテンのとりくみでは、理科のツルレイシの栽培・観察と関連させてグリーンカーテンを育てました。夏、太陽の光をいっぱいにあびてどんどん伸びるツルレイシは、4年生の子どもたちの姿そのままでもありました。パソコンの操作を学びがら、ブログを作成し、越谷市の大袋東小学校と交流したり、にがうり倶楽部のにがあるじさんにもゲストティーチャーとして学校に来ていただきました。


 2学期は「ぼくらのまちをごみから まもろう!」をテーマに社会の「ごみの学習」とつなげながら3Rから5Rへと学習をひろげていきました。地球環境問題といえば、気の遠くなるような大きな問題ですが、一人一人の生活をふり返りながら学習していきました。ごみの分別にはじまってリサイクルのしくみ、環境にやさしい買い物のしかたも学習しました。この授業は川口市民環境会議の方との協働の授業となりました。川口市民会議の方の紹介で、たくさんの専門家にも来校していただき、お話を聞くことができました。


 3学期は「ともにいきるまち 戸塚」をテーマに環境から福祉へと学習を発展させました。 アルミ缶回収で手にいれた車イスを地域のお年寄りの施設「聚楽苑」へプレゼントし、お年寄りとの交流がはじまりました。お年寄りに子どもたちは元気を、お年寄りから子どもたちはやさしさをもらいました。
 車イスのプレゼントの前には日本赤十字の協力を得て車イス体験をしました。はじめ遊び半分だった子どもたちも、ちょっとした段差でも車イスを使う人にとっては危険だということを実感しました。体験を通してしかわからないことがいっぱいありました。車イス体験から「ともにいきるまち」とはどういうことか、子どもたちに考えながら、地域のお年寄りと交流し、バリアフリーについても調べていきました。お年寄りも、そして障害のある人たちも、ともに生きる街になるにはどうしたらいいのか、自分たちは何ができるのか考えていきました。

 先日、大変嬉しい色紙が届きました。聚楽苑の施設長の新井さんとお年寄りの方がわざわざ学校まで訪れて持ってきていただきました。

 聚楽苑の方々からのお礼の色紙です。






 これから5年生に進級する子どもたちへの何よりの励ましとなりました。
 ありがとうございました。


 聚楽苑のお年寄りとの交流の後、視覚障害のある安田さんのお話も聞きました。安田さんの障害にもかかわらず、さっそうと元気な姿に子どもたちは感動しました。また聚楽苑への訪問犬活動をされているアニマルセラピーのボランティアグループの方々にも学校に来ていただきました。犬を抱く子どもたちは、やさしい素敵な顔をしていました。
 子どもたちは総合の学習を通して、たくさんの素敵な「人」と動物に出会うことができました。きっとこれからの子どもたちの心の財産になることと思います。
 
 一年間、このブログを見守っていただいた皆さん、ありがとうございました。これからも戸塚南小学校を温かい目、ときには厳しい目で応援してください。

ワンちゃんたちが やってきました!

2008-04-05 14:27:20 | Weblog
3月17日(月) 聚楽苑の訪問犬活動をされている 「フレンドリーDOG&CAT」の方々にきていただきました。もちろんワンちゃんやネコちゃんたちも一緒です。







ホームページでリーダーの宗像さんはこう書かれています。
「高齢者の方や障害者の方達に動物に触れ合っていただき、少しでもHAPPYな時間を過ごしていただきたいというふれあい活動をモットーとしています。このふれあい活動が、身体のリハビリの一環につながると私は信じています。そして…動物に触れ合った時のお年寄りの笑顔が私達のパワーになっているのです。」

学校に来ていただく前の打ち合わせでは、「子どもたちに犬や動物たちのすばらしさをわかってもらいたい」「いのちの 温もりを肌で感じてほしい」「犬と友だちになってほしい」とお話されていました。





子どもたちにふれあう子どもたちは大喜びでした。でも、なかには
「小さいときに怖い思いをして犬にさわれなかったけれど、今日さわれるようになって嬉しかった。」という感想もいくつかありました。




 子どもたちの動物といるときの穏やかな表情はとても素敵でした!




