今日チビネコを獣医さんに連れて行き、お別れしました。
今年の4月くらいから急激に体重が減少し、左の腎臓に腫瘍が見つかったチビさん。獣医さんに安楽死を提案されたにもかかわらず、それから半年以上生き延びました。
でも11月の終わりくらいから下痢がひどくなり、食べるところからどんどん下しているんじゃないかというような状態になりました。トイレに辿り着くまで持たないのか、それとも便意の感覚を失ったのか、次第に1階の床のあちこちに茶色い液状の便を垂れ流すようになりました。
獣医さんに連れて行くと、猫は痛みを隠すのが上手だから、この子もだいぶ苦しいはず。楽にしてあげるのが一番だと、また安楽死を勧められました。
ただでさえガリガリに痩せていたチビが今や骨と皮の状態になり、これまでだとひょいっと飛び上がっていた暖房のラジエーターの上にも飛び上がれなくなりました。じっとうずくまっていることも多くなり、頭を撫でてやると、私の手のひらの中に顔を埋めてぐったりと動かなくなることも多くなりました。その様子はまるで「もう疲れ切ってしまった」と言っているかのようでした。
ケンが大学の冬休みでうちに帰って来るのを待ち、そんなチビの状態を見た上で、みんなで話し合い、もうチビを楽にしてあげようということになりました。
チビさんの最期の日を私たちが決めてしまっていいのかという気持ちも当日の朝までありましたが。。
ケン、マークと私でチビを獣医さんに連れて行き、「静脈注射で、ゆっくり眠るように亡くなります」と説明されたにもかかわらず、実際に注射が始まると、ものの2秒ほどでチビの頭がガクッと垂れて逝ってしまいました。薬がきつかったのか、それともチビが弱り切っていたのか。。予期せぬ速さの最期には少なからずショックを受けました。
チビには、12年間本当にいろんな思い出をありがとうと感謝する一方で、ペットを飼うとこんな悲しい終わりがあるということも痛感しました。退職したらワンちゃんを飼いたいと思っていたけれど、もう動物は飼えないかも。。