第96回全国高校ラグビー大会で3位入賞した県立御所実業高校ラグビー部の報告会が7日、御所市玉手の同校であった。健闘した選手らに、全校生徒約630人が大きな拍手を送った。

 選手らは銅メダルを首にかけて会場の体育館に入場した。岩崎俊哉校長(58)は「花園という最高の舞台で、最高の仲間と最高の結果を残してほしいという思いを果たしてくれた。立派な戦いぶりでした」と話した。生徒会長の谷口竜太君(2年)は「強豪を相手に自分たちのラグビーを発揮し、互角の勝負をした。最後まで諦めず、粘り強くプレーする姿に御所実魂を見せつけられました」とたたえ、大きな拍手が起きた。

 北村将大主将(3年)は1点差で惜敗した準決勝を振り返って悔しさをにじませつつ、「たくさんの応援を頂いたおかげでベスト4という結果を残すことができました。後輩たちが次につなげてくれると信じています」と話した。