「フレンドリーDOG&CAT」のサイトです!


http://www.geocities.jp/dogwan0809/index.html




安田さんのお話を聞いての 子どもたちの感想

2008-04-05 14:17:56 | Weblog


お話の後、お礼に 歌「君とぼくのラララ」を歌いました。

その後、子どもたちに感想を書いてもらいました。


子どもたちの感想から


わたしは目の見えない人は、ほとんど何もできないと思っていました。
 でも、安田さんが学校にきてわかりました。
目が見えなくても、料理やいろんなことができることがわかりました。安田さんがりんごを切っててびっくりしました。なぜ、びっくりしたかというと、目が見えないのに上手に切ってたからです。目が見えなくても針を使ってボタンをぬったりできて、すごいなあと思いました。
 目の見えない人ようにいろいろな道具があることがわかりました。点字の本やふきでた絵もあることがわかりました。
 いろいろのことを教えてくれてありがとうございました。


ぼくは、目が見えない人はお金や食べ物が見えないし、わからないことばかりと思っていました。だけど、安田さんの話を聞いてびっくりしました。目が見えない人がふつうに生活してるなんて、初めて知りました。
 点字の本も初めて見ました。くだ物の皮をむくことができるなんてすごいと思いました。視聴覚室のようすも見えなくてもわかるのもおどろきました。お金も大きさでわかるなんてすごいと思いました。点字を打つのも速くですごいと思いました。点字をうつのにも、いろいろな道具がありました。



ぼくは、目が見えない人はお金や食べ物が見えないし、わからないことばかりと思っていました。だけど、安田さんの話を聞いてびっくりしました。目が見えない人がふつうに生活してるなんて、初めて知りました。
 点字の本も初めて見ました。くだ物の皮をむくことができるなんてすごいと思いました。視聴覚室のようすも見えなくてもわかるのもおどろきました。お金も大きさでわかるなんてすごいと思いました。点字を打つのも速くですごいと思いました。点字をうつのにも、いろいろな道具がありました。



ぼくは、目が見えない人はお金や食べ物が見えないし、わからないことばかりと思っていました。だけど、安田さんの話を聞いてびっくりしました。目が見えない人がふつうに生活してるなんて、初めて知りました。
 点字の本も初めて見ました。くだ物の皮をむくことができるなんてすごいと思いました。視聴覚室のようすも見えなくてもわかるのもおどろきました。お金も大きさでわかるなんてすごいと思いました。点字を打つのも速くですごいと思いました。点字をうつのにも、いろいろな道具がありました。

安田さんのお話を聞きました

2008-04-05 13:32:28 | Weblog
3月14日(金)に安田さんのお話を聞きました


安田章代さんは、17歳のときに失明。しかし、その障害を乗り越えて活躍されています。子どもがほしいと妊娠、出産。その経緯をエッセイとして本を出版もされています。







 安田さんがお話ししてくれました。「わたしは目が見えないけれど、りんごが上手にむけるのを見せにきたんじゃないんです。目の見えない人も、ふつうの人と同じように生活してるってことをわかってほしくてきました。」
 安田さんがりんごの皮むきをしてくれたとき「ぼくのお母さんより上手だあ!」という声もあがってましたね!


リンゴの皮をむいてくれました



ボタンつけのようすです



 安田さんは二人のお子さんのお母さんなんです。ふつうのお母さんのように料理、洗濯、なんでもやっています。生活はほとんど一人で何でもできるんですね。ただ… 買い物はちょっと困ることがあるとお話ししてました。そういうときは店員さんに声をかけてお願いするとお話されてました。お店の人がお手伝いしてくれます。
 

点字を打つのはとても速いです。「ぼくなんかよりもずっと速く書けるね」と男の子がびっくり!



目が見えないと不自由なこともあります。でも、いろいろな工夫がなされています。

例えば メールを読み上げてくれる携帯!




水がいっぱいなったらブザーがなる道具




点字や さわればわかる 絵本!
安田さんはお子さんに絵本を読んであげられます。




知ってますか?
みなさんが大好きなディズニーランドには 目が見えない人のために、点字の地図もあるんですね。そして乗り物の模型があって、乗る前にさわって、どんな乗り物かわかるようになっているそうです。すごいですね。



障害のある人も、お年寄りも、子どももみんなが楽しめるように工夫されています。

こうした、みんなが使いやすいようにデザインすることをユニバーサルデザインといいます。子どもたちは安田さんのお話を聞いてバリアフリーやユニバーサルデザインに興味をもちました。

一枚の写真から…

2008-04-05 13:11:17 | Weblog
聚楽苑に一枚の素敵な写真がありました。

それは お年寄りが犬を抱いて、にこやかに笑われている写真でした。



「このワンちゃんたちは、どうしたんですか?」

と、子どもとたち一緒に、施設長の新井さんにたずねてみました。

「訪問犬のボランティアの方達ですよ」

 子どもたちがクラスごとに訪問した最後の日3月7日(金)の午後にたまたまワンちゃんたちがくるとのことでした。

 さっそく、取材にいかせてもらいました。

 そして、子どもたちと相談して…

「戸塚南小学校にもきてもらって、その活動を伝えてほしい!」

ということになりました!

