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朝原寺跡(蛇谷南尾根ルート)

2006-06-28 17:52:04 | 登山道
                          (ブログ目次へ)

百百川北流をつくる蛇谷の南側の尾根を辿って朝原寺跡へ至るルートです。迷いやすいとか難しいルートでは有りません。
下記の地図は、できるだけ写真と対応させていますので見比べてご利用下さい。
(現行の市販地図の紹介ルートは主要部の大半が不適切なので参照しないようにするか、間違いを把握されてから利用されるとをお勧めします。

蛇谷南尾根 雑な市販地図の描画 クリックすると大きく表示されます

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」
市販地図は他のルートにも頻繁に見られることですが、廃道となった国土地理院の黒線を登山道として塗り絵している為とんでもないところへ誘導しています。

山麓線からクヌギ林の尾根までの地図(続きは山田ルートを参照下さい)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」

山麓線から入る場合

山麓線からはこの辺から入ります。右に携帯会社のアンテナが見えています。これも重要な手がかりです。

この分岐地点へは小殿からだと高木神社を経由し西北西方向へ抜けて来られます。

蛇谷ルート入り口(クリックすると大きくなります)

この入り口からは山道の入口階段も見通せますので、そこまで迷う心配は皆無です。

入り口階段の手前

右側から、埋設防火水槽(山田ルート)からの枝道が合流してきます。

登山道専用入り口の階段

特徴的のある階段なので他と間違う可能性は有りません。
もし階段を行き過ぎるとこんな景色

     すぐ右に堰堤(クリックすると大きく)
     
     この堰堤の反対側は山田ルートです。

     工事中の空間(クリックすると大きく)
     
     ・百百川北流を遡上すると西奥にあるダムを経由して南、西へと
      曲がり蛇谷に至ります。(写真に水色の線で記入)
     ・市販地図のルートはこの直前を右の谷筋から左手前の支尾根に
      向かって横切っているように見えます。
     (以前からこの位置に道はなかったように思うのですが。)

階段からいよいよ山へ入る

この階段は山道へ入るため専用でしょうかね。入り口から20Mくらいは下草が生えやすく、「本当にこれ?」とルート中ここだけが若干不安を覚える場所です。足下に気をつけて進入します。

支尾根からの景色

階段から30Mばかり高度を稼ぐと、北側に工事中の景色が見える南向きの支尾根にのります。

もうすぐ稜線

支尾根を南に100M行き、更に西向きに30~40Mの急斜面を登り切ると南向き稜線に乗ります。
ここから、しばらく右下の蛇谷を常に意識しながら稜線ルートを辿ることになります。

もうすぐピーク

極めて緩やかな稜線。最初は南向きから西向きにカーブしていくと小ピーク(330M弱)を通過します。

ピークから蛇谷ダムが見える

ピークから北側を見下ろすと工事中のダムらきものが遠くに見えます。

谷を右に見て

谷を右に見ながら西へほぼ水平か下り気味に踏み跡を辿ると、右手の蛇谷が高度を上げてきて沢に至ります。(地図と見比べてください)

赤く染まった石積み堰堤


沢を渡る(クリックすると大きくなります)

赤く染まった石積みの堰堤を越えたところで、踏み跡は沢を横切ります。
ここはテープなどの目印が多いので見逃す恐れは殆ど有りません。
沢を渡り、北側の尾根へジグザグ道を一気に40M(高度)登ると西向き稜線に出ます。
(市販地図では沢を更に200M近く遡るように書かれていますが決して従ってはいけません

稜線曲がり角のクヌギ

西向きの稜線に乗る曲がり角に張り出すクヌギ。
ここからしばらくは左側が開けた明るいルートです。U字状の道には落ち葉がぎっしり。
距離にして140M位で、右から山田ルートが合流してきます。

両ルートの合流地点

上記写真は、二つのルートの合流点を上から写しています。

これ以降の情報は、山田ルート関屋道を参照下さい。

注:蛇谷南尾根ルートまでの交通手段
  コミュニティバス南行きでは名柄または南郷が最寄り(南郷からは70M下りです)。
  コミュニティバス北行きは南郷または増が最寄りです。
  奈良交通バスは小殿が最寄りです。

注:山抜けのある場所に蛇の名が付けられる事があります。
  蛇谷の名もそれかも知れません。長いものが特に多そうな印象は受けていません。




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朝原寺跡道 (まね歩き登山者)
2007-11-12 09:01:36
>(現行の市販地図の紹介ルートは主要部の大半が不適切なので参照しないようにするか、間違いを把握されてから利用されるとをお勧めします。)

この表現は皆さんの品格を疑います。

その道は一本道で、迷うことなど考えませんし、ありえないと思いました。
確か、川を渡った後の坂の勾配や角度が、地図は少し問題かな、後でそう思った程度でした。騒ぎすぎですね。

中傷は会長さんはじめ、会の品格を落とします。
問題があれば、昭文社か執筆者に言うようにしましょう。
返信する
一本道は (かんりにん)
2007-11-12 10:48:34
>その道は一本道で、迷うことなど考えませんし、ありえないと思いました。

防火水槽の広場から入れば一本道でといっても良いかも
しかし市販地図は違っているのです。現地踏査しましたからね。
あなたは道を見てその地図を読まなかったから無事だったんですよ。
幸運でしたね。
返信する
意見交換をしませんか (かんりにん)
2007-11-12 18:03:39
まね歩き登山者さま

先週来、
・登山道情報掲示板で、(いが大文字の)おやずい様
・まりと山歩る記掲示板では ギャグおかん様、岩湧山ファン様、
・勝手ブログでは まね歩き登山者さま

が、色々な書き込みをされています。
書き込まれる方にはそれなりの事情が有るのかもしれませんが、書き込まれる側は迷惑しています。

この際、顔を合わせて意見交換をしませんか
どこかの土曜か日曜で日程調整してはどうでしょう
オブザーバーもいる方がいいでしょうね。
了解いただければ、日程調整のwebソフトを立ち上げます。
この件は、勝手ブログ管理人とまりと山歩る記管理人とで相談したものです。
返信する