「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

パラグアイ (36)

2017-03-18 20:00:53 | ・中南米一人旅編
91/11/15(金)

パラグアイにきた。久しぶりのスペイン語の国だ。ブラジル人にも私のスペイン語は通じるのだが、彼らの話すポルトガル語が理解できないため会話はめったに成立しない。

スペイン語になにやら懐かしさも感じる。パラグアイの首都アスンシオンに行く途中50歳位の東洋人がバスに乗り込んできた。私を見つけると隣に座り日本語で話しかけてきた。彼はパラグアイにある日本人町からアスンシオンに行くという。彼の話では戦前に多くの日本人がこの国で荒地を開墾し日本人の町を作ったそうだ。

ブラジルでもそうだったが、ここ南米にいる日系人たちは日本を大切にしている。我々が戦後アメリカナイズされアメリカ流がカッコよく、日本の伝統、風習を軽視する風潮で育ったなか、彼らは異国の地で日本流こそが彼らのステイタスであり、価値があるものと信じて育ってきたようだ。

戦前からの本当の日本を受け継いでいるのは、いつの間にか南米にいる日系人ではないかと思うようになった。

ブラジル社会で日系人の社会的地位は高いとされる。それは日本人の勤勉さ、嘘をつかない、全体のためには己を犠牲にすることを厭わない、約束の時間を守るという美徳によるところが大きいのだろう。

ブラジルでは日系人は尊敬されているという話は聞いていたが、それは本当のようだった。少なくとも他の国のような、あからさまな差別はブラジルでは受けたことがなかった。


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流れは明らかに下げだ。空売りの逆指値に掛かり約定、SLは922円。いつも通りあとはTSLでついて行くだけだ。

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