くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

中学生らしさ

2017-08-05 11:57:04 | Weblog
先週の流れで中学校の思い出話を少々…。

当時私は福島県の田舎にある中学校に通っていました。
そもそも福島県自体が田舎なわけですが、その中では中核都市と言っていいのか、都会でもないし田舎でもない、そんな地域でした。

男子は学ランに学帽、女子はセーラー服。
学校指定の青いナイロン生地のリュックを背負い、サブバックと呼ばれる同じく学校指定の手さげかばんを持つのが基本的な通学スタイルでございます。
制服の胸ポケットには学校名と氏名が印刷されたネームプレートが縫い付けてあり、そんな姿を見た横浜在住の従兄弟に「だせぇ!」と笑われたのを覚えております。

しかし私が住んでいた地域ではそれが「中学生らしい」スタイルだったのです。
そしてこの「中学生らしい」スタイルの最たるものこそ、男子生徒に課された髪型の指定でした。
そう、男子生徒は例外なく丸刈りにしなくてはならなかったのです。
いわゆる坊主頭ですね。

断っておきますが、素行に問題のある生徒が集められた全寮制の学校ではありません。
ごく普通の公立中学校のお話でございます。

手を開いた状態で頭に置いた時に、指と指の間から髪の毛が出るとそれは丸刈りとは認められません。
校則違反となるので早く散髪に行くように先生から命じられます。
従わない場合は「生徒指導室」という部屋に監禁され、首を押さえつけて無理やり丸刈りにされるわけですから、何とも荒っぽい学校でございました。

散髪といっても坊主頭なので、バリカンがあれば家でもできますし、面倒な場合は床屋にいく生徒もいました。
私はほぼ毎回床屋に行っていたと思います。

床屋に行くと、理容師の人も髪型を見れば中学生だとすぐに分かるので、「今日はどんな髪型にしますか?」とは聞いてきません。
「何分刈りにしますか?」と聞いてきます。
「何分(なんぶ)」とは長さのことです。

いまだにこの「何分」の基準はよく分かりません。
んー、でも10分になるともう校則違反を疑われる長さだったと思うので、指の太さを基準にしていたのでしょうか。

おおよその目安は次の通りです。

10分刈り=校則違反
7分刈り=坊主にしてはちょっと長くてオシャレ度高め
5分刈り=ベーシックな坊主
3分刈り=清涼感のある爽やか坊主
1分刈り=何か悪いことをしたのか心配される短さ
5厘刈り=バリカンでできる極限の短さ。懲罰を受けたことが一目でわかる悪者坊主

このように坊主といっても、その長さに応じて様々な意味を表しており、個人のこだわりも反映されてくるわけでございます。
髪は短いけど実に奥が深いですね。

もう少し書きたいことがありますが、長くなってしまったのでこの辺で。
続きはまた来週とさせていただきます。
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