Along with the Mekong

メコン川の流れのように

ルワンダの奇跡

2007年08月01日 | コーヒーネタ

生産国セミナーの日。 mameが参加したのはRWANDAのセミナー。

数年前までは聞いたことなかったよなぁ、ルワンダのコーヒー。それにしちゃこのクリーンな香味の素晴らしさはなにゆえ?そして語り伝えられる血塗られた歴史とはどう繋がるの?という疑問の回答が見つかれば・・・と期待して参加。

セミナーの内容は期待通りというか、期待を裏切らない興味深い内容だった。

絶対にブルボン種、しかもそのなかでも最も伝統的な品種しか作らないというポリシー。生産者に、天気予報やこの時期必要な樹の手入れなどの情報を提供し続けるラジオ局。農園から加工所までチェリーを運ぶために改造された、一台で200KGのチェリーを運搬できるコーヒーバイクと呼ばれる特別なマウンテンバイク。

すべて国連の主導で実現したことだけれど、なるほどこういう過程があって、奇跡の品質向上があったわけか・・・と大いに納得。そして感動。ちゃんとやることをやれば、コーヒーの質は間違いなく向上するのだ。それから先、本当にスペシャルティになれるかどうかは、土壌や天候などの条件もあるからまた別の話になるけれど、ともかく、「合格点」は絶対にクリアできるようになるはずなんだ。

テースティングでは、エリアごとに7つのカップが用意された。

MUSASA, ENAS, BUF, KARABA, KINUNU, NILE GONGO MT., NGOMA
泥臭くてNo thanks のカップもあったけれど、全体にクリーンで甘い。mameは、ボディがあるNGOMAと、フローラルなKINUNUがお気に入り。2月のエチオピアの展示会で見つけて一番気に入ったMibiriziがなかったのがちょっと残念。

セミナーを受けて、ルワンダのコーヒーが美味しくなったことがとっても納得できて、軽く興奮気味のワタシ。帰宅して早速、ちょうどアフリカのコーヒー協会から来ていたアンケートに答える。

SURVEY ON PREFERANCE OF HOST COUNTRY FOR THE 6TH AFRICAN FINE COFFEE CONFERENCE & EXHIBITION

My country of choice to host the 6th African Fine Coffee Conference & Exhibition in 2009 is:

A. ( ) RWANDA B. ( ) KENYA

Please, “tick” √ or “cross” X one as appropriate. All responses received will be treated as high confidential. Thank you for your assistance. We look forward to hearing from you soon.


もちろん、Aにチェック!
まだまだ目が離せないルワンダのコーヒーなんだった。いきたいな~ルワンダ。


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