マーサメリーのライブ・レポート

ライブ情報掲載。企画背景や主旨、ライブで感じたことなど一言ライブ日記です。書きたいと思った時に書きます(笑)

Live Report: 2008.9.26(金)Violin依田彩さん

2008年09月28日 | 2008 Live Report
依田彩さんは、november-eleventhのライブでは毎回趣向を凝らし、素敵なミュージシャンをお呼びになります。今回はアルバ奏者、志賀昭裕さんがゲスト出演されました。

1st stageは真っ白の衣装で登場。背がスラッと高く白のパンツルックがよくお似合いです。
依田さんは前回より存在感がさらに増し、初秋らしく大人っぽいアレンジで「My Favorites」を演奏。
味わいのある丸山ももたろうさんのギターが私たちに語ってくるようです。
うっとりしていると、ところがです!丸山さんも志賀さんもトークがなめらかなめらか!音楽もMCも充実したステージとなりました。アルパの志賀さんが、まだ無名だったピアソラが日本に初来日した時に観光案内をしたなどの、意外なエピソードも飛び出し、みんなで感心する場面も。

さて、その志賀さん演奏されるアルパですが、Wikipediaによると、アルパ(arpaまたはharpa)は、スペイン語でハープの意味。日本では特にラテンアメリカのフォルクローレで用いられる民族的な楽器を指すそうです。パラグアイ・ペルー・メキシコなどで演奏されており、特に盛んなのはパラグアイ。別名、ラテンハープ、インディアンハープとも呼ばれるとのこと。
代表曲は「鐘つき鳥 (PAJARO CAMPANA)」「牛乳列車 (TREN LECHERO)」「滝 (CASCADA)」などでこれらは三大名曲と言われ、この三大名曲から「牛乳列車」を演奏して下さいました。
指で機関車のあのシュッシュッポッポッという音から、車輪がぐわんとまわっていく様子をアルパで奏でると、迫力大あり!音も予想以上にフォルテで驚きでした。


演奏はしっとり、トークはおもろく、と言った様子で始まりましたが、実はそれは実力派揃いのミュージシャン達。このままでは終りません。「ルパン3世」「リベルタンゴ」「コーヒールンバ」などバイオリンが唸っていました!
そして、発売したばかりのオリジナル・ニューアルバム「SCAT CAT」からの新作も披露。
猫好きの彼女だけあって、演奏もとっても猫!
彼女の音が猫の声に聞こえます!
そう。猫語を奏でるバイオリンとでも言いましょうか。
アルバム名と同タイトルの「SCAT CAT」「猫のワルツ」など猫好きにとってはたまらない曲ばかりです。
Pops & Stylish Soundというその言葉通りのバイオリン・サウンド。
しっとり&迫力の音楽と楽しいMCに包まれた2ステージ、合計約2時間でした。

さて、以下は私の印象です。
●今回のライブを色で例えると?:黄金
●特に印象に残った曲:「ルパン3世」「猫のワルツ」「フロラシオン」「コーヒールンバ」「光」「牛乳列車」「Gypsy May」

依田彩さんとの10のインタビューはこちらです

2008.9.26(金)
依田 彩LIVE~POP&カジュアル、Stylish Sound 
バイオリン 依田彩
ギター   丸山ももろたろう
パーカッション 赤間慎

ゲスト
アルパ   志賀昭裕

♪Open 6pm
1st 7:30pm
2nd 9:00pm

♪Charge ¥3675(税込)
♪november-eleventhにて


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