教会で録音が行われている・・・
ピアノを弾くチェハを愛おしそうに見つめるウニョンと、それに気づいて優しい眼差しを彼女に向けるチェハ
そんな二人の様子に耐えかねてフィリップが席を立ち、録音が中断されてしまう
フィリップはチェハに対して怒りの表情で、会議の席でも真っ向からチェハと対立する
彼らの間には大きな溝ができ始めていた
そんなとき、フィリップはチェハとイナを夕食に誘う
チェハはウニョンに「食事の約束があるから、今日はもういいよ」と帰らせるが、
チェハとイナのいるレストランにフィリップはウニョンを連れて現れる
チェハに見せ付けるようにウニョンの世話を焼くフィリップ
ピアノの前に立ったフィリップは、英語でウニョンへの愛を告白する
「僕は最近特別な人に会いました
僕の国を旅していた彼女にハートを奪われました
今夜は彼女に伝えたい・・・あたらいい世界を見せてくれてどうもありがとう!
愛しています・・・」
彼が奏でるピアノの愛の旋律が、チェハとウニョンの罪悪感を深めていく
イナはチェハに二人の恋を応援しようと持ちかけるが、チェハは困惑を隠せない
フィリップに家まで送ってもらったウニョンは
「フィリップの気持ち・・・受け取れません」と言う
「わかっている・・・だけど、待っている」
「それだと会えません、友達でいてください・・・さようなら」といって家に入るウニョン
悲しい表情のフィリップ
チェハもまた、
「ウニョンを愛しているし、見ていてくれるベストフレンドがいる」といった
フィリップの言葉を思い出して苦悩している
11話 前半(8分)
イナはチェハの母チスクを呼び出して三人で買い物に出かける
3人で出かけるところをウニョンに見せ付けるように・・・
チェハ親子が3人で食事をするレストランに偶然現れたフィリップ
「チェハ、これおいしいから食べて」とチェハの皿にお料理をあげるチスク
「ありがとう」
「お前、レコーディングのせいかすっかりやつれたわ
フィリップ、チェハをよろしくね」
「はい・・・」
チェハと目を合わせるものの何か面白くなさそうなフィリップ
フィリップを追いかけて庭で話をするチェハ
「いい加減にしてくれ、僕に言いたいことがあるんだろう?ハッキリ言えよ!」
ため息をつくフィリップ
「これからは僕も自分のことだけ考える・・・
僕には君みたいな才能はない、君の指がうらやましい・・・
でも、君に負けないものが一つある、耳だ!
だから・・・君のマネージャーでいるのは楽しかった
この五年間君のために頑張った、韓国にまで来た・・・
君にとってはただのマネージャーだろうけど・・・」
「バカ言うな!
お前がいてくれたから今の僕があるんだ」
「君は全部持っている!
ファミリー、マザー、ファザー、ピアノ、それに今度は・・・」
「全部他人のもだって言ったらどうする?」
話にならないという表情で笑うフィリップ
「その中の一つでいいからくれよ!一つだけ!」
そういって背中を向けて歩いていくフィリップをただ見送るしかないチェハ
街へ出たチェハは、あのガム売り少年カングのところに来ていた
幼い日の自分に重なるカングに、困ったときには連絡しろといって自分の電話番号をメモして渡した
父の元へ帰ったカングがそのメモを父に渡し「いいカモを見つけたんだ」というと、
父は「そうか、いい子だなお前は」とカングの頭を撫でるのだった
ウニョンは上司からチェハのプライベートをビデオカメラで撮影するよう頼まれる
練習室を訪れたウニョンは早速撮影を開始
照れるチェハを面白がって撮影するウニョン
仕返しとばかりにチェハもウニョンを撮影し始める
「私が映っていたら怒られる~」
「いいよ、このテープはもらっちゃえば」
冗談でピアノを弾くウニョンの手に、そっと自分の手を重ねるチェハ
ドギマギしてチェハを見るウニョン
チェハもウニョンと唇が触れそうな距離にドキッとして・・・
二人の幸せなひとときは突然背後にチスクが現れたことで台無しになってしまう
チェハとウニョンの関係に確信を持ったチスクは、意を決して海苔巻き屋を訪れる
帰ってきたウニョンを喫茶店に連れ出したチスク
ウニョンを送ってきたフィリップがそんな二人を見ている
「どうして急に訪ねてきたか気になるでしょう?」
「はい・・・」
「チェハのマネージャーの仕事、やめてちょうだい」
「それはどういう意味ですか?」
「何か目的があってチェハに近づいたんじゃないの?」
「・・・・・?」
二人のことが気になるフィリップも喫茶店に入って近くの席に座る
「私、辞めるわけにはいきません、大切な仕事なんです、そんな急に言われても・・・」
「辞めるわけにいかないというのは借金のせい?」
「調べたんですか、私のこと・・・」悲しい表情のウニョン
バッグから封筒を差し出すチスク
「たっぷり入れておいたわ、退職金代わりに」
「結構です、受け取る理由がありません」
「妙なプライドに捕らわれていると後悔するわよ
今日のところはまあいいわ
でも、私の忠告、軽く考えないでちょうだい」
そう警告を与えて去っていくチスク
チスクの言葉に傷ついたウニョンをそっと見守るフィリップ
ホテルの入り口で怒った表情で歩いているフィリップを見かけたチェハがあとをついていく
「フィリップ!」
「どけ!殴るぞ!」
「怒っている理由を言え!」
「母親をなんとかしろ」
「どういう意味だ?」
「ママに聞け!
