世界のワイン 葡萄屋 店長ブログ

世界中の美味しいワインを探す男のブログです。ワインの試飲会情報やイベント情報なども。

12/25 スペシャルワイン会:特製イタリアンフルコースと世界の高級ワインのマリアージュの会 参加者募集中

2011-12-08 | ワイン試飲会
おはようございます、「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

今年18回目の葡萄屋のワイン会も最後にふさわしく、「イタリア料理松浦」さんの特製イタリアンのフルコースと合わせた世界各国の高級ワインとのマリアージュの会を開催致します。

今回は料理と世界の高級ワインのマリアージュ。
一皿ずつお料理に合わせたワインをじっくりお楽しみいただきます。

今回の料理は、松浦シェフ、渾身の特製イタリアンのフルコース。
鳥取県境港の素材をふんだんに使った前菜のサラダにはじまり、ゴルゴンゾーラソースの豚フィレ、松浦シェフが一年の締めくくりとして作り上げるホロホロ鶏のローストなどをお召し上がりいただきます。

葡萄屋が料理とのマリアージュを考えて選んだ
世界各国の珠玉のワイン達。
他では味わえない最高のマリアージュをお楽しみください。



▲境港産のたくさんの海の幸と無農薬野菜のサラダ




▲仏産ホロホロ鳥のロースト・シェリーヴィネガーソース です




▲葡萄屋の選んだ世界の高級ワインを一皿ずつ料理と合わせながらお楽しみいただくスタイルのワイン会です


日 時:2011年12月25日(日)
時 間:10:00~15:00
場 所:イタリア料理松浦
渋谷区広尾5-8-12 広尾ファイブビル1F
東京メトロ日比谷線 広尾駅徒歩5分
定員:30名
参加費:お一人様7,000円

スペシャルワイン会:特製イタリアンフルコースと世界の高級ワインのマリアージュの会 詳細はこちら

ご参加ご希望の方は
info@budouya.jp
までご連絡お待ちしています。
(お名前と参加希望人数を明記でご連絡いただければと思います)

ワインで世界の国巡り 世界のワイン 葡萄屋へ
※葡萄屋が選んだ世界の厳選したワインを販売しています

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2011年カリフォルニア・ナパヴァレー ワイナリー巡りの旅 レポート3

2011-12-03 | ワインの仕事
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

ナパ・ヴァレーのワイナリー巡りも3日目です。
今朝も朝8:50にホテルを出発。
9:30に予約している、シャトー・モンテリーナに向かいます。

このワイナリーがナパ・ヴァレーの最北に位置するこのワイナリーまでは、
車で飛ばしても30分ほどかかります。



▲ナパ北部へと続く、シルヴァラード・トレイルでモンテリーナへ向かいます




▲車を走らせて約10分。右手は今回は訪問しませんが、日本でもお馴染みの「クロ・デュ・バル」(ちょっと看板がみずらいですが・・)




▲シャトー・モンテリーナに到着!ここは、庭が中国庭園になってます




▲こちらが有名なモンリーナ。ここのワインのラベルにもこの建物が描かれています




▲ここがティスティングルーム。朝9:30からティスティングするお客様でいっぱいでした


さて、ここで、このシャトー・モンテリーナについてです。

シャトー・モンテリーナは1882年、カリフォルニア州最初の上院議員のひとりアルフレッド・トゥブスによって設立されました。
創設より40年間は順調にワイン造りを行っていましたが、禁酒法の時代には一時惨澹たる状況に陥ります。
このシャトーを1972年に買い取ったのが元弁護士のジェームス・バレット氏。
彼はこの荒廃したワイナリーを建て直し、見事に再生を成功させました。
今では「ナパ最大の復活劇」とも呼ばれています。

このレポートの2日目にも書きましたが、そのわずか4年後、
1976年にパリで行われた歴史的なテイスティング大会(「パリ事件」)にて、
並み居るフランスのブルゴーニュの偉大な生産者を抑え、モンテリーナのシャルドネが優勝してしまったのです。

そのときの白ワインの順位です。

1位:シャトー・モンテリーナ 1973 
2位:ムルソー・シャルム・ルーロ 1973 
3位:シャローン 1973 
4位:スプリング・マウンテン 1973 
5位:ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ・ジョセフ・ドゥルーアン 1973

以来モンテリーナは世界に通じるカリフォルニアのトップメーカーとして名を馳せ、
ロバート・パーカー氏からも五つ星生産者に選ばれるなどし、大変な人気を誇っています。



▲これがその優勝したときの1973年シャトー・モンテリーナ!




▲1976年のパリ・ティスティングのときの模様が展示されていました




▲もちろんここでは、その優勝したというシャルドネがお目当て。当時の勢いをそのまま感じられるしなやかで力強いシャルドネに朝から惚れ惚れしながら、お土産ワインをここでは沢山購入しました




▲さて、モンテリーナの余韻に浸る間もなく、車を南に向けて約10分。今回のワイナリーツアーの目玉ワイナリーのひとつ、ダックホーン・ヴィンヤーズです。




▲天候は快晴のなか、ダックホーンのティスティング場のある家屋に向かいます




▲ここが玄関口。20ドルの試飲代をここで支払ます




▲今年(2011年)のメジャー・リーグのオーススターゲームのオフィシャルワインになったダックホーンのワイン




▲ここのワイナリーがティスティングで良いポイントはこれです!他のワイナリーは、ほとんどが1個のグラスでワインを飲み干してから次のワインを試飲するのに対して、ダックホーンはティスティングするワインの分だけグラスを用意してくれます。赤4種、白1種の全部で5種のワインを並べて、あっちを飲んではこちらを飲んで・・という飲み比べができます。これこそがティスティングの本来の形かも知れませんね!




▲試飲したなかでは、お目当てのメルローが印象的。ダックホーン メルローとその上のクラス、ダックホーン パーム・ツリー・メルローを比較試飲。ダックホーン メルローも素晴らしかったですが、パーム・ツリーの美しいメルローには、惚れ惚れ。滑らかさ、余韻、構成の複雑さなど、どれをとっても文句ない出来栄え。本当に素晴らしいメルローでした。ちなみに、昨日のランチで皆さんで開けたダックホーン メルロー08とここで試飲したメルロー08は同じ銘柄でしたが、こちらのワインのほうが開いていて、美味しかったです




▲ティスティングしたテラス席。暖かい日差しのなか、陽気な雰囲気に溢れています




▲ダックホーンの庭隣りには、こんなスペースも




▲カウンターには、ティスティングしているワインのコメントカードを自由に得られます




▲さて、ダックホーンはゆっくりと楽しんでしまったので、さっと昼食を食べて、本日3つ目のワイナリー、ジョセフ・フェルプスへ。




▲木造のティスティングルームに由緒を感じます。ここはカベルネの生産で有名なセント・ヘレナ地区にあり、やはりカベルネをお目当てにやってきました




▲ジョセフ・フェルプスの畑。すでにワイン三昧状態の我々はワイングラスを片手に、のんびりした雰囲気にのみこまれそうに・・。




▲ここでも、ワイナリーの方、ティスティングに来たお客様が平日日中にもかかわらず大勢いました。こちらのカベルネもやはり秀逸。カリフォルニアのカベルネの本流はこのセント・ヘレナのカベルネにあり!という感じです




▲間髪入れず次のワイナリー、プランプ・ジャックへ。このあたりはワイナリーがあちこちにあります




▲小さな建物の中にティスティング・ルームはあります。




▲プランプ・ジャックのティスティング・カウンター。ここも、セント・ヘレナで作るカベルネを目当て。カリフォルニアらしい濃厚な辛口ワインに浸りました。




▲そして本日5つ目最後のワイナリー、Glothへ。ここは、日本には一切輸出していないワイナリーです




▲アポイントもなく、午後4時をまわっていたので、入れるかな・・と聞いてみると、めちゃ親切!日本からわざわざありがとうと、葡萄屋のショップカードを見せると普段は案内しない、熟成樽の保管所まで案内してくれました




▲こちらがGrothのカベルネソーヴィニヨンとシャルドネ。大変、チャーミングなワインでしたが、日本への取引を考えると、生産量が少ないので、アジアの国へ卸せるワインがないのですみません・・ということ。まだまだ日本未入荷のワイナリーは、ここと同様の理由で入ってきていないナパワインがあります




▲ここで本日のワイナリー巡りは終了。夜はナパ観光の名物「ワイントレイン」へ




▲ワイントレインの看板です




▲こちらが受付カウンターです


「ワイントレイン」は、ナパバレー・ワイントレイン社が提供する専用の列車ツアー運行用の列車。

ナパバレー・ワイントレインには改装されたアンティーク車両が使われており、さまざまなツアーのラインアップが用意されています。
その内容は、列車がナパとセントヘレナを往復する間に、車内ランチやディナー、またはミステリー仕掛けの車内企画を楽しんだり、
沿線のワイナリーを訪問したりというもの。

列車はナパ市内の駅を出発し、州道29号線に沿ってヨントヴィル、ラザフォード、オークヴィルを経由してセントヘレナまで走り、またナパに戻ってきます。



▲しかしこのあと事件が。列車が走りだして、約10分。沿線の29号線沿いに一斉にパトカーが北上する光景に不安を覚えていましたが、案の定列車はストップ。1時間ほど停車して、北部で何か事故があったらしく、今日の運行はここで中止と発表。10分走ってきた道のりをそのまま戻って終了でしたが、お料理はすべていただきました。列車に揺られたワイン旅とはなりませんでしたが、荘厳な列車内で旅の締めくくりとしてワインと豪華なフレンチをいただくことができ大満足。夜10時にホテルに帰宅、です


ワイナリー巡りの旅レポートは以上です。

次のナパ・ヴァレーのワイン三昧の旅も計画していますので、お楽しみに!

