Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

映画 「日本沈没」

2006-07-29 | 映画・観劇




 映画「日本沈没」を見てきた。


 ストーリーは・・・

 日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇《わだつみ6500》のパイロットの 小野寺(草剛)は、
 同僚の結城(及川光博)と共に地球科学博士・田所(豊川悦司)の指揮の下、深海調査に参加。
 その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る。
 総理大臣・山本(石坂浩二)は諸外国に日本国民の受け入れを要請し、
 危機管理担当大臣の鷹森(大地真央)は日本を救う方法を求めて田所を訪ねる。
 そんな中、小野寺は被災現場でハイパーレスキュー隊員の玲子(柴咲コウ)と出会い、
 お互いに心引かれるのだった…。


 日本の地殻の下にもぐりこんだ太平洋プレートが、上部マントルと下部マントルの境界面に急激に沈み込む
 異常現象・・・
 地球温暖化の影響でバクテリアが大量発生してメタンガスを生成し、
 それが潤滑油の動きをして太平洋プレートの沈降は加速度的に引き上げられると田所は予想。
 日本列島各地にある断層帯・活断層がそのエネルギーに耐え切れず割れていくことで日本列島は
 ばらばらになり沈没していく・・・

 33年前の小説とは思えない、明日にでも起こりそうなお話だわ。




 夏休みということもあってか、小さい子供連れの親子、年配の方や若い人たち、色々な世代が見に来ていた。
 話題作とあって人は多かった。
 前に映画になったのが1973年ということで33年前になる。
 私は当然、モノゴコロもついていたけれど、見た記憶はなかった。

 前作は、小林桂樹・丹波哲郎・藤岡弘・いしだあゆみという出演陣・・・まったく記憶がない。

 阪神の震災を経験(私は関西にはいなかったけど)しているから地震後の惨状は見てはいるけど、
 この映画ではそれの何十倍かの悲惨なシーンを見ることになった。



 優美な富士山が・・・



 浮世絵の「赤富士」よりさらに溶岩で赤く染まって不気味。



 京都は清水寺の舞台を残して水没・・・



 大阪は道頓堀のグリコの看板のてっぺんまで水没・・・(画像がないけど)
 六本木ヒルズも見事に傾いてしまっている。



 見ていて、映画でよかった・・・とちょっとホッとしてしまうようなぐらい、現実に起きてもおかしくない災害。
 本当に日本列島全体が沈んでしまうのか?国民は難民となって世界に散らばって、
 いつかまた日本国民として再生することができるのか・・・?
 ちょっと考えさせられてしまった。


 映画の最初のほうから泣けて仕方がなかった。
 草剛と柴崎コウの二人に泣かされ、ミッチー(及川光博)にも石坂浩二にも豊川悦司にも、何度泣かされたか!
 館内あちらこちらで鼻をすする音が聞こえてきたよ。

 渡辺謙の「明日の記憶」でもよかったミッチーはさらにこの映画でもイメージと違うヒゲ面の男っぽさで記憶に残る演技だった。

 草剛もウマイ!
 昨日チョナンカンでピくんに「歌と演技とどちらが好きですか?」質問されて、
 「歌っているのが好き」と答えていた剛くん。
 演技もどんどんがんばってほしいよ。

 大地真央もさすが~という演技!
 でも、非常時にメイクがバッチリというのが?だけど。








        









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