 そして、責任者の宗像さんに電話をすると

「喜んで行かせてもらいます!」

という快い返事をいただきました!

 戸塚南小学校にワンちゃんたちが来ることになりました!



聚楽苑を訪問した 子どもたち そして 保護者からの感想です

2008-04-05 13:01:29 | Weblog
子どもたちの感想

私は、今日聚楽苑に行ってみてすごく楽しかったです。おじいちゃん、おばあちゃんがすごく元気で、話しやすくて、一人のおばあちゃんが、お母さん、お父さんが亡くなった話を泣きながら一生けんめい私たちに話してくれました。私はその話を聞いて少し泣いてしまいました。おばあちゃんは、「お母さん、お父さんを大事にするんだよ 。」と言ってくれました。それを聞いて、心の中ではすごく悲しみをこらえてるんだろうと思いました。
 私たちが歌っている時も、泣いている人がいました。それを見て、私はすごく悲しくなったり、うれしかったり、もう一度会って話したいです。
 私は聚楽苑みたいなところで働きたいです。おじいちゃん、おばあちゃんを元気にして、おばあちゃん、おじいちゃんの力になってみたいと思いました。


今日、ぼくは「グループホーム聚楽苑」に行ってびっくりしたことがたくさんありました。まず、みんな元気だったことです。聚楽苑に入ると、すぐ、おじいさん、おばあさんが元気だったのがびっくりしました。ほかにおどろいたことは、ぼくが何をしゃべっていいかわからなかった時、おじいさんやおばあさんが先にしゃべってきたことです。ぼくが色々とフォローしてあげないといけないのに、ぼくがフォローされていました。最後は、おじいさん、おばあさんがとてもやさしかったことです。みんなやさしくてびっくりしました。みんなが来たとき、やさしくむかえてくれてびっくりしました。おじいさん、おばあさん、やさしくしてくれてありがとうございました。また、こんど行きたいです。


聚楽苑に行ってわかったことは、おばあちゃんたちは、ぼくたちのおばあちゃん、おじいちゃんたちみたいにふ通の生活をしていた。とてもいいおじいちゃんたちでした。
 一人のおばあちゃんが戦争のお話をしていました。とても感動して、石垣君と菅谷君とぼくは半泣きしてしまいました。特に爆だんのことがとてもびっくりしました。おじいちゃんとおばあちゃんが折り紙をしていて、一緒にしていたら、そのおばあちゃんがとてもおもしろかったです。
 介ごしている人もやさしくて、とても楽しかったです。また聚楽苑に行きたいです。また来て下さいと言われた時、とってもうれしかったです。おばあちゃんたちに元気になってほしいです。


外見、おとなしそうな人も話してみると、とても明るくて元気でした。話をしてみると、とても楽しくなりました。最後のおばあちゃんと話したとき、戦争の話をしてくれました。そのおばあちゃんはとても温かい手でわたしたちの手を包んでくれました。
 わたしたちが帰るとき「19日の水曜日にまた来ます。」と言ったら喜んでくれました。なので、わたしもうれしくなりました。そして、また来るのが楽しみになりました。わたしたちは19日におばあちゃんとおじいちゃんに折り紙と手紙をプレゼントすることにしました。理由は、みんな明るく楽しい生活をして笑ってほしいからです。そして、成功して、みんなが幸せになってほしいです。


 保護者の感想

子供達もおじいちゃん、おばあちゃんのあたたかさに触れることができ、とてもよい体験ができたようです。ありがとうございました。


子供の話を聞いて聚楽苑の存在を初めて知りました。近くにある施設なのに知らず、今回子供から説明を受けて知ることができたことをありがたく思います。


子供達が聚楽苑での生活の様子やお話などを見学させた頂きありがとうございました。こうした交流をきっかけに地域で助け合っていければ楽しい生活が送れると思います。


おじいちゃん おばあちゃんから戦争の話を聞いたり、一緒に折り紙をおったり、歌をうたったり、とても良い体験だったと思います。私の実家にも97歳のおばあちゃんがいますが、子供達が泊まりに行くととても喜んでくれるので、聚楽苑のみなさんも本当に嬉しかったと思います。これからも、ぜひこのような活動を続けてもらいたいと思います。


聚楽苑の方もみんなと話ができてうれしかったと思います。学校からの帰り道、散歩をしている人たちを見かけたら声をかけてあげてはどうでしょうか?
きっと喜んでくれると思います。