次回はナパに加えて、ソノマも入れたいと思っています。

12月10日(土)は、世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 を予定しています。
12/10 世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 ご案内はこちら

また、下記でスペシャルワイン会:特製イタリアンフルコースと世界の高級ワインのマリアージュの会 を予定しています。
12/10 世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 ご案内はこちら

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2011年カリフォルニア・ナパヴァレー ワイナリー巡りの旅 レポート2

2011-11-26 | ワインの仕事
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。



▲いよいよ二日目です。元気を出して8:50ホテルを出発。ここはナパ市街。ドライバーさんによると最近はそれまで入っていたテナントが少し減ってきてるらしいです




▲ドライバーさんによると、ワイン専門誌「ワインスペクテイター」本社だそうです。




▲国道29号線を北上し、今日一つ目の目的地「ガーギッチ・ヒルズ」へ。まだオープンしたがばりでスタッフの方がバルーンをつけていました




▲ガーギッチ前を走るワイントレインの線路です


さて、こちらのワイナリーのご紹介です。

有名な1976 年パリティスティング(パリスの審判)で
白ワインのトップに選ばれたのはナパ・カリストーガにあるモンテリーナ・シャルドネ。
こちらのワイナリーは明日の朝いちばんに訪れる予定ですが、
このシャルドネを造ったのがマイク・ガーギッチ。

当時大変な話題となった彼の造るシャルドネは、至る所で高い評価を得て、
「キング・オブ・シャルドネ」と呼ばれるようになりました。

クロアチア出身の彼は父が祖国でやっていた自然農法を実践し、
2003 年のカベルネは初のバイオ・ダイナミック農法のヴィンテージになり、
2006 年には完全バイオ・ダイナミック・ヴィンヤードとなりました。

クリントン元大統領やエリザベス女王の晩餐会でも使用されたカリフォルニアを代表するプレステージのあるワイナリーです。
カベルネ・ソーヴィニョンは2007 年ジャパン・ワインチャレンジのアメリカ最優秀ワインに選ばれました。

今回のツアーは、1976年のパリスの審判を辿るツアーということも予定のなかに少し入れていて、
それで二日目にこのガーギッチヒルズを訪れることにしたのですが、
朝イチの時間は、かのマイク・ガーギッチ氏がいらっしゃることもあるという情報をキャッチしていたので、
この時間の訪問となりましたが、残念ながら、氏はいないということでした。



▲ガーギッチヒルズで試飲したワイン。シャルドネ、カベルネなどを試飲。20ドル(100ドル以上購入で試飲料無料)


Grgich hills Cabernet Sauvignon Estate Grown Napa Valley 2006
Grgich hills Chardonnay Estate Grown Napa Valley 2008

特にこちらの2本は秀逸だったので1本ずつ購入。



▲試飲後畑に出てみると、葡萄品種ごとに葡萄が植えられていました。こちらはシャルドネの葡萄の葉です




▲ジンファンデル




▲プティ・シラー




▲カベルネ・フラン




▲メルロー




▲プティ・ベルド




▲カベルネ・ソーヴィニヨン




▲さて、次はいよいよ今回の旅の目玉、オーパス・ワンです。ガーギッチ・ヒルズを車で5分ほど走ったところにあります。オーパス・ワンのゲートに入ったところ




▲オーパス・ワンに到着です




▲皆さんで記念撮影




▲オーパス・ワンのティスティングルーム内。試飲はオーパスワン2008のみ。購入はセカンドワインのoverture。overtureは原則このワイナリーでしか購入できません。高価なワインですが、お土産に購入する人は沢山いるようです。試飲料はグラス1杯35ドルです。


さてここでこのオーパス・ワンについてですが、このワイナリーは、
フランス・ボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロッチルト男爵とナパのロバート・モンダヴィが
ボルドースタイルのワインを造ることを目指した作った合弁事業で、1978年に設立されました。

オーパスワン(Opus One)とは、音楽用語で「作品番号1番」の意味で、
「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ」という考えの
バロン・フィリップが命名したものです。

1979年物と1980年物のオーパスワンが初めて市場に売りに出された時、その価格は50ドルだったそうです。
当時の高級カリフォルニアワインの価格が一本15ドルから20ドルであったにもかかわらず、です。
この目の玉が飛び出るような値段に、あるワイン批評家は“Opus won!”(オーパスが勝った!)と評しましたが、
モンダヴィ社の製造責任者ティム・モンダヴィは、「品質は優れている(Excellent)どころか完璧(Perfect)なのだから」と、
当然のように言い放ったと伝えられています。

オーパスワンのブランドはアメリカ本土より、どちらかというと、
日本やアジア方面に絶大な力をもっていると思います。
(我々が到着する前も、大型バスのアジア系の方々が大挙してティスティングルームから出て行きました)

日本国内ではカリフォルニアワインの雄として知られるワイナリーです。



▲1杯の試飲グラスを手に、屋上のテラス席へ




▲絵になります




▲お昼ご飯の前に少しだけ立ち寄ったセコイア・グローヴ・ワイナリー


こちらは下記ワインのうち4つチョイスして15ドルでした。

2009 Carneros Chardonnay
2010 Sauvignon Blanc (Winery Only)
2010 Glorious Gewurz (Winery Only)
2009 Rebellious Red (Winery Only)
2008 Stagecoach Vineyard Syrah (Winery Only)
2008 Napa Valley Cabernet Sauvignon

こちらではソーヴィニヨンブランが生き生きとして素晴らしい出来栄えだったので3本購入(1本16ドル)、です。



▲さて、本日のランチは予約をしないと入れないというお店「ドン・ジョバンニ」へ。日本で2,3年程前公開された映画「サイドウェイズ」でロケをしていたお店です




▲ダックホー メルローを皆さんで1本。明日行くんだけど、ワインリストを見ていたらこれだと思いオーダーさせていただきました。しかし、最後まで開かず残念。




▲イカのフリット。こちら名物料理のひとつだそうです(すでにかなり食べられてますが・・)。どの料理を食べても本当に美味しかった!素晴らしいレストランの一言!




▲さて、午後から後半戦のワイナリー巡り。今日4つ目はドメーヌ・シャンドン。スパークリングメーカーの雄の1つ。




▲こちらが同ワイナリーのエントランス


ドメーヌ・シャンドン。

ドンペリでお馴染みのモエ・エ・シャンドン社が、1973年に設立したカリフォルニア版のシャンパン・メゾンです。
今では本家フランスの名門シャンパン・メゾンも多く進出するカリフォルニアですが、
モエも安定した気候のもとで生まれるカリフォルニアの葡萄を見過ごすことは出来ず、
マーケットの将来性を買って設立したといわれています。

今回こちらで試飲したワインはこちら。

Prestige Tasiting 25ドル

etoile Brut
etoile Rose
etoile Tere de Cuvee 2001

日本でもほとんどお見かけできないエトワールシリーズを、本家で試飲。
さすがのシャンパーニュ製法で、泡の細かさ、味わいの繊細さ、奥深さを辛口スティルワインの連続で疲れていた体に流し込み、
至福のひととき。



▲etoile Rose




▲etoile Tere de Cuvee 2001


こちらのワイナリーは、館内にミニシアターまでありその設備の豪華さにびっくり。

日中から若いナパの女性たちが、
陽気にカウンター越しでスパークリングを楽しんでいました。

さてさて、次のワイナリーに向かいます。



▲次は日本未入荷のパラディウムに訪れました。時刻は15時頃


ここは画像の女性が歓待してくれて、私が日本でワインショップをやっているという名刺を出すと、
「Wonderful!!!」と、
全員の試飲料を免除していろいろと飲ませてくれました。

こちらでティスティングさせていただいたワインは以下です。

2010 Rose
2008 Merlot
2007 Cabernet Sauvignon
2006 Cabernet Sauvignon
2005 Cabernet Sauvignon

3年のカベルネの垂直をさせていただきましたが、2006年がベストの出来でした。



▲タイ航空のイベントでこちらのワインが採用されたことを証明書




▲パラディウムの葡萄畑




▲醸造所も特別に見学させていただきました




▲車のナンバーには、PARADYMの文字が!