それともう一つ、最近のお前、気に入らないんだ」
ホテルの両親の部屋に来たチェハ
「どうしてなんですか?」
「なんのこと?」
「ウニョンに会いにいったそうですね」
「彼女のことで怒ってるのか?父さんも反対だ!」
「お父さん、僕は彼女を愛しているんです!」
その言葉を聞いたチスクはミョンフンに向かって
「愛している?あなた、聞きました?」
ミョンフンは「あの子は絶対ダメだ!今すぐ別れなさい!」
「どうして?なぜそんなに彼女を嫌うんでか?」
チスクが横から口をはさむ
「住む世界が違いすぎるのよ、うちとは釣り合わないわ
それにあの子はフィリップが好きな人でしょう」
「親友同士でそんな争いはよくないぞ、あきらめなさい!」
何もいえないチェハ、そしてウニョンへの想いをいっそうつのらせる
海苔巻き屋へやってきたチェハは、泣き顔のウニョンを見る
「泣いてたの?」
「違いますよ、最近黄砂がひどくて・・・サングラスをかけたほうがいいかな・・・」
お店でウニョンの母とミジョンと会ったチェハ
気を利かせて外出した二人のいない店で、チェハとウニョンは一緒に海苔巻きを作る
楽しいひとときを過ごした二人・・・
「本当はどうなの?」
「なにが?」
「さっき泣いていただろう?」
「わかっちゃった?」
「黄砂がどうのこうの・・・って、不自然すぎるよ」
涙をためた目のウニョン
「フィリップが来てくれたの・・・どうしたらいい?」
「そろそろ言わないと、コソコソしているのはよくないから」
「そうですね・・・」
ウニョンを抱きしめるチェハ
フィリップの部屋を訪ねるチェハ
お酒を飲んでいたフィリップ
「ハングル習わなきゃよかった、ウニョンの言うことや思っていることを知らないほうがよかった」
なにも言い出せないチェハ
「でもいつかきっと分かり合える・・・ドイツ語か英語かハングルで・・・
きっと分かり合える
言葉を使わなくても通じることがある
韓国が好きだ、つらかったけどいろいろ教わった
大事な人はみんなここにいる・・・マイマザー、ウニョン、そして・・・
マイベストフレンド」
フィリップのそんな言葉を聞いて、ますます何も言えないチェハ・・・
会社から帰宅するウニョンを車で送るチェハ
いったんお店まで帰ってきた二人・・・
「着いちゃった、もうサヨナラか・・・つまんないな」
そう言ったチェハ、ウニョンの手をつかんでまた道を戻る・・・
離れたくない様子の二人・・・
フィリップにすべてを打ち明けるためにオフィスへ向かう決意をしたチェハは
ウニョンの手を両手で握る・・・
その頃会社ではイナがフィリップを誘い出し、チェハのプライベート映像をチェックしていた
しかし、画面に映し出されたのは・・・親密に身を寄せ合うチェハとウニョンの姿
唖然とするイナとフィリップ
そこにチェハが現れて・・・
11話 後半(25分)
チェハとウニョンの関係を知ってしまったフィリップは、親友の裏切りに大ショック・・・
チェハのどうしようもないウニョンへの想い、またウニョンもチェハへの想いを止められない
障壁があるから二人の愛がどんどん深まっていくんだけど、
友情を取り戻したいチェハの表情が切ない・・・
チェハとウニョンの二人のラブラブぶりは微笑ましいけど、
取り巻く人たちとの関係がどんどんつらいものになっていくよ~
つらい恋愛はイヤだね・・・(私にも思い当たるようなことがあったんだなぁ・・・)
カングの父はあのスホ父のジョンテだよ~
この先、またウニョンを苦しめてしまうのか・・・
次回12話の最初にフィリップがチェハを殴るシーンがあって、ソ・ドヨンは頬骨骨折ということに。
そういう事実を知ってそのシーンを見ると、迫力が伝わってくるんだよね。
4月14日の誕生日を病床で迎えないといけなかったドヨン王子のそのシーンは見逃せないよ、
痛そうだけど・・・(痛いってもんじゃないよね、ゴメンナサイ)
コンパクトセレクション 春のワルツDVD-BOXI | |
ソ・ドヨン,ハン・ヒョジュ,ダニエル・ヘニー | |
バップ |
コンパクトセレクション 春のワルツDVD-BOXII | |
ソ・ドヨン,ハン・ヒョジュ,ダニエル・ヘニー | |
バップ |
オリジナル・サウンドトラック「春のワルツ」 | |
TVサントラ,チャン・セヨン,イ・ジス,キム・ヒョンソク | |
ジェネオン・ユニバーサル |
オリジナル・サウンドトラック「春のワルツ」Classic盤 | |
イルマ,パク・ジョンフン,キム・ジョンウォン | |
ジェネオン エンタテインメント |
立場上(ナンの立場か?)、チェハを応援していますが、フィリップのこと好きですよ
映画「Mr.ロビン・・・」早く見たいです!