神の小屋 予告編
例のごとく古い映画を上映する映画館で、
主人と映画を観てきました。
中国語では「心靈的小屋」
英語では"The shack"
日本語では「神の小屋」という映画。
5月ごろにはこちらで
上映されているのは知っていたのですが、
その時には機会を逸してしまったので、
今回見られてよかった~!
いろいろキリスト教界では物議を呼んだ映画だそうですが、
CSルイス的なファンタジーを通して、
ある信仰のテーマについて語っているという点では、
とてもいい映画だと思いました。
でも、聖書に親しみのない
クリスチャンではない日本人が観ても、
よく分からないだろうし、
三位一体の神さまを擬人化しているあたりから、
いろいろ誤解を招く危険性はあるかな~?
この映画では、
子どものころに父親の暴力の中で育った主人公が、
自分の最愛の娘を凶悪犯に誘拐され殺されます。
主人公は心の痛み、憎しみ、自責の念の中に落ち込み、
そこから這い上がることができません。
そんな彼のところに一通の手紙が。
彼はその招きに応じて、
かつて娘が殺された小屋に向かいます。
そこで彼が出会ったのは、
三位一体(父子聖霊)の神でした。
そのあたたかい愛の交わりの中で、
彼は次第にいやされていきます。
そして裁きを神に預けること、
赦すこと、
(虐待した父を、自分を、凶悪犯さえも)
天国の希望を持つこと
神と和解することを学んでいくのです。
原作者のウィリアム・ポール・ヤングが、
もともと自分の子どもたちのために
書いた物語だと聞くと、
ああ、なるほどと思う
何とも温かい後味の映画でした。
いい時間を過ごしました。
そしてその夜は、二回にわたって
それぞれ約一時間ほどの停電がありました。
停電になると、
何にもできないので、
主人は映画のあらすじを事細かに
娘たちにもシェアしてくれました。
暗闇の中だったので臨場感はあるし、
主人の語りは、プロ級にうまいのです!
というわけで、
夜もいい時間が過ごせました。
感謝主!!