▲熱烈な歓待を受け惜しみながらも次のワイナリーへ。こちらはターンブル、です。本日最後のワイナリーです




▲こちらはカリフォルニア・ナパヴァレーらしいフルボディの赤ワインが美味しいワイナリー。葡萄屋でも1本こちらのワインを扱っていますが、ファンが多く、飲みごたえのあるワインファンには堪らないワイナリーです。こちらでも、名刺を渡しつつ、iPadで葡萄屋のページを見せてスタッフに説明中




▲ナパでもこのオークヴィルのカベルネソーヴィニヨンはやはり特別。ガツンとくる味わいに、赤ワインファンの今回のツアー参加者はうっとり。沢山買ったワインがさらに増えることになってしまいました。




▲今日のワイナリー巡りはこれで終わり。帰りはナパ市内のスーパーでチーズをまた沢山買って(お土産用です)来ました


次回は3日目をレポートします。

12月10日(土)は、世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 を予定しています。
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また、12月23日(土)は、スペシャルワイン会:特製イタリアンフルコースと世界の高級ワインのマリアージュの会 を予定しています。
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2011年カリフォルニア・ナパヴァレー ワイナリー巡りの旅 レポート1

2011-11-23 | ワインの仕事
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

2011年11月2日~5日まで、アメリカ・カリフォルニアのナパヴァレーに、
旅行会社トラベルサライさんの主催で専門家講師として、
お客様とワイナリー巡りにツアーに行ってきました。

3日間で合計16のワイナリーを巡り、途中ふらふらになりながらも、
ティスティングを楽しむツアーを皆様と一緒させていただきましたので、
これから数日にかけてその模様をブログにレポートしたいと思います。

私のデジタルカメラで行った先々の様子を撮影してきましたので、
写真を見ながら、ツアーの様子をレポートします。



▲成田を日本時間の11月2日午後15:50に出発。フライト9時間ほどでサンフランシスコ国際空港に到着。けっこうあっという間です




▲今回トラベルサライさんが手配頂いた移動用の車はこのワンボックス。現地のドライバー兼通訳の方が酔っ払いの私たちを乗せて、縦横無尽にナパを駆け巡ってくれたワンボックスカーです




▲さてナパヴァレーに出発!サンフランシスコ市内のベイブリッジを通過中




▲少しずつナパヴァレーまで近づいてきました。ここは国道29号。あと10分ほどでナパヴァレーです




▲いよいよブドウ畑が見えてきました。空港から車で約1時間ほどで到着です




▲ナパ市内南部のフードコート内でランチ。地元の食材がふんだんに入ったクラムチャウダーでお腹を満たしました




▲いよいよ最初のワイナリー「Etude」に到着。ここはティスティング・ルームです


こちらで試飲したワインは下記でした。
2009 Etude Estate Pinot Blanc
2008 Etude Deer Camp Pinot Noir
2008 Etude Heirloom Pinot Noir
2007 Etude Cabernet Sauvignon Rutherford
2007 Etude Cabernet Sauvignon Oakville

5種類ティスティングして25ドル。
この日のおおよそのレートが78円/ドルでしたから、5種類で約1950円の試飲料です。
このEtudeはナパヴァレー南部に位置するワイナリーですが、
この南部はピノノワールの産地として知られています。
上記ワインにもピノが2本ラインナップされていて、カベルネはラザーフォードとオークヴィルという比較的北のナパの地区で作っています。

これから先、ワイナリーを巡って試飲するたびに、ワインを購入するかどうかを迷うことになるのすが、
予算と帰りに荷物量、帰りの飛行機への最大積載重量などを考慮に入れながら、
購入ワインを考えます。

素晴らしいピノ・ブラン、ピノノワール、カベルネを試飲しながら、
ここはまず様子見ということでワインの購入をしませんでした。



▲ティスティングルーム内にこの地の土の展示と説明がありました




▲ここがティスティングルームの近くにあるワイン畑。収穫後で多くの葡萄は刈り取らていますが、少し残っている葡萄もあります




▲果汁を搾り取ったあと




▲次は予定より少し時間があったので、最寄のワイナリー「マドンナ」へ。駐車場からティスティングルームに向かいます




▲マドンナ・エステートの看板です




▲こちらがマドンナのティンスティングルーム。陽気なオジサマが気さくにワインをついでくれました。ここは4種で15ドルの試飲料。おっと、本日のメインに行く時間が近づいているので、早めにボックスカーへ!!




▲さていよいよDmaine Carneros。ヨーロッパのお城のような建物がティスティングルーム兼バー。いわずとしれた、ナパヴァレーのスパークリングワインの巨匠ワイナリーのひとつがこのカーネロスです




▲今回の人数は全部で7名。フルボトルをオーダーしても全員で飲んでちょうどなくなるくらいだったので、テラスでワインをロゼとブリュットを1本ずつ頼んでみなさんでシェアして飲むことにしました。




▲カーネロスの泡で、ナパ訪問に皆さんで乾杯、テラスでの優雅なひとときを楽しんだあとは、ナパヴァレー事情に大変詳しいドライバーさんのおすすめとして連れて頂いたのはこのルビコンエステート。映画監督コッポラ監督が所有するワイナリー。その名称を「ニーバウム・コッポラ」から「ルビコン・エステート」に変わっています。このルビコンでは、旗艦ワインのカスク2007を皆さんでシェア。素晴らしい味わいベルネに酔いしれました




▲ルビコンはティスティングプレイス内の至る所に、「観光名所」があります。ここではコッポラ監督が映画で使用した車が展示されていました




▲「Please Dont Touch」




▲ワインを熟成させる木樽のセラーも併設されていました




▲ワイン、調度品、展示物のすべてが味わい深く、帰り道を惜しませてくれました


という一日目。

ナパヴァレーに到着して一件目のEtudeを訪問してから約3時間半ほどで4つのワイナリーを巡り、それぞれのワイナリーのワインを堪能。
旅の疲れと飲み疲れで、ホテルまでの車では全員眠り込んでしまっていたとドライバーさんが言っていました。

確かにホテルについていたときは、私もふっと目の前にホテルが現れていたのを覚えています・・。

一日目から飛ばしたワイナリー巡りの旅。

明日はガーギッチヒルズ、ドメーヌ・シャンドン、オーパスワンなど、6つのワイナリーをまわります!

一日目のレポートは以上です

12月10日(土)は、世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 を予定しています。
12/10 世界10カ国のカベルネ・ソーヴィニヨンと美食の宝庫ベルギー料理を楽しむ会 ご案内はこちら

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10/23 『美食の国』ベトナム料理と欧州10ヶ国厳選ワインのマリアージュの会 レポート

2011-10-25 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

10月23日(日)は新宿のベトナム料理店「ベトナム・ガーデン」さんで、
「『美食の国』ベトナム料理と欧州10ヶ国厳選ワインのマリアージュの会」を開催しました。





今回は異文化美食&ワインとのマリアージュシリーズのワイン会。
今まで、ブラジル料理やハワイアン・キュイジーヌ、四川料理やモロッコ料理と、世界のワインのマリアージュの会を行ってきましたが、
今回は初のアジア!でベトナム料理のお店でやらせていただきました。

ベトナムというと、同じタイと比較してしまいますが、
タイはやはり辛いというイメージが先に立ちますが、ベトナムは「甘辛い」というか、
辛さはタイほどではなく、比較的日本人には馴染みやすい料理だと思います。

19世紀から20世紀にかけてフランスの植民地統治を受けていたため、フレンチの影響も受けているとお店の方はおっしゃっていましたが、
世界からグルメの国と注目され、「美食の国」とも呼ばれるベトナム料理を今回はヨーロッパのワインと楽しんで頂きました。





今回のヨーロッパのワインは以下の10種類です。

1.ザレア・デミセック(ルーマニア産)
2.ファルネーゼ ピノ・グリージョ(イタリア産)
3.シュロス・ゴベルスブルク  グリューナーフェルトリナー(オーストリア産
4.プリンツ グーツ・リースリング Q.b.A.トロッケン(ドイツ産)
5.アヴィア ジンファニー(スロベニア産)
6.ピンクレディー(キプロス産)
7.キンタ・ドス アヴィダゴス ドウロ(ポルトガル産)
8.イゲルエラ(スペイン産)
9.テラ・タングラ キュベ(ブルガリア産)
10.シャトー・フルール・ド・ジャン・ゲイ・レゼルヴ(フランス・ボルドー産)
11.ダラットワイン レッド(ベトナム産)

今回のお料理です。



▲ガイ ドゥ ドゥ(青パパイヤのサラダ)です




▲トム クァン ミー(海老のそば巻き揚げ)です




▲ティ ハォ ヌー スィン(豚の串焼き)です




▲フォー シャウ ボー(牛肉のフォー炒め)です


「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:シュロス・ゴベルスブルク グリューナーフェルトリナー(オーストリア産)
今回28名のアンケートをご協力頂いた中で、12名がナンバー1に選んでいただいたのがこのワインでした。
実に43%近くの方が10本のなかで一番美味しいという結果!
今までのワイン会の中でのナンバー1占有率でもトップの結果になったその秘密は、
「絶妙なる辛口ワイン」だからです。
オーストリアのグリューナー・フェルトリナー種を使った白ワインは、
すっきりとした辛口に仕上がりますが、このワインは芳醇さを兼ね備え、
程よい飲みごたえがあって、たまらないバランスで仕上がっています。
旨みのある辛口として、料理と合わせても邪魔にならず、その料理の良さを引き出しながら、
ワインもすいすいと進んでしまう、素晴らしい辛口の白ワイン。
1位は納得の1本です。
オーストリアの白ワイン「シュロス・ゴベルスブルク グリューナーフェルトリナー」の売り場はこちら

