悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

無知を恥じる熊本地震の被害

2017-05-13 19:54:56 | Weblog
 
表層土滑ったり亀裂の入った大観峰

 熊本地震は断層上にあった益城町の家屋倒壊と熊本城の崩壊が話題になっていると思い込んでいたので、被害は限定的だと思っていた。ところが大分から熊本県に入ってその被害の広さに驚いた。

 阿蘇から熊本市に通じる国道が通行できないし、阿蘇山の外周道路を走るだけでも道路が陥没して片側交互通行のところがある。さらに阿蘇五岳を望む大観峰に登ると周辺は表層で滑り落ちていたり、亀裂が入っている。

 一番驚いたのは阿蘇神社で、重要文化財の楼門が全壊して再建の工事が行われていた。また瓦礫は整理されていたが拝殿も倒れたそうで、土台だけ残った空き地になっていた。一見被害がなかったように見える神殿も、柱や壁に被害があというからこれからの工事が必要らしい。

 これで怪我人が出なかったのは、たまたま地震の発生が前兆と言われている4月14日の発生が夜の9時台であったこと、さらに本震の16日が夜中の1時25分だったことが幸いしたのだろう。ともにマグニチュード6.5と7.3、震度は7だったのだから、昼間の参拝客がいる時だったら人的被害も大きかったと思う。一日目の宿泊は熊本県の黒川温泉だったがここでも旅館のすぐ近くで崖崩れがあり、片側しか使えなかった。

 昔ながらの懐かしい温泉地風景に出合えた。浴衣姿で細い旅館街を工芸品やお土産屋を覘きながら歩き、温泉手形をもって他の旅館の温泉巡りをいている姿が旅館のおもてなしの心籠ったサービスと相まって、昔の温泉街を思い出させてくれる。

 山の中にある宿らしく食事も刺身ではなく、山菜などの野菜中心に地元産の牛肉というのもうれしかった。優しい接待に癒される旅だったが、同時に被災地の方々の大変さを改めて感じる旅だった。

 東日本大震災ほどの人的な被害はなかったがそれでも44名の方がなくなっている。復興のお手伝いに観光の役割は大きいと言われているから、次は熊本市側から訪ねてみたい。
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