悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

はがきの名文

2017-09-05 19:16:21 | Weblog
 文章は短いほど難しいと言われます。広報誌で50文字指定の記事を書くことがありますが、文章に深みがないと要点を伝えられません。短い文章の頂点は俳句でしょうが20~200文字という制限で書く、はがきの名文コンクールがあります。

 弟が送ってくれたのはNHK出版の「はがきの名文コンクール~一言の願い、明日への願い」です。毎日600~700文字でブログを書いている私に、もっと考えた文章を書けというアドバイスなのかも分かりません。

 確かに行間から想像を膨らませられる、上手な文章が採用されています。一言の願いは亡くなった両親や兄弟、子どもにあてた作品が多く感動します。パソコンやスマホのメールでは書かないはがきの効用でしょう。

 歳をとったからでしょうが作品に触れて、戦後で貧しかった自分の子ども時代を思い出します。食べるものが不自由だった時代に親はどんな苦労をしたのだろう、母が生きているときにもっと話を聞いておくのだったと悔やみます。

 「明日への願い」でも親子の情愛に感動を受けます。高齢になって運転を続けるか、免許証を返納するかは当人にとって大きな問題ですが、子どもたちは心配しているのですね。事故を起こして人様に迷惑をかけないで欲しいという願いは分かります。

 作品には作者名と年齢が添えられています。まだ若いのに闘病で苦しんでいる人、小さい子どもをなくされた方などもおられるのですが、みなさん前向きに生きているのに感心します。

 無理をして字数を増やすときもある私のブログですが、”報告書”を脱皮して短い文章で思いを伝えられるように研鑽していきます。教えられることの多い書籍でした。
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