2位:テラ・タングラ キュベ(オーストラリア産)
ブルガリアの名門「テラ・タングラ」が2位に入って、7票いただいていました。
正直、1年半前から販売させていただいていますが、素晴らしいワインのブランドにもかかわらず、
価格(2000円台前半)もあって、なかなか広がらないもどかしい思いをしていたテラ・タングラ。
少し甘みが辛口ワインの中に織り交ざり、まるみのある飲みごたえがチャーミング。
国際的な評価も高く、ぜひ皆さんに飲んでいただきたい1本です。
ブルガリアの赤ワイン「テラ・タングラ キュベ」の売り場はこちら

3位:プリンツ グーツ・リースリング Q.b.A.トロッケン(ドイツ産)
3位は4票ずつ。ドイツの辛口リースリング。
このワインも最近見つけたワインですが、飲みごたえのあるドイツの白ということで、私が探していたドイツの白のタイプどんぴしゃだったので、
ワイン会デビューさせてましたが、なかなか人気があって良かったです。
甘口や中甘口がドイツでは多いですが、温暖化の進む今日、辛口のドイツも要注目です。(特にまずは辛口の白!)
ドイツの白ワイン「プリンツ グーツ・リースリング Q.b.A.トロッケン」の売り場はこちら

3位:シャトー・フルール・ド・ジャン・ゲイ・レゼルヴ(ドイツ産)
同じく3位にボルドーワイン。今回の目玉ワインのひとつで、マリアージュの最後をしめる1本でした。
ボルドーのポムロールというメルロー種を使ったワインを生産する地区の赤ワインですが、
どっしりとしながらも、まるみのある味わいが女性を中心に人気。
飲んでいて疲れず、ゆっくりとボルドーワインを楽しみたいときに最適の1本でしたが、
1発勝負のワイン会で人気勝負では、3位どまりでした。
でも、1本ボトルを通して飲むなら、10本のうち私はこのワインを選びます。
そんなゆっくりとつきあいたくなるワインです。
フランス・ボルドーの赤ワイン「シャトー・フルール・ド・ジャン・ゲイ・レゼルヴ」の売り場はこちら

でした。





今回もご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

11月19日(土)は、『美食の国』ベトナム料理と欧州10ヶ国厳選ワインのマリアージュの会 を予定しています。
11/19 世界10カ国のメルローと麻布長江・田村料理長のメルローのためのオリジナル中華の会 ご案内はこちら

ご参加ご希望の方は
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11/19 世界10カ国のメルローと麻布長江・田村料理長のメルローのためのオリジナル中華の会 参加者募集!

2011-10-23 | ワイン試飲会
おはようございます、「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

11月19日(土)は、久しぶりに西麻布の麻布長江さんでワイン会を開催します。

麻布長江さんでは今回で3回目のワイン会になりますが、
今回のワインのテーマは、メルローでいこうと思います。

まろやかながら、芳醇で飲みごたえのある赤ワイン用の葡萄品種として、根強い人気のあるメルロー種。
飲みごたえがあって、ちょっとまるみもあるメルローの飲み口は私も大好きですが、
今回はそんなメルローだけを世界10カ国から集めた赤ワインの会です。



▲※世界10カ国の厳選したメルローをお楽しみ頂きます(ワインはイメージ)


今回の予定ワインはこちらです。
・フランス・ポムロールのメルロー(フランス・選定中)
・チェリー・ツリーヒル メルロー(ルーマニア)
・アヴィア メルロー(スロベニア)
・プルカリ メルロー・デ・プルカリ(モルドバ)
・アマニ メルロー(南アフリカ)
・カリタージュ メルロー(チュニジア)
・ダックホーン デコイ メルロー(カリフォルニア・ナパヴァレー)
・ミオーロ メルロー(ブラジル)
・トラヴェルサ メルロー(ウルグアイ)
※ワインは変更になる場合がございます

また、料理は、四川料理のシェフ・田村氏がこのワイン会のためにオリジナルのメニューを考案いただきました。

ご自身もワインの勉強中という田村氏が、独自のソースと中華用素材を使って、メルロー種との究極のマリアージュをご提案致します。

● ● ● ~今回のスペシャルメニュー~
◎前菜4品
烏龍茶で燻製したさんまと原木しいたけのスープ
蜜焼きチャーシューのガーリックサンド
サザエのクレープ焼き
ゆで豚肉の四川香料ソース(雲白肉)

◎活け車えびの酒醸『チューニャ』
たっぷりチリソース

◎さつまいもとココナッツミルクのタピオカデザート



▲※蜜焼きチャーシューのガーリックサンドです(イメージ)




▲※田村シェフのエビチリ(当日は頭付きの車えびです)


日 時:2011年11月19日(土)
時 間:14:30~16:30
場 所:東京 西麻布 麻布長江
〒106-0031東京都港区西麻布1-13-14
アクセス:東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 5番出口 徒歩6分
     東京メトロ 日比谷線、都営地下鉄 大江戸線 六本木駅 2番出口 徒歩8分
定員:30名
参加費:お一人様4,900円



▲会場の麻布長江はこちらです


11/19 世界10カ国のメルローと麻布長江・田村料理長のメルローのためのオリジナル中華の会 詳細はこちら

ご参加ご希望の方は
info@budouya.jp
までご連絡お待ちしています。
(お名前と参加希望人数を明記でご連絡いただければと思います)

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10/1 魅惑のモロッコ料理と世界10ヶ国のシラーのマリアージュの会 レポート

2011-10-04 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

10月1日(土)は六本木のモロッコ料理店「ル・マグレブ シャンデリア」さんで、
「魅惑のモロッコ料理と世界10ヶ国のシラーのマリアージュの会」を開催しました。



▲ル・マグレブさんのエントランスです




▲ル・マグレブのお店の中です


これまでハワイアンキュイジーヌ、ブラジル料理、トルコ料理、ギリシャ料理と10種のワインを合わせたイベントを行ってきましたが、
今回は北アフリカの国モロッコの料理とのイベントでした。

人気のタジンをはじめ、モロッコにも美味しい料理がいろいろとあるので、
このモロッコ料理とスパイシーな味わいのシラー種を使った世界10カ国のワインと一緒に
楽しんでいただきました。

シラー種を使ったワインは、世界中で造られているように思いますが、
ニューワールド系の生産国では意外と少ない品種でもあるので、
美味しいシラーを10か国分集めるにはやはり少し苦労しました。

ヨーロッパのシラーは、フランス・ローヌとイタリア、
ニューワールドではカリフォルニア、オーストラリア、アルゼンチン、
アフリカで、モロッコ、南アフリカ、
面白いところでは、インドのシラーを選びました。

シラーも濃厚でがっちりした骨格のあるタイプと、
エレガントで美しいタイプがありまして、
その飲み比べを楽しんでいただくことができる10種だったと思います。

いつも選んでいるとき、このブログでも書いている、
「今日のNO.1ワイン」は何だろう?と思って選んでいますが、
まだまだお客様のお好みを予想するうえで、
修業が足りない私はベスト3のうち1つは予想を間違えてしまいます。

ちなみに今回の自分の予想では、
アラミス・ヴィンヤーズ ブラック・ラベル・シラーズ(オーストラリア産)
ザカ・メサ ワイナリー シラーエステイト(カリフォルニア産)
メゾン・アラン・パレ シラー(フランス・ローヌ産)
カリア・アルタ マグナ・シラーズ(アルゼンチン産)
の人気が高いかなと思っていましたが、
さてどんな結果だったのでしょうか。

(それにしても、いつもワインを飲んでいただきながら、アンケートにもご協力頂いている参加者の皆様、
本当にありがとうございます。。。)





今回のワインは以下の10種類です。

1.ケー・ド・クルビス ロゼ(チュニジア産)
2.ミルブランド ウィスパリングツリー・シラー(米国・ワシントン州産)
3.メゾン・アラン・パレ シラー(フランス・ローヌ産)
4.ポークパインリッジ・シラー(南アフリカ産)
5.スラ・ヴィンヤーズ シラーズ(インド産)
6.フェウド アランチョ シラー(イタリア産)
7.カリア アルタ マグナ・シラーズ(アルゼンチン産)
8.タンデム(モロッコ産)
9.アラミス・ヴィンヤーズ ブラック・ラベル・シラーズ(オーストラリア産)
10.ザカ・メサ ワイナリー シラーエステイト(米国 カリフォルニア産)

