南の島からニーハオ!

台湾宣教師ファミリーの日常生活です。2004年に来台、2012年から現地の牧師と協力して、教会開拓をしています!

葬儀

2017-08-10 10:00:03 | 信仰 聖書

私たちが西大寺に滞在しているときに、
桜が丘キリスト教会の牧師、
片山進悟先生が亡くなりました。
68歳という若さでした。

昨年末から具合が悪く、
年が明けて受診したら
すでにすい臓がんの末期だったらしいです。

主がいやしてくださることを期待して、
積極的な治療はなさらず、
普段のご奉仕をこなしながらの闘病生活。
そのうち起きていられる時間が徐々に減り、
先週の木曜日に状態が急変し、
天に召されました。

葬儀の時に先生の略歴が紹介されました。

先生が小学4年生のころ、
「元寇」の絵を見たそうです。

彼はその絵に衝撃を受け、
将来は日本の国を守る人になるのだと
志を抱きます。

そしてその夢は実現し、
海上自衛隊でパイロットとして22年勤務しました。

ところがそんな彼がキリストに出会います。
その回心は明確で、
今まで国のために命を捨てることを厭わなかった彼が、
今度はキリストのために命をかけることになりました。

まずはウィクリフ聖書翻訳協会の技術宣教師になりました。
ご家族と共にアメリカにわたり15年奉仕されます。

彼の願いはパイロットとしての技術を用いて働くことでしたが、
途中、主がその道を閉ざされ、
宣教師達に聖書に基づくビデオの吹替えや
聖書朗読カセットの作り方などを教える奉仕に従事されました。

そんなアメリカでの15年のご奉仕を経て、
今度は日本に帰国されました。
そして2009年から西大寺教会の伝道所、
桜が丘キリスト教会を任され、
牧師としてご奉仕してきたのです。

神学校を卒業していたわけではないので、
正式な牧師の資格があったわけではありません。
長く教会に仕えるためには、
正教師を取得した方がいいと判断されたのでしょう。
意を決して60歳を過ぎてから神学校に行かれます。
週日は神戸の神学校で学び、
週末は岡山の教会に帰って奉仕をするという
二重生活が3年続き、
まずは補教師の資格を取得。
その後3年の準備を経て、
念願の正教師試験を受けるところまで来て、
発病されました。

もちろん無念だったことでしょう。
ずっと先生を支え続けて来られた
奥様や3人のお嬢さんにとっても
本当に悲しい別れだったと思います。

それでも葬儀の席は、
悲しみと絶望ではなく、
むしろ平安と希望に満ちたものでした。

それは、先生の生涯が、
短くはあっても完結されたものだったこと、
先生の存在、生きた証を通して、
すでに多くの人々がキリストに出会い、
励ましを受けて来たからに他ならないでしょう。
本当に、
なんて多くの実を残されていったことでしょう!

人生は長さではない、
どれだけ多くの実を残すが、
どれだけ主の前に忠実に歩むかだと、
葬儀に参列しながら、
自分の肝に銘じたことでした。

ご家族の上に神さまの慰めがありますように。
すべての栄光が主に帰されますように。

祈りつつ

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