悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

米作り学習がスタート

2017-04-11 19:06:20 | Weblog
 

 運に恵まれた5年生だ。前日、翌日(今日)が雨。育苗のための特設ビニールハウスは田の端を使うのだが、ここ数日の雨でぬかるんでいる。育苗箱に種を蒔く作業を5年生と一緒に行ったが、もしちょっとでも雨が降ったら中止にすることを考えていた。

 とりかかる前にお米の先生Yさんから米作りの説明があった。種まきまでにYさんが種もみを消毒したり、水に浸したり、さらに前日には発芽を促すために30℃で24時間温めてくれている。

 その種もみを39名全員が参加して、一人1箱ずつの種まきをした。まず育苗箱に土を敷き、その上に種もみを蒔く。そしてその上にさらに種が見えない程度に薄く土をかぶせる。要領よく上手に作業を進める児童もいるが、土を厚くしてしまったり種が重なったりしている箱は、まちづくり協議会や地域のボランテイア人たちが手伝って修正した。

 「稲飯作」という言葉があるように、良い稲が作れれば米作りの半分は成功だと言われている。それだけにこれから1か月の育苗管理が重要で、ビニールハウス内の温度を25度から30度に保つための管理をYさんがしてくれる。

 気温が高くなるとビニールハウス内は50度を超えるようになり、そのままでは苗が枯れてしまうのだという。それだけにその間、Yさんは泊りがけの旅行に行くことはできない。米作りも今年で9年目になるが、今年の担任の先生は何度か米作りに参加されているので、その辺のことをよくご存じだった。

 児童にも影の力が大切なことを説明してくれた。5月9日に田植え、9月20日に稲刈りのスケジュールで、児童が主役の米作りがスタートした。
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