今回のお料理です。



▲モロッコドレッシングが爽やかなサラダ




▲ブリワット




▲タジン。そしてこちらのお店のオーナーです


「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:ミルブランド ウィスパリングツリー・シラー(米国・ワシントン州産)
いきなり予想していなかったワインが1位に!それも回収できたアンケート26名中10名が1番人気で、支持率38%という高支持率。
正直驚きました。
このワインは、輸入元さんから丁寧に説明を受け、約1年前から葡萄屋で取り扱わせていただいてきたシラーでしたが、
正直あまり売れず、今回のシラーの会でもう一度このワインをシラー好きに試してもらおうと思っていたワインだったのですが、
このワインの評価をこれだけいただけただけで本当に嬉しかったです。

アメリカのワインは、果実味や香りなど明快な分かりやすさが売りの特徴だと思いますが、
アルコール度数がやや高く、食事と合わせにくいという点も一方である部分は否めません。
ですが、このワインは「食事と一緒に楽しめるワインを」という哲学のもと、
アルコール度数をおさえて、食事と一緒に楽しめる出来に仕上がっています。
ワシントン州のワイン全体にいえるのですが、派手さはありませんが、適度なバランスが実に絶妙。
ニューワールドでも、ヨーロッパ的なやさしい作り方をしたシラーです。
ひととおり10種飲んでもう一杯おかわりしたくなるのが、このシラーでした。
アメリカ・ワシントン州の赤ワイン「ミルブランド ウィスパリングツリー・シラー」の売り場はこちら

2位:アラミス・ヴィンヤーズ ブラック・ラベル・シラーズ(オーストラリア産)
2位は私の予想どおりではありましたが、オーストラリアのシラーズ。
西オーストラリア州のマクラーレンヴェイルで造られた濃厚でスパイシーなシラー。
飲みごたえのある味わいにうっとりくる方もやはり大勢いらっしゃいました。
シラー好きな方はこういうのが好きだろうというところの典型的なシラーズです。
試飲したワインも文句ない出来栄えでした。
オーストラリアの赤ワイン「アラミス・ヴィンヤーズ ブラック・ラベル・シラーズ」の売り場はこちら

2位:カリア・アルタ マグナ・シラーズ(アルゼンチン産)
このワインの醸造家は「神の雫」にも登場したイタリアワイン界の重鎮アルベルト・アントニーニ氏。
シラー・デュ・モンド08というシラーの世界大会でも金賞で、そのときの世界10位に輝いた実力派のシラーズ。
濃厚で重層感があり、しっとりとした落ち着きとエレガントな余韻があり、
素晴らしい出来栄えです。
この「カリア・アルタ」という作り手はいろいろなシリーズがあってどれも優秀なワインを造っていますが、
とりわけその中でも秀逸だと思います。
手ごろな価格で高級感のある味わいを楽しめる1本です。
アルゼンチンの赤ワイン「カリア・アルタ マグナ・シラーズ」の売り場はこちら

でした。



▲こちらが1位に輝いたミルブランド ウィスパリングツリー・シラーです!


今回もご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

10月23日(日)『美食の国』ベトナム料理と欧州10ヶ国厳選ワインのマリアージュの会 を予定しています。
10/23 『美食の国』ベトナム料理と欧州10ヶ国厳選ワインのマリアージュの会 ご案内はこちら

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9/3 地中海10か国の厳選ワインと松浦シェフ・夏のイタリアンフルコースの会 レポート

2011-09-08 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

9月3日(土)は広尾のイタリアレストラン「イタリア料理松浦」さんで、
「地中海10か国の厳選ワインと松浦シェフ・夏のイタリアンフルコースの会」を開催しました。



▲イタリア料理松浦さんのエントランスです




▲松浦さんのお店の中です


葡萄屋のワインイベントも、テーマやお店をいろいろと変えて、させていただいています。
中華、トルコ、ギリシャ、ハワイアンときて、10月はモロッコのイベントが決まっています。
アンケートの結果から要望が高かったイタリア料理とワインのテーマで、
今回はイタリア料理松浦さんとお話をさせていただき、開催することができました。

広尾のこの地で長年オーナーシェフとして、イタリア料理をふるまってきた松浦尚樹氏が得意とする、
イタリア前菜と旬のメニューをご用意いただけたので、
葡萄屋としては、イタリアを中心とした地中海沿岸の赤白泡ワインを、
セレクトさせていただきました。

地中海ワインというと、イタリア、スペイン、ポルトガルなどの国を一般的には思い浮かべると思いますが、
マルタ共和国、キプロスなどの地中海に浮かぶ島の国や、
スロベニア、クロアチア、ギリシャなどの東ヨーロッパまで、
幅広くワインは生産されており、それぞれの国で特徴をもった造り方をしています。

ただ地中海のワインは、太陽を燦々と浴びた元気な果実感と飲み口が共通した特徴です。
そういう特徴+それぞれの国の味わいを、夏のイタリア料理と一緒に
楽しんでいただこうというのが今回のワイン会のテーマでした。

10か国のワインを10種類提供したのですが、今回の目玉ワインは、
マルタ共和国の辛口赤ワイン「アントニン・ノワール」。
小さな国でワインの作り手もわずかですが、イタリアの少し南で位置するこの国で、
100年以上前から素晴らしい味わいのワインを造るMarsovin社という会社があります。

派手さはないですが、飲み口がなんともいえずエレガントで、幾重にも重なる味わいの奥行きのあるワインです。

映画「TROY」の撮影地で、撮影中はブラッド・ピット、オーランド・ブルームも絶賛したという
ワインを今回は目玉ワインとして用意させていただきました。



▲今回の10種のワインです(真ん中左手がマルタの「アントニンノワール」です)



今回のワインは以下の10種類です。

1.カヴァクリデレ ブリュット(トルコ)
2.アフロディーテ(キプロス)
3.ドメーヌ・クリペア シャルドネ(チュニジア)
4.アルファ・ゼータ”C"シャルドネ(イタリア ヴェネト州)
5.ティーティーホワイト(ブルガリア)
6.カテテロ・ダルバ レゼルヴァ・ドウロ・ティント(ポルトガル)
7.クティマ ゴファス ネメア(ギリシャ)
8.シャトー・セナイヤック(フランス ボルドー)
9.ヴァルセラーノ・リオハ クリアンサ(スペイン)
10.アントニン・ノワール(マルタ共和国)



▲こちらがレストラン松浦の松浦シェフ




▲パスタを豪快かつ繊細に作っていただいてます


今回のお料理です。



▲※松浦の味彩々・冷前菜の6品盛り合わせ(




▲フレッシュトマトと大山赤豚ときのこのスパゲッティ




▲マグロの頭肉の香草オイル焼き


「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:アルファ・ゼータ”C”シャルドネ(イタリア産)
葡萄屋のワインショップでも大人気のこの白ワイン。
12本セットも売上は先月NO.1でケース買いで家飲み用としても楽しんでいただいているシャルドネですが、
バランスが抜群です。
活き活きとした果実味、しっかりとした酸に、パワフルな果実味で、
分かりやすい美味しさを存分に提供してくれます。
今回の料理との相性ももちろんイタリア同士でぴったり。一番人気は納得です。
イタリアの白ワイン「アルファゼータ”C”シャルドネ」の売り場はこちら

1位:アントニン・ノワール(マルタ共和国産)
このブログの本文でもご紹介したマルタの赤。
私個人的には今回のワイン会で一番ゆっくりとご賞味いただきたかったワインでした。
うっとりとする飲み口に堪能いただいた方は多かったようで、
とてもほっとしました。
マルタを、いや、地中海を代表する高級赤ワインです。贈り物にもお薦めです。
マルタ共和国の赤ワイン「アントニン・ノワール」の売り場はこちら

3位:クティマ・ゴファス ネメア(ギリシャ産)
こちらはギリシャのフルボディの辛口・赤ワイン。
このワインの葡萄品種は、アギヨルギティコといいますが、そのほかのギリシャワインも、
ほとんどはギリシャの土着品種で、かなり個性のあるワインも多くあります。
そのなかでこのクティマ・ゴファスは日本人の飲みなれたフランスやイタリアなどに近い味わいと、
アギヨルギティコを特徴を併せ持ったワインです。
ギリシャの「普通に飲んで美味しい赤」を1本だけ選ぶとしたら、この赤をお薦めしています。
ギリシャの赤ワイン「クティマ ゴファス ネメア」の売り場はこちら

3位:ヴァルセラーノ・リオハ クリアンサ(スペイン産)
同じく3位はスペインの赤ワインでした。
やはりこのあたりは、定番の味わいが人気になります。
リオハのクリアンサで、熟成期間の長いこのワインでしたが、
「抜栓して時間をあけたワイン」と「抜栓したばかりのワイン」を
少しずつ飲み比べもしていただきました。
「リオハの味がする!」とストレートに気に入っていただいた方が多く、
典型的なスペインの赤ワインとしてお薦めできる味わいでした。
スペインの赤ワイン「ヴァルセラーノ・リオハ クリアンサ」の売り場はこちら

でした。

今回もご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

10月1日(土)魅惑のモロッコ料理と世界10ヶ国のシラーのマリアージュの会 を予定しています。
10/1 魅惑のモロッコ料理と世界10ヶ国のシラーのマリアージュの会 ご案内はこちら