普段、お年寄りとふれあう機会が少ないので、今日の訪問はとてもいい経験になったと思います。好奇心も手伝って放課後も遊びに行っていました。お年寄りの方にご迷惑でなければ、日常的なふれあいの場になってほしいと思います。そして、そこでいたわりの心や人との接し方を学ぶことができたらありがたいと思います。


 たくさんの感想ありがとうございました。

 こうした学習を通して、この戸塚の地域のなかで、聚楽苑のお年寄りと子ども達、そして地域のみなさんが 街で会えばあいさつを交わせるような交流がひろがることを願っています。
 子どもたちは、今、気軽に聚楽苑を訪問させたいただいています。

 改めて、聚楽苑の方々にはお礼申し上げます。


聚楽苑におじゃましました

2008-04-05 12:45:40 | Weblog
聚楽苑におじゃましました

 子どもたちはお年寄りに元気をあげ
      子どもたちはやさしさをもらいました


 3月5日(水)6日(木)7日(金)と4年生はグループホーム「聚楽苑」を訪問しました。はじめは子どもたちがお年寄りとお話したり、楽しく過ごすことができるかな…という心配もないわけではありませんでした。
 ところがどうでしょう。「聚楽苑のお年寄りに会いにいくよ!」と話すと、みんあ歓声をあげて大喜び。当日も、教師の心配など、どこ吹く風でした。お年寄りと楽しそうに笑いながら話す子どもたち。昔の話を真剣に聞き入り、戦争の話を聞いて涙する子どもたち。一緒に歌を口ずさむ子どもたち。なんて素敵な4年生の子どもたちなのでしょう!
 聚楽苑のなかに子どもたちの美しい歌声がひびきわたりました。子どもたちは、きらきらと輝いていました。いのちの輝きそのものでした。
 子どもたちはお年寄りに「元気」を、お年寄りから子どもたちは「やさしさ」をたくさんもらいました。


 聚楽苑で歌う子どもたち



 庭の水まきもお手伝いしました



 聚楽苑のまわりのゴミひろいもしました




車イス体験

2008-04-05 12:26:04 | Weblog
21日(木)は日本赤十字社から指導者ををお呼びして、車イス体験の学習を行いました。車イスの使い方だけでなく、実際に車イスを使う場合の介護の仕方、配慮について学ぶことができました。
 車イスでは、ちょっとした段差があっても障害となります。バリアフリーという言葉も学びました。

 日本赤十字の講師の皆さんです



 お話を聞いて、さっそく 外で車イス体験をしました。





段差が少しあるだけでも 車イスをおすのは大変です。のっている人は、とってここわいということを身をもってわかりました。



 はじめ、車イスに乗るのが楽しみといような気持ちだった子どもたちでしたが、体験してはじめていろいろなことを感じてくれました。
 車イスに乗る立場からは、ちょっとした段差や車イスを持ち上げても、とてもこわいことだということがわかりました。
 障害のある人も、お年寄りも、子どももみんなが共に楽しく生活するためには、こうしだ段差をとりはらうことが必要です。バリアフリーということも学びました。
 日赤の方がお話ししてくれました。車イスをあつかう技術も大切ですが、一番大切なのは相手をおもう心ですね… と。
 街だけでなく、心のバリアフリーが大切ですね!


 聚楽苑に車イスをプレゼントして、車イス体験もしました。いよいよ聚楽苑のお年寄りとの交流がはじまります!

 

聚楽苑に車イスをプレゼント

2008-04-05 12:02:27 | Weblog
2月20日(水)には4年生の児童代表が地域のグループホーム「聚楽苑」のお年寄りに車椅子を贈呈してきました。


車イスをおして聚楽苑に出発進行!




 施設長の新井さんのお話をうかがい、施設を案内していただきました。おじいちゃん、おばあちゃんからも大歓迎を受けました。
 3学期は総合で福祉の体験・交流を通して「みんながともに生きるまち 戸塚」というテーマで福祉について学習していきました。






 

車椅子がとどきました 2月1日

2008-04-01 17:09:30 | Weblog
2学期の総合では「ぼくらのまちを ごみから守ろう!」という題材で学習を進めてきました。アルミ缶リサイクルについても学習し、本校のJRC委員会のアルミ缶回収をして車椅子を手に入れようという取り組みに、4年生は積極的に取り組みました。2月1日、学校に車椅子が届きましたので子どもたちに紹介しました。この車椅子を地域のお年寄りの施設にプレゼントします。こうした体験・交流を通して「みんなが共に生きるまち 戸塚」というテーマで福祉について学習していきました。


みんなでアルミ缶を集めて、車イスがとどきました!