オートバイ・・・

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ボルトぶっこわれ祭

2007年03月10日 | オートバイ ツーリング編
クラッチワイヤーケーブルのアジャストボルトが折れていたので交換します。
また、バルブタイミングの調整のついでに行った、ヘッドカバーとパルシングカバーの再塗装。
それらの組付けを行いますが、アホらしいハプニングが発生いたしました。


~チョークワイヤーケーブル交換~

 これは簡単です。古いケーブルを外す前に、それに沿わせて新しいケーブルを取り回します。その後、古いケーブルを取り外し、新しいケーブルを取り付けます。
 古いケーブルは、写真のようにアジャストする部分でポッキリと折れちゃっていました。ワイヤーは切れておらず、まだチョークも引けるのですが、こんな状態だと、ワイヤーがいつ切れてしまってもおかしくありません。おそらく前のオーナーがバーハン化した時にロングタイプに交換していなかったのでしょう。
 ということで、今回新しく装着したのはロングタイプのチョークワイヤーケーブル。ノーマルの長さでもなんとか届くと思うけど、ハンドルを切った時などに無理な力がかかりそうなので、ジャストな長さのものに交換しました。交換後、ワイヤーの動きは見違えるほどスムーズになり、チョークレバーを引いて手を離すと自動で戻っていくようになりました。



~ヘッドカバー組み~

 塗装が完了して綺麗になったヘッドカバーを取り付けます。ガスケット類を忘れずに取り付け液体ガスケットもちゃんと塗って、さあカバーボルトを締めましょうとトルクレンチで締めていきます。規定トルクに合わせて締め込んでいったつもりなのですが、一向にトルクレンチの頭が折れません。たかだか1キロほどの締め付けトルクなのに、なぜ。恐ろしくなって、一回緩めようとしたら、ボルトが折れちゃいました♪

 トルクレンチ、その後調べてみたら正常。カチッと頭が折れたことに気付かなかったよう。トルクが弱いほど、カチッという感覚も弱くなるのです。

いやぁ、折れるまで締め付けるか。
さすがにアホだなと思いました。


~折れたボルトの救出~

 簡単な作業がとても面倒なことになりました。折れたボルトを復元するアイテムなんか持っているはずもなく、カワサキから取り寄せなければなりません。また、埋まっているカバーボルトの折れた先を救出してやらなくては、この先どうすることもできません。

 ひとまず折れたボルトを救出してやりましょう。カムチェーン隣のIN側カムシャフトキャップをバラして、それに埋まっているボルトの残骸を頑張って取り除きます。

 ドリルを使って慎重に抜きにかかり、無事に取ることができました。その時に出てきた、カムシャフトキャップに付いている削り片は、オイルでフラッシングしてきれいに取り除いておかないと、後でエンジンかけた時にえらいことになりそうなので丹念に除去しました。


その後、ヘッドカバーボルトを注文しました。
到着まではバイク乗車はお預けです・・・。



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