ご参加ご希望の方は
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また、11月2日からの、葡萄屋と行くカリフォルニア・ナパヴァレー ワイナリー巡り5日間 も締切が近づいてまいりました。ご一緒にナパワインいかがですか?
たっぷりとカリフォルニアワインを飲んでいただく旅行にしたいと思っています!
11/2~ 葡萄屋と行くカリフォルニア・ナパヴァレー ワイナリー巡り5日間 ご案内はこちら

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8/6 ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会 レポート

2011-08-09 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

8月6日(土)は六本木のギリシャ・レストラン「スピローズ(SPYRO'S)」さんで、
「ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会」を開催しました。



▲スピローズさんの店内です




▲同じくスピローズさんの店内です



「世界10か国のスパークリングワインの会」も夏の恒例のイベントになりました。
美味しいスパークリングワインは、シャンパンだけではない!と、
スペインのカバ、イタリアのスプマンテなどの著名な銘柄に加え、
カリフォルニアやオーストラリア、南アフリカなどの小売価格3000円程度の実力派のスパークリングや、
1000円台で買えるお手軽で美味しいスパークリングワインを紹介しようという内容です。

今回は、ギリシアやインド、ポルトガルの良いスパークリングワインが入手できたので、
これらの泡を入れて、ロゼや赤のスパークリングワインと一緒にお楽しみいただきました。



▲今回の10種のスパークリングワインです


また、今回のマリアージュは「ギリシャ料理」でした。
ギリシャは、名産のオリーブオイルはもちろんのこと、地中海の魚介類やトマトなど野菜が豊富です。
同じ地中海に位置するイタリアの料理とは違った、
世界の最高の産地といわれるオリーヴやハルミチーズ、米粒パスタのビーフシチューを使った料理と一緒に、
世界のスパークリングワインを楽しんでいただきました。

今回のワインは以下の10種類です。

1.グローヴ・ストリート スパークリング(カリフォルニア産)
2.カバデル・プリンシペ・ドライ(スペイン産)
3.バルディビエソ ブリュット(チリ産)
4.ボルリード ブリュット(ポルトガル産)
5.バロン・ド・ブルバン ブリュット・ブラン(フランス・プロヴァンス産)
6.シャルドネ サンティ・ブリュットスプマンテ(イタリア産)
7.ミオーロ ブリュット(ブラジル産)
8.スピロプロス オデ・パノス オーガニック・ブリュット(ギリシャ産)
9.ケード・クルビス ロゼ(チュニジア産)
10.J.C.ルルー シャンソン(南アフリカ産)

今回のギリシャ料理です。



▲ピタパンとディップのセット




▲カラマタ(ギリシャ南端部のカラマタ地方は、世界最高のオリーブの産地として知られています)




▲サガナキ(キプロス島産ハルミチーズの鉄板焼き)




▲ユベチ(米粒パスタのビーフシチュー)


こちらの料理を、青と白を基調にしたインテリアと、エーゲ海と美しいお店の空間のなかでお楽しみいただきました。

「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:カバ デル・プリンシペ ドライ(スペイン産)
今回のワイン会で一番人気は、やはり定番のこちらスペインのカバ。
カバとはスペインにおいて、シャンパンと同じ瓶内二次発酵という方式で造られた本格派スパークリングワインのこと。
葡萄屋でもこのカバは数多く取り扱っていますが、一番リーズナブルで美味しいカバといわれると、
まっさきにオススメするのがこのカバです。
1本1500円以下で、これだけの内容は素晴らしい。
芳ばしいトーストの香りや、フレッシュな果実味、ほどよい甘みがあって、とても上品でシンプルに美味しいカバ。
ぜひ一度ご家庭で試してみてください。
このワインは葡萄屋で定番でおいてございます。
スペインのスパークリングワイン「カバ デル・プリンシペ ドライ」の売り場はこちら

2位:グローヴ・ストリート スパークリング(アメリカ・カリフォルニア産)
乾杯のときに使用したスパークリング。
ワインショップ 葡萄屋でも定番で人気のあるワインです。
ほのかな甘みと爽やかな酸、ふくよかな果実味が混然となって、素晴らしい味わいを生み出しています。
ニューワールドの泡ものらしく、香りや味わいがクリアでしっかりしていて、
キレと味が両方しっかりと味わえる1本です。
今回のワイン会でも大変人気でした。
カリフォルニアのスパークリングワイン「グローヴ・ストリート スパークリング」の売り場はこちら

3位:ボルリード・ブリュット(ポルトガル産)
ちょっと珍しい?ポルトガル産のスパークリングワインです。
こちらもスペインのカバと同様に、シャンパンと同じ瓶内二次発酵方式で造っているスパークリングワインで、
上質な泡と香りが持ち味。
ブレンドしてある葡萄品種が、マルヴァージア・レイ34%、ラボ・デ・オヴェーリャ33%、セルシアル33%と、
ポルトガルらしいのですが、変なクセは全くなく、文句なくスパークリングワインとして美味しいワインです。
柑橘系の香りを十分楽しめるフルーティーなワインです。
ポルトガルのスパークリングワイン「ボルリード・ブリュット」の売り場はこちら

でした。

今回もご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回は、9月17日(土)地中海10か国の厳選ワインと松浦シェフ・夏のイタリアンフルコースの会 を予定しています。
9/17 地中海10か国の厳選ワインと松浦シェフ・夏のイタリアンフルコースの会 ご案内はこちら

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7/23 常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会 レポート

2011-07-26 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

7月23日(土)は原宿のハワインアン・キュイジーヌ・レストラン「Flavors 18 Diner」さんで、
「常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会」を開催しました。



▲こちらが「Flavors 18 Diner」のカウンターです


「10か国のシャルドネの会」は暑い時期に例年開催しており、
今年で3回目でしたが、今年も世界各国のシャルドネ自慢の10本を揃えることができました。

世界での生産量も、日本国内での流通量も、
白ブドウ品種としては最大級のシャルドネ種ですが、
酸味を生かしたキリッと辛いシャープなタイプと、
果実味が豊かで、木樽の香りをワインに漂わせたリッチな味わいのタイプと分かれるかと思います。

生産国でみると、ヨーロッパではブルゴーニュに代表されるフランスのシャルドネなどヨーロッパのクラシックなタイプと、
アメリカ・カリフォルニア、南アフリカ、チリなどのいわゆるニューワールドのシャルドネが
大別されるかと思います。

シャルドネは「シャルドネマジック」といわれるように、
同じ葡萄品種でも、実に様々な顔や個性を見せてくれる葡萄品種ですが、
その分、1本1本に飲む楽しみを発見できる品種でもあります。

ぼんやりしててはっきりしない個性のないシャルドネも市井でたくさん見かけますが、
今回はそのへんセレクトした世界各国を代表する10本をご用意いたしました。





今回のワインは以下の10種類です。

1.サンテロ・ピノ シャルドネ・スプマンテ(イタリア)
2.アヴィア シャルドネ(スロベニア)
3.ヤトラス シャルドネ(ブルガリア)
4.バロッサバレー クラウデッドアワー・シャルドネ(オーストラリア)
5.アンリ・ド・ブルソー ブルゴーニュ シャルドネ(フランス)
6.ミスト・オブ・サフヤドリ シャルドネ(インド)
7.ドメーヌ・ジャンブスケ シャルドネ(アルゼンチン)
8.タラス シャルドネ(アメリカ・カリフォルニア)
9.ポールクルーバー・シャルドネ(南アフリカ)
10.ヤルデン・シャルドネ(イスラエル)

このシャルドネに合わせた今回のお料理は、「ハワイアン・リージョナル・キュイジーヌ」。
ハワイ王国からの伝統的な料理や、各国の移民たちが伝えて定着した料理です。
魚介を中心とした新鮮な食材を使用し、ヨーロッパ、アメリカ大陸、アジア、オセアニアなど、
様々な人種や民族が共存するハワイならではの文化や風土から生み出されたオリジナル料理です。

お店のシェフは、Roy's(ロイズ)の総料理長を10年以上勤められた伊波茂勝氏です。



▲こちらが伊波茂勝シェフです




▲フレッシュサーモンとアボガドのポキ




▲チキンソテーのタイカレーソース フルーツサルサ載せ




▲バチマグロのパンフライ アジアンビネグレットソース




▲デザートはカスタードプリン


こちらの料理を、白を基調とした清潔感のある内装の優雅な空間でお楽しみいただきました。

「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:アンリ・ド・ブルソー ブルゴーニュ シャルドネ(フランス産)
このワインが1位を今回獲得するとは思ってもみなかった(ちょっと失礼)です。
今回はニューワールド系で実力派をそろえたつもりでしたが、それらは2位、3位にとどまり、
一番美味しかったワインに選ばれたのは、このフランスのブルゴーニュワインでした。
ブルゴーニュのシャルドネを使った代表といえば、「シャブリ」ですが、
今回はシャブリではなく、ひとつクラスとしては下のシャルドネでした(いわゆる「ACブルゴーニュ」)。
値段も手ごろなこのワインですが、酸味と果実味のバランスが抜群で、
シャルドネファンとしては最高にヒットしたようです。
厚みのあるニューワールドクラスもいいですが、やはり定番ブルゴーニュのシャルドネが皆さんお好みでした。
普段飲み用の辛口白ワインとしては、本当に優れた1本。
和食にも洋食にもどんなお料理にも合わせられるワインです。
フランスの白ワイン「アンリ・ド・ブルソー ブルゴーニュ シャルドネ」の売り場はこちら

2位:ヤルデン・シャルドネ(イスラエル産)
葡萄屋の全体でも売上トップ5に入る「ヤルデン シャルドネ」
ナッツや木樽の香り、フルーティーな香りを満喫できるフレイバーに、
リッチでバランスのとれた果実味が絶妙です。
しっかりとした味わいですが、飲みつかれなく、すいすい入っていくところもこのワインの凄いところ。
お料理と合わせても、1本のワインとしても、どちらでも十分に楽しめるワンランク上の辛口白ワインです。
イスラエルの白ワイン「ヤルデン・シャルドネ」の売り場はこちら

でした。

今回もご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回は、8月6日(土)ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会 を予定しています。
8/6 ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会 ご案内はこちら

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8/6 ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会 参加者募集中です!

2011-07-14 | ワイン試飲会
おはようございます、「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

8月6日は「ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会」を開催します。

今回のイベントは、六本木のギリシャ料理店『スピローズ』さん。



▲暑い夏に涼めるシックな雰囲気です


こちらのお店で、毎年この時期恒例の世界10カ国のスパークリングワインの会を開催します。

スパークリングワインは様々な葡萄品種から作られた白、ロゼ、赤の魅惑的なワイン!
そして産地や醸造法によって大きく味わいが異なります。

フランスのプロヴァンスのヴァカンスワインや、
雑誌「ワイン王国」で三ツ星を獲得したスパークリング!
珍しいポルトガルのトロピカルなスパークリング!
苺の香りが魅力的なロゼスパークリング!
ほんのり甘い真っ赤なスパークリングなど
個性豊かなスパークリングワインが勢揃いです。





この個性的なスパークリングワインとのマリアージュのお相手は「ギリシャ料理」。
都会にいながら本格的なギリシャ料理を味わえるギリシャレストランSPYRO'S「スピローズ」です。
店内は青と白を基調にしたインテリアで、エーゲ海と美しい空の青、そしてギリシャのシンボルともいえる白亜の建物をイメージしています。

ギリシャは、名産のオリーブオイルはもちろんのこと、地中海の魚介類やトマトなど野菜が豊富です。
「スピローズ」では多彩な食材を使い、伝統的なギリシャ料理からモダンなアレンジを
加えた創作料理まで豊富なメニューをそろえております。
今回はギリシャならではの日本では非常に珍しい料理をご用意していただきます。

~メニュー~
◎マリネオリーブの盛合わせ
Assorted Oives Marinated in Olive Oil, Lemon Rind and Spices & Herbs


◎ギリシャ風ピタパン
Pita Bread
ディップは当日のお楽しみです。


◎サガナキ
Saganaki /Pan-seared Halloumi Cheese
キプロス島産 モチッとして歯ごたえのあるハルミチーズの鉄板焼き

◎ユベチ
Yuvechi /Rice-sized-pasta in Beef Stew
米粒パスタのビーフシチュー



▲サガナキ(キプロス島産ハルミチーズの鉄板焼き) です




▲ユベチ(米粒パスタのビーフシチュー) です


日 時:2011年8月6日(土)
時 間:14:30~16:30
場 所:SPYRO'S「スピローズ」
東京都港区六本木3-15-24-2F
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」より徒歩約5分
定員:30名
参加費:お一人様4,900円

内容:葡萄屋が厳選した世界10カ国のスパークリングワインをフリーティスティング形式でお楽しみ頂きます
また本格的なギリシャ料理を味わえるSPYRO'S「 スピローズ」のギリシャ料理をお召し上がりいただきます

ギリシャ料理と世界10カ国のスパークリングワインの会 詳細はこちら

ご参加ご希望の方は
oyama@budouya.jp
までご連絡お待ちしています。
(お名前と参加希望人数を明記でご連絡いただければと思います)

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7/9 世界10カ国の有機ワインと日見シェフ特製のドイツ料理のマリアージュの会 レポート

2011-07-12 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

7月9日(土)は永田町のレストラン「Bitte」さんで、
「世界10カ国の有機ワインと日見シェフ特製のドイツ料理のマリアージュの会」を開催しました。

有機ワインは昨年のこの同じ時期に開催して、約1年ぶりでしたが、
やはり人気が高いテーマであることと、
私としても「美味しい有機ワイン」を少しでも広げてゆきたいという思いから、
今回開催させていただきました。





今回も「世界10カ国」の有機ワインというテーマで、
世界中の美味しい有機ワインを飲んでいただきましたが、
今回のワインは以下の10種類です。

1.エラ・グリッロ オーガニック(イタリア産・白・グリッロ100%)
2."ムーンライト・オーガニックス シュナンブラン&ソーヴィニヨンブラン"(南ア産・白・ソーヴィニヨンブラン、シュナンブラン)
3."セオドラカコス エステート キドニツァ オーガニック"(ギリシャ産・白・キドニツァ、モネンヴァシア、シラプサ)
4.マインクラング ブルゲンランド(オーストリア産・白・GF50%、ヴェルシュリースリング40%、ミュスカ10%)
5.モンティノレ リースリング(アメリカ・オレゴン州産・白・リースリング100%)
6.プリンツ グーツ・リースリング Q.b.A.トロッケン(ドイツ産・白・リースリング100%)
7.ドメーヌ・ミッシェル・トマ サンセール・シレックス(フランス・ロワール地方・白・ソーヴィニヨンブラン100%)
8.タマヤ カルメネール・レゼルバ(チリ産・赤・カルメネール100%)
9.ソルタン ルージュ(チュニジア産・赤・シラー、カリニャン、ムールヴェードル)
10.セイス・デ・アスル・イ・ガランサ(スペイン産・赤・メルロー 60%/カベルネ・ソーヴィニョン 40%)

減農薬のリュットリゾネから、完全無農薬の有機農法で造られたワインまで、
いろいろありますが、有機の「味わい」の特徴は、クリアで透明感のあるところ。
自然に忠実に造られているので当然といえば、当然ですが、
やはり有機の良さは、人工的に造られた農産物とは対岸にある自然の素材をそのまま生かした味わいだと思います。





ですが、正直言って、まだまだ有機ワインで「これ美味しい」と自然にいえるワインは、
有機ワインではないワインに比べて、まだ割合が少ない気がするのは、
我々がそういうワインに慣れているところがあるからかもしれませんが、
その前提で、それでも美味しいワインが有機にはたくさんあるということを、今回のワイン会で伝えられたらというところに
僕のテーマがありました。



▲葡萄屋スタッフがワインをサービスいたします


皆様、美味しそうに飲んでいただいていましたが、それぞれお話を伺い、それが達成できたかなと思う反面、
もう少し国や地域や味わいの傾向など、私も探していかなければとならないなと思うところがたくさんありました。
いろいろとご意見をいただき、本当にありがとうございました。

さて、この有機ワインと合わせて料理は、おなじみBitteの日見シェフの本場仕込みのドイツ料理です。



▲前菜の盛り合わせです




▲自家製ベーコン、アイスヴァイン、ニュルンベルグソーセージです




▲シュペッツェル(ドイツのパスタです)


「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。

1位:マインクラング ブルゲンランド白(オーストリア産) 
有機といえば、いろいろな国で実践していますが、オーストリアのマインクラングという作り手は、
Austlia Bio Garantie、DEMETERの認証で、歴としたビオディナミ農法の実践農家です。
白ワインのグリューナーフェルトリナー、赤ワインはツヴァイゲルトなどいろいろなクラスのワインがありますが、
このブルゲンランドは一番スタンダードなクラスの1本。
クリアな酸、適度な果実味で飲み口が良いという声多数。
有機ワインの「青い感じ」がうまく表現されている点も秀逸で、夏の普段飲み有機ワインとしては最適とのご評価でした。
オーストリアの白ワイン「マインクラング ブルゲンランド白」の売り場はこちら

2位:モンティノレ リースリング(アメリカ・オレゴン州産)
リースリングでもこのワインは辛口。
私は辛口のリースリングは甘さの要素が少しだけ残った辛口が好きで、キリリとしまって、華やかなリースリングが好みですが、
まさにリースリング王国でもあるここオレゴンでも、そういう要素がいっぱい楽しめるワインがこのモンティノレのリースリング。
有機好きはリースリングを外せないと思い、今回も10種類のうち2種が辛口のリースリングを選びびましたが、
今回はドイツのリースリングも人気でしたが、ニューワールドのこちらのリースリングに軍配が上がりました。
アメリカ・オレゴン州の白ワイン「モンティノレ リースリング」の売り場はこちら

でした。

今回もご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回は7月23日(土)常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会 を予定しています。
7/23 常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会 ご案内はこちら

ご参加ご希望の方は
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7/23 常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会 参加者募集中です!

2011-07-04 | ワイン試飲会
おはようございます、「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

7月23日は「常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会」を開催します。

今回のイベントは、原宿(明治神宮前)にある、
最新のハワイ料理を満喫できる話題のレストラン『Flavors 18 Diner』。
明治神宮から5分の隠れ家的ハワイ料理の名店です。



▲店内の様子です


太平洋の真ん中にあるハワイ。ハワイ料理とはハワイ王国からの伝統的な料理や、各国の移民たちが伝えて定着した料理。
ですが、今!話題のハワイで人気の「ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ」をご存知ですか?
魚介を中心とした新鮮な食材を使用し、ヨーロッパ、アメリカ大陸、アジア、オセアニアなど、様々な人種や民族が共存するハワイならではの文化や風土から生み出された、新しいスタイルのオリジナル料理です。



▲夜はゆったりと落ち着いた雰囲気です


オーナーシェフは、Roy's(ロイズ)の総料理長を10年以上も勤められた伊波茂勝氏です。
オーナーシェフ伊波氏の最新のハワイ料理を満喫していただきます。
新鮮なお野菜をたっぷりと使い、素材の風味と香りを楽しめる華やかなハワイ・リージョナル・キュイジーヌ。
白を基調とした清潔感のある内装とハワイアンミュージックが流れるゆったりとした優雅な空間でワイン会を開催します。



▲ハワイ・リージョナル・キュイジーヌをお楽しみ頂きます


~メニュー~
◎前菜 

Salmon and Avocad and Papaya Poke
パパイヤとサーモンとアボガドのポキ

Chicken Sate with Thai Carry Sauce
チキンサテ レッドソース

◎メイン
Fried Ahi with Spicy Asian Vinaigrette
マグロのパンフライ アジアンヴィネグレット

◎デザート



▲ハワイ料理と、世界10カ国の厳選シャルドネでお待ちしています


ワインは世界中で人気の葡萄品種シャルドネを世界10ヶ国飲み比べていただきます。
夏には欠かせないシャルドネ!
世界各国で作られる葡萄品種のシャルドネは、産地や熟成方法により、香りや味わいが華やかに変化します。
フレッシュで爽快なシャルドネから、オーク樽で熟成した濃厚なシャルドネまでじっくりとお楽しみください。

ワイン王国の極上スパークリングで3つ星を獲得したスパークリングワイン、
アカシヤの花や、りんごの香りが楽しめるスロベニアのシャルドネ。
世界最大級のオーガニックワイン展示会で777本の中からみごと金賞を獲得したアルゼンチンのシャルドネ。
デカンターワールドワインアワードでシャルドネ世界一に輝いた南アフリカのシャルドネ。
世界で注目されており、葡萄屋で大人気のイスラエルのシャルドネ。

料理同様、ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸、オセアニアのシャルドネを満喫して戴きます。
スパークリングワインを含めた10ヶ国のシャルドネを並べて試飲できる、白ワイン好きには堪らないワイン会になることと思います。

今やハワイのグルメでは欠かせない「ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ」と世界10ヶ国のシャルドネのマリアージュを真夏の夜に楽しみましょう。

日 時:2011年7月23日(土)時 間:18:00~20:00
場 所:東京 明治神宮前 『Flavors 18 Diner』
    東京メトロ 千代田線・副都心線 明治神宮前駅 徒歩5分
    JR原宿駅 徒歩8分
定員:28名
参加費:お一人様4,900円

内容:ハワイの自然と文化が作り上げたグルメ「ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ」と
葡萄屋が厳選した10種類のシャルドネワインをフリーティスティング形式でお楽しみいただきます。

常夏の楽園ハワイ料理と世界10カ国のシャルドネワインのマリアージュの会詳細はこちら

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6/25 気仙沼フカヒレと世界10カ国10品種のワインのマリアージュの会 レポート

2011-06-29 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

6月25日(土)は西麻布の田村シェフの中華料理店「麻布長江」さんで、
「気仙沼フカヒレと世界10カ国10品種のワインのマリアージュの会」を開催しました。

気仙沼は震災で深刻な被害を受け、その後の状況は周知のとおりですが、
今回、麻布長江さんでご用意いただいたのは、震災前の気仙沼のフカヒレでした。
今後、気仙沼産の流通がわからない状況とのことでしたが、
こちらのヨシキリ鮫のふかひれとタラバ蟹の特製白湯煮込みを、
10種の品種のワインで楽しんでいただくというイベントでした。



▲6月なのにこの暑さ!やはり今回もよく冷やした白を中心のワインをご用意しました




▲麻布長江の田村シェフです


今回のロゼワインは以下のワインでした。

1.シュタット・クレムス グリューナー・フェルリナー(オーストリア 白)
2.モンスーンバレー コロンバール(タイ 白)
3.リンゲンフェルダー ゲヴェルツトラミナー Q.B.A.(ドイツ 白)
4.クルビス ソルタン・ブラン(チュニジア 白)
5.スパイヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド 白)
6.ハーン・エステイツ シャルドネ(カリフォルニア 白)
7.フェテスカ・ネアグラ スペシャル・リザーブ(ルーマニア 赤)
8.マヴルッド(ブルガリア 赤)
9.ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌVV(フランス・ローヌ 赤)
10.ミオーロ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルバ(ブラジル 赤)

そして、今回のお料理はこちらです!



▲鯵の中国黒酢マリネ




▲ミニトマト・蜂蜜レモンゼリー掛け




▲冬虫夏草の花と湯葉・彩り野菜の花椒オイル和え




▲豚足・豚耳テリーヌ・四川香料ソースと粒マスタード添え




▲蒸し鶏のエスニック風味




▲気仙沼ヨシキリ鮫のふかひれとタラバ蟹の特製白湯煮込み 自家製花巻添え




▲黒糖と生姜のデザート


「今日のあなたのNO.1ワインは?」のアンケート結果は以下の通りでした。今回は票が割れました。

1位:ハーン・エステイツ シャルドネ(カリフォルニア産) 
私は、カリフォルニアのシャルドネはニューワールドの辛口白ワインとして大好きなワインですが、
このハーンは樽のかかった果実味系辛口ワインとしては、秀逸な出来で、
堂々一位も納得の結果です。
葡萄屋のワインで同じく人気のヤルデンのシャルドネと同様に、飲みごたえあるボディとエレガントな酸味と樽香が適度にきいていて、
高級ある造りになっています。葡萄屋では大変お求めやすい価格で提供していますので、ぜひ一度お試しください。
カリフォルニア産の白ワイン「ハーン・エステイツ シャルドネ」の売り場はこちら

2位:マヴルッド(ブルガリア産)
なめらかな飲み口のブルガリア産ワイン。
凝縮感ある果実味と適度な酸味が素晴らしい。
フランスなどのテイストと比べて、東欧の少し落ち着きのある飲み口で、
飲んでいて疲れません。
どんな食事とも合わせられるタイプで、ブルガリア特産のマヴルッドという品種を使ったワインです。
ブルガリアでも高級ワインに部類されるこのワインも葡萄屋ではお求めやすい価格で提供しています。
ブルガリアの赤ワイン「マヴルッド」の売り場はこちら

でした。

今回もご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回は7月9日(土)世界10カ国の有機ワインと日見シェフ特製のドイツ料理のマリアージュの会 を予定しています。
7/9 世界10カ国の有機ワインと日見シェフ特製のドイツ料理のマリアージュの会 ご案内

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マルタ共和国のワインセミナーでマルタワインに驚嘆!

2011-06-27 | ワインの仕事
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

6月25日(土)は麻布長江さんでワイン会だったのですが、私は青山で行われた、
「マルタ島のワインセミナー」に足を運んできました。

マルタ島とは、旅行でもあまり日本人になじみのない国かもしれません。
場所は地中海で、イタリア・シチリアのすぐ南に位置する淡路島の半分くらいの島で、
人口は40万人ほどの国ですが、マルタ共和国というEUにも加盟する独立国です。



▲携帯電話から撮影した画像でみずらくてすいません


ワイン造りの歴史はフェニキア人の時代まで遡りますが、
現代のワイン造りの礎が築かれたのは、16世紀前半にマルタ騎士団が、
それまで本拠地にしてきたギリシャのロードス島からイスラム勢力によって追われ、
この島に移ってきた頃とのこと。ここでも修道会がワイン造りを発展させたという訳です。

このマルタ共和国で最大かつ最高峰のワイン造りを1919年から続ける
Marsovin社の4種のワインを試飲。

1)Antonin Blanc 2009 小売価格3800円

2)Amtonin Noir 2008  3800円

3)Cheval Franc 2009  4200円

4)Grand Maitre 2008  11000円



▲上記4のグラン・メートル2008です。ラベルは紙ではなく、スズの合金の板でエンボスされています


どのワインも収穫するワインの場所や剪定からこだわり、
哲学のある素晴らしいワインばかりでした。

香りや味わいは、全体的に深みとコクのあるタイプで、
さすが地中海の高級ワインという感じでした。

上記はすべてカベルネやシャルドネなど国際品種を使ったワインです。

ぜひ葡萄屋のアイテムとしても、考えていきたいワインでした。

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